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**ミッドナイト・マッパー ジャンル:スタイリッシュ全裸アクション 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI 裸:スタイリッシュな全裸。男ですよ? 男:なんか悪党。 女:全方位被害者。 ナレーション:お好きにどうぞ。 ナ01「――人間社会は、経済活動によって成り立っている。    それ故に社会を大恐慌が襲った時、その社会は無様に崩壊する」 女01「やだっ、やめて……離してッ!」 男01「悪いんだが、そういうわけにゃいかないんだ」 ナ02「世には犯罪が満ち溢れ、今宵も外道の花が咲く。    弱き声が助けを求めて叫び、強き声はそれを踏み躙って笑いを響かせる」 女02「(悲鳴)」 男02「ハッ、そんな声出したって、誰も助けに来やしないさ!」 ナ03「世界は腐っていた。    外道の花は、爛熟した悪の実をつける」 女03「(泣きながら悲鳴)」 男03「そんじゃあ、ちょっと一緒に来てもらいましょうかねェーッ!」 ナ04「――だが。悪の実を摘み取る正義が、この世界には確かにいた」 裸01「そこまでにしておけ、腐れ外道」 男04「アァン……?」 ナ05「女を襲っていた外道は、後ろからの声に振り向いた。    あまりにも強く、朗々と響く清浄なる声の持ち主は――」 男05「な、なんだお前は、ってか本当になんだ!? なんで――全裸なんだ!?」 裸02「たとえ悪党が相手であろうとも、俺は裸でぶつかりたい。――そんな意思の表明としての全裸だ」 男06「馬鹿だろお前!? っていうか馬鹿だろ!? つーか現時点、お前も俺と同じぐらいの悪党だろ!?」 裸03「俺が悪党だと……? ふっ、馬鹿も休み休み言え」 男07「お前が休めよ!? 法律にあるだろ、猥褻物陳列罪とか!」 裸04「芸術と猥褻を一緒にしないでもらいたい」 男08「テメェの裸が芸術なわけあるかー!? 少しは隠せ! その股間のビッグマグナムを!!」 裸05「ふっ、随分とはしゃいでいるが……そんな余裕はあるのか?」 男09「ンなっ……!?」 ナ06「男の正面、全裸の姿がかき消える。    見えたと思った時には、既に全裸が懐に飛び込んでいた」 裸06「せァッ!!」 SE:打撃 男10「ぐあっ!?」 裸07「愚かな……考えてもみろ、服を着ているお前と、服を着ていない俺。    どちらがより速く動けるかは、明白だろう?」 男11「理由に、なって……ね、え……」 裸08「やれやれ……悪は滅びたか。どうだ、立てるかお嬢さん。怖い目に遭ったな」 女04「は、はい、でも近づかないで!」 裸09「怯える事はない、もう安全――――」 SE:銃声 裸10「くっ……、何奴!?」 女05「……まだ、まだあいつらの仲間がいたの……?」 裸11「あいつらの仲間? お嬢さん、君は何を知っているんだ!」 女06「ひっ、や、やぁぁぁぁ!? やめ、顔の前に立たないで!?」 裸12「そんな事を言っている場合か! 俺は、君を助けたいんだ」 女07「いやっ、近い近い近い! 当たりそうだから、お願いごめんなさい!」 SE:銃声 裸13「ちっ、ひとまず逃げるのが先か。行くぞ!」 女08「やだ離して抱えないで、素肌が! 素肌が!」 裸14「何がどうなっているのか分からんが――俺は君を守る、正義の味方だ」 女09「こんな正義の味方ヤダー!! ひぃっ、汗、汗が生温かいよぅ……!?」 ナ07「夜の街を、一人の男が女を抱えて走る。    全裸の輝きを以って、闇を切り裂くかのごとく。    混迷の時代を、鮮やかに駆け抜けて行く――――」 終わり  
**ミッドナイト・マッパー ジャンル:スタイリッシュ全裸アクション 作者:wikiの人◆SlKc0xXkyI 裸:スタイリッシュな全裸。男ですよ? 男:なんか悪党。 女:全方位被害者。 ナレーション:お好きにどうぞ。 ナ01「――人間社会は、経済活動によって成り立っている。    それ故に社会を大恐慌が襲った時、その社会は無様に崩壊する」 女01「やだっ、やめて……離してッ!」 男01「悪いんだが、そういうわけにゃいかないんだ」 ナ02「世には犯罪が満ち溢れ、今宵も外道の花が咲く。    弱き声が助けを求めて叫び、強き声はそれを踏み躙って笑いを響かせる」 女02「(悲鳴)」 男02「ハッ、そんな声出したって、誰も助けに来やしないさ!」 ナ03「世界は腐っていた。    外道の花は、爛熟した悪の実をつける」 女03「(泣きながら悲鳴)」 男03「そんじゃあ、ちょっと一緒に来てもらいましょうかねェーッ!」 ナ04「――だが。悪の実を摘み取る正義が、この世界には確かにいた」 裸01「そこまでにしておけ、腐れ外道」 男04「アァン……?」 ナ05「女を襲っていた外道は、後ろからの声に振り向いた。    あまりにも強く、朗々と響く清浄なる声の持ち主は――」 男05「な、なんだお前は、ってか本当になんだ!? なんで――全裸なんだ!?」 裸02「たとえ悪党が相手であろうとも、俺は裸でぶつかりたい。――そんな意思の表明としての全裸だ」 男06「馬鹿だろお前!? っていうか馬鹿だろ!? つーか現時点、お前も俺と同じぐらいの悪党だろ!?」 裸03「俺が悪党だと……? ふっ、馬鹿も休み休み言え」 男07「お前が休めよ!? 法律にあるだろ、猥褻物陳列罪とか!」 裸04「芸術と猥褻を一緒にしないでもらいたい」 男08「テメェの裸が芸術なわけあるかー!? 少しは隠せ! その股間のビッグマグナムを!!」 裸05「ふっ、随分とはしゃいでいるが……そんな余裕はあるのか?」 男09「ンなっ……!?」 ナ06「男の正面、全裸の姿がかき消える。    見えたと思った時には、既に全裸が懐に飛び込んでいた」 裸06「せァッ!!」 SE:打撃 男10「ぐあっ!?」 裸07「愚かな……考えてもみろ、服を着ているお前と、服を着ていない俺。    どちらがより速く動けるかは、明白だろう?」 男11「理由に、なって……ね、え……」 裸08「やれやれ……悪は滅びたか。どうだ、立てるかお嬢さん。怖い目に遭ったな」 女04「は、はい、でも近づかないで!」 裸09「怯える事はない、もう安全――――」 SE:銃声 裸10「くっ……、何奴!?」 女05「……まだ、まだあいつらの仲間がいたの……?」 裸11「あいつらの仲間? お嬢さん、君は何を知っているんだ!」 女06「ひっ、や、やぁぁぁぁ!? やめ、顔の前に立たないで!?」 裸12「そんな事を言っている場合か! 俺は、君を助けたいんだ」 女07「いやっ、近い近い近い! 当たりそうだから、お願いごめんなさい!」 SE:銃声 裸13「ちっ、ひとまず逃げるのが先か。行くぞ!」 女08「やだ離して抱えないで、素肌が! 素肌が!」 裸14「何がどうなっているのか分からんが――俺は君を守る、正義の味方だ」 女09「こんな正義の味方ヤダー!! ひぃっ、汗、汗が生温かいよぅ……!?」 ナ07「夜の街を、一人の男が女を抱えて走る。    全裸の輝きを以って、闇を切り裂くかのごとく。    混迷の時代を、鮮やかに駆け抜けて行く――――」 終わり  

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