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学園戦隊セイトカイジャー」(2010/10/22 (金) 07:23:29) の最新版変更点

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学園戦隊セイトカイジャー! ・先生♂ ・佐藤♂ ・島崎♂ ・桃瀬♀ (教室) 先生1「えーそれでは、本日より新学期が始まります。    皆、気持ちを切り替え、身を引き締めて学校生活を勤しむように。    ……ではー、皆の間でも話題となっていたようだが    本日よりクラスの一員となる転校生を紹介したいと思う。    フフフフ、しかし諸君らの期待には応えんぞー?美少女なんてやってくるか!    男だぞー?日本人だぞー?しかも容姿は十人並みだー。    どうだー?心が折れただろーう?フーッフフフフ……」 佐藤1(うちの担任、やっぱり変わってるよな……) 先生2「おーい、入ってきなさい。では、紹介しよう。彼が転校生の山田」 島崎1「おはよう諸君!!」 先生3「な!? お、お前は!」 佐藤2(この人が転校生?……にしては老けてね?) 島崎2「くんくんくん……におうぞ、におうぞ、におうぞぉおー……」 佐藤3(におうって何?) 島崎3「ククク、やはりこの教室だったか」 先生4「島崎!三年もホームルーム中だろう、教室に戻りなさい!」 島崎4「シッ!……今の俺は三年B組出席番号12番島崎秀人ではない、レッドと呼べ!」 先生5「なん……だと!?」 佐藤4(レッドで通じるのか?) 島崎5「この匂い……我らが待ち望んだ奴がいるぞ、ブルー!」 先生6「その名で呼ぶな……今はまだ早い」 佐藤5(どう早いんだよ、ていうか先生ブルー?) 島崎6「おっと、まだ授業中だったな……」 佐藤6(お前もな) 島崎7「だが忘れるな。このクラスに我らが待ち望んだニューメンバー【草食系ツッコミ男子】がいるということを!    奴は今この瞬間にも、我々にツッコミを入れているはずだ……心の中で!」 先生7「おお……!」 佐藤7(ツッコミ?って、まさか) 島崎8「歓迎するぞ、ニューメンバー!」 佐藤8「俺ぇぇ―――――!?」 (放課後) 佐藤 9「失礼しまーす……」 島崎 9「おおニューメンバー、よくぞ来た!!入れ入れ!」 佐藤10「部活があるので手短にお願いします」 島崎10「ニューメンバーは文芸部だったな?安心しろ、転部届けは提出済だ!」 佐藤11「ちょっ、何やってるんですか!?勝手に……」 島崎11「ニューメンバーよ、我々の一員として加わるのだろう?この生徒会の一員となるのだろう!    この学園は委員会及び部活動の兼任は許可されていないのだ」 佐藤12「生徒会だったんですか!?」 島崎12「その通り。故に、転部届けも……この通り!受理済だ!」 佐藤13「やめてくださいよ!生徒会なんて入る気ありません!」 島崎13「ははは、嘘をつくな!興味がないなら、なぜここまで来た?興味があるのだろう?なあ?」 佐藤14「それは……」 先生 8「レッドよ、私が彼に頼んだのだ。【来ーなかったら内申つーぶすー】……とな」 佐藤15「脅迫ですよ……先生、変人だけどそういうキャラじゃなかったのに」 島崎14「はっはっは!同士ブルーはその名を呼べば、冷酷無比な傑物へと進化を遂げるのだ」 佐藤16「は?」 島崎15「ニューメンバーよ、彼の名前を知っているか?」 佐藤17「青木先生ですよね?だからブルーですか?」 島崎16「俺が聞いているのは名前だ」 佐藤18「名前は……知りませんけど」 島崎17「彼の名は青木さかな」 佐藤19「あおき……さかな……?」 島崎18「怪訝な顔をしたな。そう、彼はいつもその視線に晒されていた。    自分の名を考えるたびに父母を、そして周りの人間達を恨んだ。恨みぬいた。わかるか?ニューメンバー」 佐藤20「俺、佐藤です」 島崎19「ニューメンバーよ、ここでは俗世界の名は忘れろ。    俺はレッド、彼はブルー、そして貴様はニューメンバー。それでいいじゃないか」 佐藤21「よくねーよ」 先生 9「佐藤……いや新しき同士よ。遠慮せず、私をブルー、もしくはさかな先生と呼ぶがいい。    私はどこにいようと憎悪の目を輝かせ、諸君らの呼び声に応えるだろう。    冷酷無比のセイトカイジャー・ブルーとして!」 佐藤22「誰が呼ぶか」 桃瀬 1「さかな先生!大変です!」 佐藤23「呼んでるよこの子……」 島崎20「ピンク!何があった!?」 桃瀬 2「暗黒軍から脅迫状が。   【生徒を人質にした、返してほしくば、セイトカイジャーを差し出せ】とあります」 島崎21「なんだと!生徒の特定は?」 桃瀬 3「完了しています。二年A組の山田三郎、彼は他校より本日転校して来たはずですが、    今日は一時限も授業に参加していません」」 先生10「山田が……私のクラスの生徒を狙うとは、暗黒軍め、卑劣なマネを!」 佐藤24「その前に不在に気付けよ」 島崎22「セイトカイジャーを差し出せ、か……どうも抽象的だな」 桃瀬 4「もしかすると、我々の規模を把握していないのでは?」 先生11「多分そうだろう。我らセイトカイジャーは数百名の規模で存在している」 佐藤25「そうなんですか?」 先生12「我々を根絶やしにする気なら、学園まるごと火でも放ったほうが建設的だ」 佐藤26「先生の発想が怖いです」 桃瀬 5「ということは……暗黒軍は、セイトカイジャーが少数だと仮定している……?」 島崎23「あるいは、個人名だと認識しているか、な。人質一人が数名の交換にあたいするとは考えがたい」 桃瀬 6「たしかに……炯眼(けいがん)です、レッド先輩」 佐藤27「なんだ、意外と真面目な戦隊なのか……いや違うだろおかしいだろ、生徒会だぞ、ここ」 桃瀬 7「あの……この方、どなたですか?さっきから一人でブツブツ言ってますけど」 島崎24「同士ピンクよ、彼は我々のニューメンバー。    我々数百名の中に存在しなかったジャンル、【草食系ツッコミ男子】だ!」 桃瀬 8「えっ……私の記憶違いでなければ、先日レッド先輩の紹介で入隊した、坂も…同士グリーンが   【草食系ツッコミ男子】ではありませんでしたか?」 島崎25「えっ……だっけ?」 先生13「【頭脳記憶系女子】の同士ピンクが言うならば間違いなかろう」 佐藤28「えっ、それじゃ俺、お役御免ですか?」 島崎26「うむ。我ら生徒会は、悪の他、経費計上とも戦っている。君には申し訳ないが、除隊処分……」 先生14「待てレッドよ。ニューメンバーは、既に入隊済なのか?」 島崎27「もちろんだブルー!このセイトカイジャー・レッド、生徒会の長としての役目もまっとうしている!」 桃瀬 9「じゃあ、彼も……セイトカイジャーなんですね?」 島崎28「ああ……ああ?」 佐藤29「……あの、まさか」 島崎29「ニューメンバーよ……新しき名をつけることなく別れること、至極残念だ。    しかしお前もセイトカイジャーならば!…わかるな?」 佐藤30「わかりませんよ!俺、帰りますから!」 島崎30「とりおさえろブルー!」 先生15「うぉぉぉぉぉ!!その名前ウケるーとか言うなぁぁぁぁぁぁ!!!」 佐藤31「言ってねえええええ!!嫌だぁぁぁぁはなせぇぇぇぇ!!!」 桃瀬10「――こうして学園の平和は守られたのです。一人の尊い命を犠牲にして……」 佐藤32「ころさないでぇぇぇ!!!」
学園戦隊セイトカイジャー! ・先生♂ ・佐藤♂ ・島崎♂ ・桃瀬♀ (教室) 先生1「えーそれでは、本日より新学期が始まります。    皆、気持ちを切り替え、身を引き締めて学校生活を勤しむように。    ……ではー、皆の間でも話題となっていたようだが    本日よりクラスの一員となる転校生を紹介したいと思う。    フフフフ、しかし諸君らの期待には応えんぞー?美少女なんてやってくるか!    男だぞー?日本人だぞー?しかも容姿は十人並みだー。    どうだー?心が折れただろーう?フーッフフフフ……」 佐藤1(うちの担任、やっぱり変わってるよな……) 先生2「おーい、入ってきなさい。では、紹介しよう。彼が転校生の山田」 島崎1「おはよう諸君!!」 先生3「な!? お、お前は!」 佐藤2(この人が転校生?……にしては老けてね?) 島崎2「くんくんくん……におうぞ、におうぞ、におうぞぉおー……」 佐藤3(におうって何?) 島崎3「ククク、やはりこの教室だったか」 先生4「島崎!三年もホームルーム中だろう、教室に戻りなさい!」 島崎4「シッ!……今の俺は三年B組出席番号12番島崎秀人ではない、レッドと呼べ!」 先生5「なん……だと!?」 佐藤4(レッドで通じるのか?) 島崎5「この匂い……我らが待ち望んだ奴がいるぞ、ブルー!」 先生6「その名で呼ぶな……今はまだ早い」 佐藤5(どう早いんだよ、ていうか先生ブルー?) 島崎6「おっと、まだ授業中だったな……」 佐藤6(お前もな) 島崎7「だが忘れるな。このクラスに我らが待ち望んだニューメンバー【草食系ツッコミ男子】がいるということを!    奴は今この瞬間にも、我々にツッコミを入れているはずだ……心の中で!」 先生7「おお……!」 佐藤7(ツッコミ?って、まさか) 島崎8「歓迎するぞ、ニューメンバー!」 佐藤8「俺ぇぇ―――――!?」 (放課後) 佐藤 9「失礼しまーす……」 島崎 9「おおニューメンバー、よくぞ来た!!入れ入れ!」 佐藤10「部活があるので手短にお願いします」 島崎10「ニューメンバーは文芸部だったな?安心しろ、転部届けは提出済だ!」 佐藤11「ちょっ、何やってるんですか!?勝手に……」 島崎11「ニューメンバーよ、我々の一員として加わるのだろう?この生徒会の一員となるのだろう!    この学園は委員会及び部活動の兼任は許可されていないのだ」 佐藤12「生徒会だったんですか!?」 島崎12「その通り。故に、転部届けも……この通り!受理済だ!」 佐藤13「やめてくださいよ!生徒会なんて入る気ありません!」 島崎13「ははは、嘘をつくな!興味がないなら、なぜここまで来た?興味があるのだろう?なあ?」 佐藤14「それは……」 先生 8「レッドよ、私が彼に頼んだのだ。【来ーなかったら内申つーぶすー】……とな」 佐藤15「脅迫ですよ……先生、変人だけどそういうキャラじゃなかったのに」 島崎14「はっはっは!同士ブルーはその名を呼べば、冷酷無比な傑物へと進化を遂げるのだ」 佐藤16「は?」 島崎15「ニューメンバーよ、彼の名前を知っているか?」 佐藤17「青木先生ですよね?だからブルーですか?」 島崎16「俺が聞いているのは名前だ」 佐藤18「名前は……知りませんけど」 島崎17「彼の名は青木さかな」 佐藤19「あおき……さかな……?」 島崎18「怪訝な顔をしたな。そう、彼はいつもその視線に晒されていた。    自分の名を考えるたびに父母を、そして周りの人間達を恨んだ。恨みぬいた。わかるか?ニューメンバー」 佐藤20「俺、佐藤です」 島崎19「ニューメンバーよ、ここでは俗世界の名は忘れろ。    俺はレッド、彼はブルー、そして貴様はニューメンバー。それでいいじゃないか」 佐藤21「よくねーよ」 先生 9「佐藤……いや新しき同士よ。遠慮せず、私をブルー、もしくはさかな先生と呼ぶがいい。    私はどこにいようと憎悪の目を輝かせ、諸君らの呼び声に応えるだろう。    冷酷無比のセイトカイジャー・ブルーとして!」 佐藤22「誰が呼ぶか」 桃瀬 1「さかな先生!大変です!」 佐藤23「呼んでるよこの子……」 島崎20「ピンク!何があった!?」 桃瀬 2「暗黒軍から脅迫状が。   【生徒を人質にした、返してほしくば、セイトカイジャーを差し出せ】とあります」 島崎21「なんだと!生徒の特定は?」 桃瀬 3「完了しています。二年A組の山田三郎、彼は他校より本日転校して来たはずですが、今日は一時限も授業に参加していません」 先生10「山田が……私のクラスの生徒を狙うとは、暗黒軍め、卑劣なマネを!」 佐藤24「その前に不在に気付けよ」 島崎22「セイトカイジャーを差し出せ、か……どうも抽象的だな」 桃瀬 4「もしかすると、我々の規模を把握していないのでは?」 先生11「多分そうだろう。我らセイトカイジャーは数百名の規模で存在している」 佐藤25「そうなんですか?」 先生12「我々を根絶やしにする気なら、学園まるごと火でも放ったほうが建設的だ」 佐藤26「先生の発想が怖いです」 桃瀬 5「ということは……暗黒軍は、セイトカイジャーが少数だと仮定している……?」 島崎23「あるいは、個人名だと認識しているか、な。人質一人が数名の交換にあたいするとは考えがたい」 桃瀬 6「たしかに……炯眼(けいがん)です、レッド先輩」 佐藤27「なんだ、意外と真面目な戦隊なのか……いや違うだろおかしいだろ、生徒会だぞ、ここ」 桃瀬 7「あの……この方、どなたですか?さっきから一人でブツブツ言ってますけど」 島崎24「同士ピンクよ、彼は我々のニューメンバー。    我々数百名の中に存在しなかったジャンル、【草食系ツッコミ男子】だ!」 桃瀬 8「えっ……私の記憶違いでなければ、先日レッド先輩の紹介で入隊した、坂も…同士グリーンが【草食系ツッコミ男子】ではありませんでしたか?」 島崎25「えっ……だっけ?」 先生13「【頭脳記憶系女子】の同士ピンクが言うならば間違いなかろう」 佐藤28「えっ、それじゃ俺、お役御免ですか?」 島崎26「うむ。我ら生徒会は、悪の他、経費計上とも戦っている。君には申し訳ないが、除隊処分……」 先生14「待てレッドよ。ニューメンバーは、既に入隊済なのか?」 島崎27「もちろんだブルー!このセイトカイジャー・レッド、生徒会の長としての役目もまっとうしている!」 桃瀬 9「じゃあ、彼も……セイトカイジャーなんですね?」 島崎28「ああ……ああ?」 佐藤29「……あの、まさか」 島崎29「ニューメンバーよ……新しき名をつけることなく別れること、至極残念だ。    しかしお前もセイトカイジャーならば!…わかるな?」 佐藤30「わかりませんよ!俺、帰りますから!」 島崎30「とりおさえろブルー!」 先生15「うぉぉぉぉぉ!!その名前ウケるーとか言うなぁぁぁぁぁぁ!!!」 佐藤31「言ってねえええええ!!嫌だぁぁぁぁはなせぇぇぇぇ!!!」 桃瀬10「――こうして学園の平和は守られたのです。一人の尊い命を犠牲にして……」 佐藤32「ころさないでぇぇぇ!!!」

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