「勇者と魔王っと」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

勇者と魔王っと」(2010/10/20 (水) 07:01:11) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

勇者と魔王っと 魔王「おお勇者よ、あなたはなぜ勇者なのか……あなたがその名を、その職を捨ててくれるな(ら)」 勇者「ここか魔王!!」 魔王「おお、勇者!なぜこの城に!?」 勇者「やっと会えたな。貴様の根城を知ることに幾年を費やしたか……」 魔王「わしのために、登ってきたというのか?この高い塀を?茨の生い茂る道を?    下にはわしの部下どももいて、危険だったろうに」 勇者「蔓延るけだもの達は、この聖なる剣が切り裂いた。残すは魔王、貴様のみだ!    貴様に虐げられた人々の痛み、苦しみ、悲しみ!身を持って味わうがいい!」 魔王「他の者達など関係ない!わしとお前の気持ちが、すべて、この思いがすべて!」 勇者「……そうだ。言い訳だ。奇麗事だ。    故郷を焼き払われ、母を、兄弟を、友を奪われたあの日から    私は貴様への憎しみだけでここまで来た。貴様への憎しみだけで生きてきた!」 魔王「わしだけを……わしだけを見ていたというのか?」 勇者「そうだ、私は……私の存在理由は貴様を今ここで、地に屠ること!!」 魔王「そんな熱い目で見るでない……頬が熱くて、何を言っているのやら、わからなくなる……」 勇者「この憎しみで正義の炎を失おうとも、勇者の名を汚し貴様と同じものになろうと、構わない!」 魔王「同じもの……一心同体? なっ、そ、そんなまだ早いではないかっ……」 勇者「問答無用!今こそ、貴様の体を我が剣で貫いてみせよう!いくぞ魔王!」 魔王「アッー!!」
勇者と魔王っと 魔王「おお勇者よ、あなたはなぜ勇者なのか……あなたがその名を、その職を捨ててくれるな(ら)」 勇者「ここか魔王!!」 魔王「おお、勇者!なぜこの城に!?」 勇者「やっと会えたな。貴様の根城を知ることに幾年を費やしたか……」 魔王「わしのために、登ってきたというのか?この高い塀を?茨の生い茂る道を?    下にはわしの部下どももいて、危険だったろうに」 勇者「蔓延るけだもの達は、この聖なる剣が切り裂いた。残すは魔王、貴様のみだ!    貴様に虐げられた人々の痛み、苦しみ、悲しみ!身を持って味わうがいい!」 魔王「他の者達など関係ない!わしとお前の気持ちが、すべて、この思いがすべて!」 勇者「……そうだ。言い訳だ。奇麗事だ。    故郷を焼き払われ、母を、兄弟を、友を奪われたあの日から    私は貴様への憎しみだけでここまで来た。貴様への憎しみだけで生きてきた!」 魔王「わしだけを……わしだけを見ていたというのか?」 勇者「そうだ、私は……私の存在理由は貴様を今ここで、地に屠ること!!」 魔王「そんな熱い目で見るでない……頬が熱くて、何を言っているのやら、わからなくなる……」 勇者「この憎しみで正義の炎を失おうとも、勇者の名を汚し貴様と同じものになろうと、構わない!」 魔王「同じもの……一心同体? なっ、そ、そんなまだ早いではないかっ……」 勇者「問答無用!今こそ、貴様の体を我が剣で貫いてみせよう!いくぞ魔王!」 魔王「アッー!!」

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: