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ガーネット、ゼロセンチメートル」(2011/06/29 (水) 17:31:23) の最新版変更点

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『ガーネット、ゼロセンチメートル』 A:男性。少なくとも前半だけは機械的というか、個性が希薄な感じでお願いします。 B:女性。実際の距離より大げさに距離感を取ると、男ゴコロにきゅんと来るかもしれません。 A01「質問。あなたは夢を見ますか?」 B01「はい」 A02「それは、鳥のような夢ですか?」 B02「いいえ」 A03「それは、雲のような夢ですか?」 B03「いいえ」 A04「それは、波のような夢ですか?」 B04「いいえ」 A05「それは、魚のような夢ですか?」 B05「いいえ」 A06「陽が沈みはじめました」 B06「はい。オレンジ色の夕日がとっても綺麗です。白い雲が滲む。白い波が煌めく。鳥たちは   オレンジ色の空のなかでまるで影絵のよう。魚は……さすがに見えないかも。オレンジの光   がじんじんする。海風がしょっぱい。オレンジ、それからオレンジ、白、黒。綺麗。すごく   綺麗。きっとこの景色はガーネットで出来ている」 A07「あなたの夢は、ここにありますか?」 B07「いいえ。ここは夢のような場所。だけど本物です。私がこの目で、この肌で感じ取るリア   ル。だから、いいえ。これは夢じゃない。……でもね」 A08「はい?」 B08「目の前にあなたがいるの。40センチ向こうにあなたが。この景色を教えてくれたあなた   が」 A09「はい」 B09「私はね、思うの。私たちの距離は、もっとずっと近づける。カラダを越えて、ココロを越   えて、ゼロよりもっとすぐ傍に。いつか、きっと」 A10「あなたの夢は」 B10「『私の夢はここにあるか?』……はい。私は毎晩、あなたのことを想っている。あなたは   どう?私のこと、ちゃんと想ってくれている?」 A11「はい」 B11「本当に?……だったら、この夕日の先にあるのが、私の夢」 #expand(540){{{}}}

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