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**ある学園の日常 製作者:wikiの人 ◆SlKc0xXkyI 登場人物:西田……変人(男)      長井……常識人(女)      佐藤……エロ(男)      村山……姉御肌(女) 【舞台:プールサイド】 佐藤「来た……来た、来た、来た……!    ついにこの季節が!! ビバ、プール開き!!」 西田「ははは相変わらず堂々と劣情を公開しているな君は?」 佐藤「男として当たり前じゃないか! 僕は今、猛烈に感動している!」 西田「それはいいんだが、君は観察するだけで満足できるタイプだったか?」 佐藤「何をバカな! 観察するだけでも無論いい、確かに素晴らしい!    だけど真に求めるものは、肉体的接触!    年頃の少女達との肉体言語による語らいこそが至上だと、僕は激しく主張する!」 西田「うむ、君の気持ちはよく分かった。    しかしその欲望シャウトによって、女子がドン引きしているようだ」 佐藤「どうしてもっと早く言ってくれなかった!?」 西田「言ったところで、君を止めるのは不可能だったと思うのだが」 佐藤「ああ、確かに……すると僕の夏は、遠くから眺めるだけで終わるんだ……」 長井「二人とも、なに変態的なこと言ってるの?」 佐藤「女神降臨! どうです長井さん、僕と一緒のビート板使いませんか!?」 長井「私、泳げるから」 佐藤「にべもない! やはり女子なんて、夏が見せた儚い陽炎に過ぎないのか!?」 西田「長井さん。バカはどうでもいいとして、ちょっと話があるんだが」 長井「なに? 触らせて欲しいとか言ったら蹴るよ?」 西田「どこを蹴るのか気になるが、まあいい。    少し両腕を上げてもらえるだろうか?」 長井「? こう?」 西田「ふむ……合格だ」 長井「へ?」 西田「ムダ毛の処理は完璧だな、花丸を進呈しよう」 長井「ば、バカ!? そもそも生えてないよ!!」 西田「生えていない、だと? 何が生えていないのか分からないのだが」 長井「そ、それは……」 西田「何が生えていないのかね? 言ってみるといい。    さあ、恥ずかしがらずに大きな声で! 水面を揺るがすほどの大声で!!」 村山「なーにセクハラしてんのよ、バカ二人」 佐藤「いや僕までカウントするのはおかしいって!    僕は西田と違って、どうせやるならもっとダイレクトにやる!」 FX-01 風切り音 佐藤「ひ、ひぃぃ……!? ビート板で肌が切れたぁ!?」 村山「何をダイレクトにやるのかしら? ちょっと聞かせてもらえる?」 佐藤「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!    僕が悪かったです、もう何も言いません! ああ村山さんて脚がキレイだなぁ!」 村山「お世辞なのかセクハラなのか、いまいち曖昧ね……。    うん、分かりにくいから一発蹴っとくわね?」 佐藤「ああっ、どうせ蹴るなら太腿のあたりで蹴ってください!」 村山「うるさい死ね」 FX-02 打撃音 FX-03 水音 村山「……エロは滅んだか」 長井「ありがと。助かっちゃった」 村山「お礼なんていいのよ? ああいうバカは誰かが消さなきゃいけないしね。    西田も、あんまり変なこと言ってると叩き落すわよ?」 西田「別に構わんが……時に村山」 村山「何よ?」 西田「君の沈めた佐藤が浮いてこないのは、何故だろうな?」 村山「…………やっぱ金的はダメみたいね」 西田「悶絶地獄に無呼吸の苦しみか。魔女狩りも真っ青の極刑だね?    さらば佐藤、君のことは忘れまい」 長井「だ、ダメだよ!? ほら西田くん、人死にが出る前に助けなきゃ!」 西田「何故俺が? 佐藤はあれでも男だ、死んでも問題はない」 長井「あるよ!? すっごくある!    下手したら、佐藤くんが新しい学校の七不思議になっちゃうよ!」 西田「大丈夫だ。既に不思議だから何も問題はない」 長井「あ、それもそうだね」 佐藤「ちょっとー!? なんか今、僕の命がすっごい軽視されてる気が!」 村山「黙って死んでなさい」 FX-01 風切り音 FX-04 衝突音 西田「うむ、見事なビート板投げだ。素晴らしい」 村山「田舎じゃイノシシが相手だし、あれぐらいちょろいもんよ」 長井「イノシシって……」 西田「はははゴリラのような女だな?」 FX-02 打撃音 FX-03 水音 村山「……無礼者も滅べ」 長井「あ、あの、村山さん? なんか西田くんも佐藤くんも、浮いてこないよ?」 村山「あらやだ。ちょっと加減間違えたかしら」 長井「間違えたじゃ済まないよ!?」 村山「大丈夫よ。ほら、私ってドジっ子だから」 長井「あんまり詳しくないけど、たぶん使い方間違ってるよ!」 村山「そう? ま、どうでもいいじゃない。    バカは頑丈だから、ちょっと呼吸停止しても死なないし」 長井「それ死んでるよ! 誤診の余地なくご臨終だよ!」 村山「地獄に落ちればいいのにね?」 長井「笑顔で言わないでよ!    ……もう。ちょっと引き上げてくる!」 FX-03 水音 長井「早く助けないと――ひゃあっ!?」 佐藤「女体キャッチャー発動! 捕まえたからには放さない!」 長井「いやー!? だ、誰か……!」 佐藤「ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのこと!    さあ長井さん、観念して僕とめくるめく桃色パラダイスへ行きましょう!」 長井「や、やだ、やめてって! 本気で怒るよ!?」 佐藤「やれるものならやって――あれ?    な、なんか、妙に体が冷たいような……?」 西田「――君の海パンを奪わせてもらった、沈んでいる間にな。    これを返して欲しければ、長井さんをこちらに渡せ」 佐藤「くっ、なんでだよ西田! なんでお前がそんなことをする!」 長井「っていうかくっつかないで、お願いだから! なんか足に当たってるー!?」 西田「ははは決断は速やかに頼むよ。    何せこのままでは、君が性犯罪者の仲間入りだ。それもいいとは思うが」 佐藤「よくない! ……くそっ、分かったよ。    今回は僕の負けだ、素直に解放しよう」 西田「うむ。さあ長井さん、こちらへ」 長井「あ、ありがとう西田くん……ホントに助かったよ」 西田「なに、礼を言われるほどのことでもない。    ただ少しばかり、動かないでいてもらえるか?」 長井「え? う、うん……何?」 西田「なんのことはない。    しかるべき報酬として、少し揉むだけだ」 長井「君も結局それかぁー!?    し、信じてたのに! ちょっと他の人とは違うと思ってたのに!    実は佐藤くんの類似品じゃん!?」 西田「待て、俺が要求するのは報酬としてのバストだ。それ以上はいい。    佐藤と違い、俺は実によくわきまえていると思うが、どうだろう?」 長井「うんうん、その主張をわきまえようね? 殺したくなるから!」 西田「無理を言うものではないよ。    プールの中で、どうやって俺を殺すと――」 FX-01 風切り音 Fx-04 衝突音 西田「ぐはぁっ!?」 長井「び、ビート板……村山さん!?」 村山「中に入らないでも、手段は意外とたくさんあるのよ。    ほら、長井もバカが復活する前に上がりなさい」 長井「う、うん!」 村山「はぁ……うちの男どもは、揃いも揃ってバカなんだから……」
**ある学園の日常 製作者:wikiの人 ◆SlKc0xXkyI 登場人物:西田……変人(男)      長井……常識人(女)      佐藤……エロ(男)      村山……姉御肌(女) 【舞台:プールサイド】 佐藤「来た……来た、来た、来た……!    ついにこの季節が!! ビバ、プール開き!!」 西田「ははは相変わらず堂々と劣情を公開しているな君は?」 佐藤「男として当たり前じゃないか! 僕は今、猛烈に感動している!」 西田「それはいいんだが、君は観察するだけで満足できるタイプだったか?」 佐藤「何をバカな! 観察するだけでも無論いい、確かに素晴らしい!    だけど真に求めるものは、肉体的接触!    年頃の少女達との肉体言語による語らいこそが至上だと、僕は激しく主張する!」 西田「うむ、君の気持ちはよく分かった。    しかしその欲望シャウトによって、女子がドン引きしているようだ」 佐藤「どうしてもっと早く言ってくれなかった!?」 西田「言ったところで、君を止めるのは不可能だったと思うのだが」 佐藤「ああ、確かに……すると僕の夏は、遠くから眺めるだけで終わるんだ……」 長井「二人とも、なに変態的なこと言ってるの?」 佐藤「女神降臨! どうです長井さん、僕と一緒のビート板使いませんか!?」 長井「私、泳げるから」 佐藤「にべもない! やはり女子なんて、夏が見せた儚い陽炎に過ぎないのか!?」 西田「長井さん。バカはどうでもいいとして、ちょっと話があるんだが」 長井「なに? 触らせて欲しいとか言ったら蹴るよ?」 西田「どこを蹴るのか気になるが、まあいい。    少し両腕を上げてもらえるだろうか?」 長井「? こう?」 西田「ふむ……合格だ」 長井「へ?」 西田「ムダ毛の処理は完璧だな、花丸を進呈しよう」 長井「ば、バカ!? そもそも生えてないよ!!」 西田「生えていない、だと? 何が生えていないのか分からないのだが」 長井「そ、それは……」 西田「何が生えていないのかね? 言ってみるといい。    さあ、恥ずかしがらずに大きな声で! 水面を揺るがすほどの大声で!!」 村山「なーにセクハラしてんのよ、バカ二人」 佐藤「いや僕までカウントするのはおかしいって!    僕は西田と違って、どうせやるならもっとダイレクトにやる!」 FX-01 風切り音 佐藤「ひ、ひぃぃ……!? ビート板で肌が切れたぁ!?」 村山「何をダイレクトにやるのかしら? ちょっと聞かせてもらえる?」 佐藤「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!    僕が悪かったです、もう何も言いません! ああ村山さんて脚がキレイだなぁ!」 村山「お世辞なのかセクハラなのか、いまいち曖昧ね……。    うん、分かりにくいから一発蹴っとくわね?」 佐藤「ああっ、どうせ蹴るなら太腿のあたりで蹴ってください!」 村山「うるさい死ね」 FX-02 打撃音 FX-03 水音 村山「……エロは滅んだか」 長井「ありがと。助かっちゃった」 村山「お礼なんていいのよ? ああいうバカは誰かが消さなきゃいけないしね。    西田も、あんまり変なこと言ってると叩き落すわよ?」 西田「別に構わんが……時に村山」 村山「何よ?」 西田「君の沈めた佐藤が浮いてこないのは、何故だろうな?」 村山「…………やっぱ金的はダメみたいね」 西田「悶絶地獄に無呼吸の苦しみか。魔女狩りも真っ青の極刑だね?    さらば佐藤、君のことは忘れまい」 長井「だ、ダメだよ!? ほら西田くん、人死にが出る前に助けなきゃ!」 西田「何故俺が? 佐藤はあれでも男だ、死んでも問題はない」 長井「あるよ!? すっごくある!    下手したら、佐藤くんが新しい学校の七不思議になっちゃうよ!」 西田「大丈夫だ。既に不思議だから何も問題はない」 長井「あ、それもそうだね」 佐藤「ちょっとー!? なんか今、僕の命がすっごい軽視されてる気が!」 村山「黙って死んでなさい」 FX-01 風切り音 FX-04 衝突音 西田「うむ、見事なビート板投げだ。素晴らしい」 村山「田舎じゃイノシシが相手だし、あれぐらいちょろいもんよ」 長井「イノシシって……」 西田「はははゴリラのような女だな?」 FX-02 打撃音 FX-03 水音 村山「……無礼者も滅べ」 長井「あ、あの、村山さん? なんか西田くんも佐藤くんも、浮いてこないよ?」 村山「あらやだ。ちょっと加減間違えたかしら」 長井「間違えたじゃ済まないよ!?」 村山「大丈夫よ。ほら、私ってドジっ子だから」 長井「あんまり詳しくないけど、たぶん使い方間違ってるよ!」 村山「そう? ま、どうでもいいじゃない。    バカは頑丈だから、ちょっと呼吸停止しても死なないし」 長井「それ死んでるよ! 誤診の余地なくご臨終だよ!」 村山「地獄に落ちればいいのにね?」 長井「笑顔で言わないでよ!    ……もう。ちょっと引き上げてくる!」 FX-03 水音 長井「早く助けないと――ひゃあっ!?」 佐藤「女体キャッチャー発動! 捕まえたからには放さない!」 長井「いやー!? だ、誰か……!」 佐藤「ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのこと!    さあ長井さん、観念して僕とめくるめく桃色パラダイスへ行きましょう!」 長井「や、やだ、やめてって! 本気で怒るよ!?」 佐藤「やれるものならやって――あれ?    な、なんか、妙に体が冷たいような……?」 西田「――君の海パンを奪わせてもらった、沈んでいる間にな。    これを返して欲しければ、長井さんをこちらに渡せ」 佐藤「くっ、なんでだよ西田! なんでお前がそんなことをする!」 長井「っていうかくっつかないで、お願いだから! なんか足に当たってるー!?」 西田「ははは決断は速やかに頼むよ。    何せこのままでは、君が性犯罪者の仲間入りだ。それもいいとは思うが」 佐藤「よくない! ……くそっ、分かったよ。    今回は僕の負けだ、素直に解放しよう」 西田「うむ。さあ長井さん、こちらへ」 長井「あ、ありがとう西田くん……ホントに助かったよ」 西田「なに、礼を言われるほどのことでもない。    ただ少しばかり、動かないでいてもらえるか?」 長井「え? う、うん……何?」 西田「なんのことはない。    しかるべき報酬として、少し揉むだけだ」 長井「君も結局それかぁー!?    し、信じてたのに! ちょっと他の人とは違うと思ってたのに!    実は佐藤くんの類似品じゃん!?」 西田「待て、俺が要求するのは報酬としてのバストだ。それ以上はいい。    佐藤と違い、俺は実によくわきまえていると思うが、どうだろう?」 長井「うんうん、その主張をわきまえようね? 殺したくなるから!」 西田「無理を言うものではないよ。    プールの中で、どうやって俺を殺すと――」 FX-01 風切り音 Fx-04 衝突音 西田「ぐはぁっ!?」 長井「び、ビート板……村山さん!?」 村山「中に入らないでも、手段は意外とたくさんあるのよ。    ほら、長井もバカが復活する前に上がりなさい」 長井「う、うん!」 村山「はぁ……うちの男どもは、揃いも揃ってバカなんだから……」

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