皆さんはポケモンの技構成を考えるときどうしていますか?
今回はポケモン単体の技構成を決定付ける重要なポイントを解説していきます。


◎仮想敵を考える
それぞれのポケモンには属性や数値、覚える技などが決まっており、必然的に繰り出せる対象や繰り出される対象も決まってきます。
自分の特定のポケモンが繰り出せる対象、もしくは繰り出される対象のこと一般に仮想敵と呼び、
そのどちらの対象にも当てはまらない相手ポケモンは仮想敵でないといいます。
また、仮想敵となる相手ポケモンと自分のポケモンとの間には役割関係がある
逆に仮想敵ではない相手ポケモンと自分のポケモンの間には役割関係がない、などという表現がよく使われます。
つまり交代戦において対峙する可能性があるのは仮想敵(役割関係のある相手)だけであり、
役割関係のない非仮想的は構築段階から想定する必要がありません。
仮想敵以外のための技を持ったりするのは、はっきり言って碁石を持って将棋するようなもんです。

(例1)カビゴンはスターミーに繰り出すことができ、ドサイドンには繰り出されることが多い
    よってスターミーもドサイドンもカビゴンの仮想敵だということができ、
    基本的にカビゴンはスターミーもドサイドンも意識した技構成になる

(例2)フーディンはラグラージに繰り出すことができず、ラグラージもフーディンに繰り出すことはできない
    よってフーディンとラグラージの間には役割関係がないということができ、
    基本的にフーディンがラグラージ、もしくはラグラージがフーディンを想定することは無意味である

但し役割関係のある無しは一概に決められるわけではなく、
役割関係が強い・弱いという表現の方が良いのかもしれません。
(技ピンポイント読みでの後出しや、残りHPの残量によって変わってくるため)

交代戦、サイクルを理解した方なら分かるでしょうが、役割関係が強いポケモン同士が打ち合うことは稀であり、
逆に役割関係の弱いポケモン同士は偶発でぶつかり合うと殴り合いになりやすいといえるでしょう。

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最終更新:2010年11月04日 21:13