悪タイプの歴史



悪タイプの性能

太字は第5世代まで
攻撃面 防御面
弱点 エスパー・ゴースト 弱点 かくとう・むし・フェアリー
半減 かくとう・あく・はがね・フェアリー 半減 ゴースト・あく
無効 なし 無効 エスパー
その他 技「ミラクルアイ」を受けるとエスパーが無効から等倍に変わる。

攻撃面

エスパー・ゴーストキラーに特化した相性。
全体として見れば等倍ばかりで結構安定したタイプであるが、高威力技は無い。
ノーマルタイプのポケモンが対ゴースト用のサブウエポンとして採用することもある。
格闘タイプだけは多くの場合どうしようもない。
半減されるタイプは第6世代でフェアリーが追加されたものの鋼が外れたため3つのままなのは変わらず。

防御面

エスパー技無効なのが最大の特徴。
しかし近年ではエスパーは一致専用となりつつあり、
耐性が少ない事、大幅に強化された虫や格闘に加え新タイプのフェアリーを弱点に持つ事から、
悪タイプが防御に向いているとは言い難い。
弱点は3つとも毒タイプが耐性を持ち、クラゲサザンに代表されるように相互補完に優れている。

種族値平均

(最終16体)
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 合計
平均 77 102 78 84(81) 75 80(78) 496(491)
最大 110 134 115 135(125) 130 125 600
最小 50 65 40 45 40 35 380
()内はダークライ除外時

もともと特殊攻撃扱いだったが、あくタイプのポケモンは何故か登場した頃から攻撃のほうが高い傾向。
とは言っても両刀型のポケモンも多い。一撃が重い者が多数だが、耐久が高めなのはごく一部。

種族値ランキング

合計値

順位 ポケモン 種族値 順位 ポケモン 種族値
1 メガバンギラス 700 11 マニューラ 510
2 イベルタル 680 ゾロアーク
3 バンギラス 600 バルジーナ
ダークライ 14 ドンカラス 505
サザンドラ 15 ヘルガー 500
メガヘルガー ドラピオン 500
7 メガアブソル 565 17 ゴロンダ 495
8 ゲッコウガ 530 18 キリキザン 490
9 ブラッキー 525 19 ズルズキン 488
10 ワルビアル 519 20 カラマネロ 482

能力別

HP 特攻
順位 ポケモン 種族値 順位 ポケモン 種族値
1 イベルタル 126 1 メガヘルガー 140
2 バルジーナ 110 2 ダークライ 135
3 スカタンク 103 3 イベルタル 131
4 バンギラス 100 4 サザンドラ 125
メガバンギラス 5 ゾロアーク 120
ドンカラス 6 ノクタス 115
7 ブラッキー 95 メガアブソル
ワルビアル 8 ヘルガー 110
ゴロンダ 9 ドンカラス 105
10 サザンドラ 92 10 ゲッコウガ 103
攻撃 特防
順位 ポケモン 種族値 順位 ポケモン 種族値
1 メガバンギラス 164 1 ブラッキー 130
2 メガアブソル 150 2 メガバンギラス 120
3 バンギラス 134 3 ズルズキン 115
4 イベルタル 131 4 ミカルゲ 108
5 アブソル 130 5 バンギラス 110
6 ドンカラス 125 6 イベルタル 98
キリキザン 7 バルジーナ 95
8 ゴロンダ 124 8 メガヘルガー 90
9 サメハダー 120 ダークライ
シザリガー サザンドラ
マニューラ
防御 素早
順位 ポケモン 種族値 順位 ポケモン 種族値
1 メガバンギラス 150 1 マニューラ 125
2 ズルズキン 115 ダークライ
3 ブラッキー 110 3 ゲッコウガ 122
バンギラス 4 ニューラ 115
ドラピオン メガヘルガー
6 ミカルゲ 108 メガアブソル
7 バルジーナ 105 7 レパルダス 106
8 キリキザン 100 8 ゾロアーク 105
9 イベルタル 95 9 イベルタル 99
10 ダークライ 90 10 サザンドラ 98
メガヘルガー

種族値ランキング(ワースト)

最終形態のみが対象。

合計値

順位 ポケモン 種族値
1 ヤミラミ 380
2 グラエナ 420
3 レパルダス 446
4 サメハダー 460
5 アブソル 465
6 シザリガー 468
7 ノクタス 475
8 スカタンク 479
9 ダーテング 480
10 カラマネロ 482

能力別

HP 特攻
順位 ポケモン 種族値 順位 ポケモン 種族値
1 ヤミラミ 50 1 ズルズキン 45
ミカルゲ 2 バルジーナ 55
3 シザリガー 63 3 ブラッキー 60
レパルダス 64 グラエナ
5 アブソル 65 ドラピオン
メガアブソル キリキザン
ズルズキン
キリキザン
攻撃 特防
順位 ポケモン 種族値 順位 ポケモン 種族値
1 ブラッキー 65 1 サメハダー 40
バルジーナ 2 レパルダス 50
3 ヤミラミ 75 3 ドンカラス 52
4 レパルダス 88 4 シザリガー 55
5 ヘルガー 90 5 グラエナ 60
メガヘルガー ダーテング
グラエナ ノクタス
ドラピオン アブソル
ダークライ メガアブソル
ズルズキン ゾロアーク
防御 素早
順位 ポケモン 種族値 順位 ポケモン 種族値
1 サメハダー 40 1 ミカルゲ 35
2 ヘルガー 50 2 ヤミラミ 50
レパルダス 3 ノクタス 55
4 ドンカラス 52 4 ズルズキン 58
5 ダーテング 60 ゴロンダ
ノクタス
アブソル
メガアブソル
ゾロアーク

悪タイプをもつ複合タイプとその主なポケモン

複合タイプ 主なポケモン 複合タイプ 主なポケモン
ノーマル アローララッタ{(1)} 格闘 ズルズキン、ゴロンダ(2)
ヘルガーガオガエン(2) エスパー カラマネロ(1)
サメハダー・シザリガー・ゲッコウガ(3+1) 飛行 ドンカラス・バルジーナ・イベルタル(3)
ダーテング・ノクタス(2) (なし)
電気 (なし) バンギラス(1)
マニューラ(1) ゴースト ヤミラミ・ミカルゲ(2)
スカタンク・ドラピオンアローラベトベトン(3) ドラゴン サザンドラ(1)
地面 ワルビアル(1) キリキザン(1)

複合タイプは27種中21種と比率的には結構多め。
またタイプの組み合わせ自体も13と割と多い部類に入る。

但し作品ごとに登場する複合タイプのばらつきはかなり大きく、同タイプでの種族数も少ない。
第2世代の悪炎・悪岩・悪氷は未だ1種ずつのままである。
第3世代・第4世代では同じ複合タイプの新種が同時に2種登場する場面も見られた。
他方、第5世代では新たな組み合わせが多数見られたが、
組み合わせごとの新種は各1種ずつ、既存の組み合わせも1種のみとなった。

上手く弱点を相殺する組み合わせも有り、毒悪は地面のみ、悪霊はフェアリーのみ(第5世代までは弱点無し)。
だが近年では弱点の少なさより耐性の多さが重要視されるため、
メジャーの多くが等倍のミカルゲは評価が落ち込み気味である。

悪単はブラッキー、グラエナ、アブソル、ダークライ、レパルダス、ゾロアークの6種。


悪タイプの主な技

技名 直接攻撃 分類 威力 命中 PP 範囲 追加効果・備考
イカサマ 物理 95 100 15 単体 相手の攻撃力を利用して攻撃
かみくだく 物理 80 100 15 単体 20%で防御↓
ふいうち 物理 80 100 5 単体 先制技(優先度+1)・相手が攻撃技を出していないと失敗する・相手より先に攻撃できなくても失敗する
つじぎり 物理 70 100 15 単体 急所ランク+1
かみつく 物理 60 100 20 単体 30%で怯み
しっぺがえし 物理 50(100) 100 10 単体 後攻ならば威力100
おいうち 物理 40(80) 100 20 単体 交代されようとしている相手には威力80
なげつける × 物理 最大130 100 10 単体 持ち物によって威力・効果が変わる(130はくろいてっきゅう)
あくのはどう × 特殊 80 100 15 単体(遠隔) 20%で怯み

第4世代まででは特殊技は「あくのはどう」しかない。
悪ポケモンは、攻撃は高いのだが、物理技の威力が最高80(「しっぺがえし」は100にもなるが)なので倒しきれないことも多い。
技の追加効果が独特なものが多いことも特徴。
最近の注目株は「のろい」との相性が良い「しっぺがえし」、プラチナで教え技になった「ふいうち」「はたきおとす」といったところか。
「かみくだく」と「つじぎり」は安定したダメージを与えられるために重宝される。
ロマンあふれる「なげつける」は「くろいてっきゅう」を持たせると最大威力130となるし、持ち物しだいで様々な追加効果がある。
「かみつく」を使って俺のターンを狙うポケモンがたまにいる。
「おいうち」はPtHGSSでのバグが確認されているため、これらのソフトで対戦する時は注意すること。

技名 直接攻撃 命中 PP 範囲 追加効果・備考
おきみやげ × 100 10 単体 自分を瀕死状態にし、相手の攻撃↓↓+特攻↓↓
ちょうはつ × 100 20 単体 3~5ターンの間相手は変化技が出せなくなる
わるだくみ × --- 20 自分 特攻↑↑
つめとぎ × --- 15 自分 攻撃↑命中↑
うそなき × 100 20 単体 特防↓↓
すりかえ × 100 10 単体 自分と相手の持ち物を入れ替える

「おきみやげ」はアタッカー潰し、「ちょうはつ」は受け潰し、と使う対象は違っても役割は大体一緒。
「わるだくみ」は自分の特攻を上げる数少ない手段の1つ、問題点は使用者に紙耐久のポケモンが多いことか。
「ダークホール」は禁止伝説であるダークライの専用技だが、ダブルバトルでドーブルに大人気である(Wi-Fiランダムでは禁止)。
爪とぎは高威力・命中不安定な技と相性がいい。

技名 直接攻撃 分類 威力 命中 PP 範囲 追加効果・備考
どろぼう 物理 40 100 10 単体 相手の持ち物を奪う
はたきおとす 物理 20 100 20 単体 相手の持ち物を使えなくする
ふくろだたき × 物理 10 100 10 単体 味方全員が1回ずつ攻撃・種族値でダメージ計算
ナイトバースト × 特殊 85 95 10 単体 40%で命中率↓・ゾロアーク専用技
バークアウト × 特殊 55 95 15 相手複数 100%で特攻↓・音技
ダークホール × 変化 --- 80 10 相手複数 相手を眠り状態にする・ダークライ専用技 Wi-Fiランダムでは禁止技
すてゼリフ × 変化 --- 100 20 単体 攻撃、特攻↓、控えのポケモンと交代する・音技・ゴロンダ専用技
ひっくりかえす × 変化 --- 100 20 単体 能力変化を逆にする・カラマネロ専用技

使用者が少ないorマイナーな技。アイテムを奪う・使えなくする「どろぼう」「はたきおとす」「すりかえ」には注意。

登場ポケモン早見表

  • 第1世代
(なし)
  • 第2世代
ブラッキー、ヘルガーバンギラス(+ヤミカラス、ニューラ)
  • 第3世代
グラエナ、ダーテング、ヤミラミ、サメハダー、ノクタス、シザリガー、アブソル
  • 第4世代
ドンカラス、スカタンク、ミカルゲ、ドラピオン、マニューラ、ダークライ
  • 第5世代
レパルダス、ワルビアル、ズルズキン、ゾロアーク、キリキザン、バルジーナ、サザンドラ
  • 第6世代
ゲッコウガ、ゴロンダ、カラマネロ、イベルタル
  • メガシンカ限定
メガギャラドス
第七世代
ガオガエン、アクジキング、アローラベトベトン、アローララッタ、アローラペルシアン

第1世代

エスパーが猛威を振るっていたこの時代、まだ悪タイプは存在してなかった為、
今後に悪タイプに関わってくる格闘タイプ・虫タイプ・エスパータイプの話を。

当時の格闘タイプは技に恵まれておらず(まともに使えそうなのが地獄車くらい)、
天敵のエスパータイプが特殊攻撃にも関わらず、この時代の格闘タイプは総じて
特殊能力が低かった為、先手のサイコキネシスで簡単に倒される等の原因が重なり、
現在からは信じられない程のマイナー扱いを受けていた。
虫タイプの攻撃技もまたろくなものがなく(よくてスピアー専用のダブルニードル)、
まともな虫技の使い手であるスピアーは素早さ等の点から、エスパーキラーになり得る事が無かった。
他の虫タイプにいたっては殆どがタイプ一致の攻撃技さえ無いと言う散々な状況だった。

一方、エスパータイプはミュウツー等を筆頭とし、殆どのエスパーポケモンがかなり高い特殊能力を持っていた。
加えてタイプ一致のサイコキネシスは威力もさることながら、当時では重要な特殊能力を1段階低下させると言う追加効果もあり、
当時のエスパーの強さを象徴していたと言える。

ちなみに、このころの噛み付くはノーマルタイプの物理技だった(追加効果は同じ)。

第2世代

初代で暴走していたエスパータイプと、何かと不遇だった格闘タイプのバランスを取るために悪タイプが登場。
これにより、悪・格闘・エスパーの三すくみが出来上がった。
この時代では、悪タイプの攻撃技はすべて特殊攻撃だった。
技のタイプ見直しもあってか、噛み付くは悪タイプとなった。
新技としては、噛み砕く、だまし討ち、追い討ち、袋叩き、泥棒あたりが追加。

追加されたポケモンは、ブイズに耐久力の高いブラッキー、
+炎で特攻が高く、晴れソーラーを放てるヘルガー、
後に進化することになる+飛行のヤミカラスと+氷のニューラ、
カイリューと対をなす立場となる攻撃力の高い+岩のバンギラスが登場。

しかし、虫の強化などの様々な要因と共に、エスパー抑制に一役買いはしたが、
肝心の悪タイプの技の使い手は(泥棒を除き)主にヘルガーで、たまにバンギラスが入れておくぐらいだった。
そもそも悪タイプ自体、攻撃<特攻になっているポケモンがヘルガーしかいなかった。
ニューラにいたっては、ライバルの先鋒という大役にも関わらず、特攻35でタイプをまるで生かせていなかった。

余談だが、第2世代ではジムバッジを所持していると、各リーダーと対応したタイプの技を使った際の与ダメージを上げる効果があったが、
悪タイプは唯一ジムリーダーが存在しなかった為、その恩恵を受けることはなかった。
(正確には地面タイプのリーダーも存在しないが、前作でのトキワリーダーがサカキだった為、グリーンバッジには地面技の威力を上げる効果がきちんとある)

第3世代

特性の登場によりバンギラスが砂嵐を起こしたり、ヘルガーを炎受けとして使えたりするようになった。
新ポケモンは、グラエナ、アブソル、シザリガー、サメハダーなど、総じて攻撃が高めで耐久が低い。
砂パ向けのノクタスや、晴れパで大爆発要員となるダーテング、悪/ゴーストで弱点のないヤミラミもこの世代から登場。
しかし、追加されたポケモンの中に特攻>攻撃のポケモンがなぜか一匹たりともいない。
悪技は特殊にもかかわらず明らかに攻撃のほうが高い上に、脆く、素早さも微妙な連中が多いこともあってだろう、
まともに使用されたのはダーテング(主にダブル)ぐらいで他のポケモンは活躍の場が少なく、
これとヘルガー、ブラッキー、バンギラスの計4体を除く悪ポケモンの大半が不遇扱いという凄惨ぶりが、
相対的にエスパーの株を上げてしまっていた感はある。

「いちゃもん」「ちょうはつ」等、悪タイプの補助技はこの時代に増加。

第4世代

既存の悪攻撃技が全て物理化した事で、多くの悪ポケモンの高い攻撃力が活かしやすくなった。代わりに特殊技あくのはどうが追加。
また紙耐久の多い悪タイプにとって、きあいのタスキや条件付きながらも高威力で先制できるふいうちの登場は、他のタイプ以上に恩恵を受けたと言える。
しかしながら悪タイプの技は多くが命中率100%なものの高威力を出すには条件付きで扱いづらいものが多く、
唯一安定した威力を出せるかみくだくが80止まりなのは、後述のインファイトに代表される火力インフレの激しい環境を考えると物足りなくもある。

新ポケモンは、ヤミラミと同タイプ強化版のような能力のミカルゲ、毒/悪で優秀な耐性を持つドラピオンやスカタンク、ダークホールと特性が凶悪な禁止級ダークライ、
前世代までは見向きもされなかったニューラとヤミカラスの進化形が登場した。

この4世代でようやく実戦的になったと思いきや、格闘タイプに壊れ技とまで言われた強力な技インファイト、ゴウカザルをはじめ強力なポケモンが多数追加される。
教え技でも不意打ちが安売りされ、一部の格闘ポケモンがエスパーに対抗するために使われ悪の優位性はさらに薄れた上、肝心の悪ポケがあまり覚えてくれない。
またこれまでは一方的に狩る対象だったエスパータイプからも高威力のきあいだまが飛んでくる始末である。

バンギラスは砂嵐の特防上昇や、物理攻撃の充実による強化、HGSSからのフラット解禁によって増加し、ガブリアスとのシナジーが注目された。
特に強力なラティオスに対するメタとしても使われた。ただしおいうちバグの存在には悩まされた。
プラチナの教え技ではアブソルが馬鹿力を、ドンカラスは熱風を習得するなど主にサブウェポンでの強化を得た。

ダブルバトルではこれまでダーテング以外見向きもされなかったが、最速ねこだまし使いのマニューラ、ラティオスやカビゴンに強いミカルゲが使われるようになり、
GSダブルでは、天候操作、ホウオウ、ギラティナ、クレセリアなどに強いという理由でバンギラスが流行した。
しかしそれ以外は、第一線で活躍するのは難しいポケモンばかりだった。

第5世代

新ポケモンには地面複合のワルビアル、この世代にしてようやく金銀の新タイプ2つを併せ持つキリキザン、
攻撃面で優秀かつ格闘では珍しい耐久寄りのズルズキン、悪竜の600族サザンドラ、ドンカラスと同タイプながら真逆の耐久型バルジーナ、
特性が厄介なゾロアーク、恒例の猫ポジションのレパルダスが登場。新ポケモンの多くが新しい組み合わせである。

技では物理技にイカサマ、特殊技にナイトバーストとバークアウト、変化技にさきおくり、つめとぎが追加。
ナイトバーストは待望の強力な特殊技ながらゾロアーク専用。イカサマは自前の攻撃力を生かせない、と悪タイプらしく癖がある技である。
新アイテムのジュエルが出たことは、ここぞという場面でピンポイントで撃つ事の多い悪技とは相性が良い。

サザンドラはシングルでは微妙な素早さゆえ他のドラゴン勢に押されてこそいるが、高火力広範囲ゆえ屈指の受けにくさを持つ。
相方のサポートが受けられ上エスパーが強力なダブル、メイン2つに一致はどう技を使えるトリプルバトルでは評価を上げている。
また、弱点の相性補完に優れるドククラゲとのコンビ「クラゲサザン」も発見された。
いかくズルズキンはダブルのトップメタのクレセリアに強く、新たなねこだまし格闘枠としてカポエラーと使用率を争う事もあった。
グラエナより優秀ないかく要員のワルビアル、いかくに強いキリキザンなど健闘している新顔勢は他にもいるが、
悪特有の読み合いや嫌らしいトリッキーな戦いだけでは、技の威力や種族値不足を補うことは限界に来ているのか、
活躍している悪タイプはゴリ押しできるスペックがある600族か特性が強力な何種類かに限られ、それ以外の悪ポケモンは格闘に狩られ、超霊狩りも不安定という状況である。

既存ポケモンではシザリガー、サメハダー、ヤミカラス、ヤミラミなどが隠れ特性を得て強化された。特にヤミラミの強化は著しくミカルゲと立場が逆転した。
ブラッキーはくろまなバトンとしっぺがえしの手痛い仕様変更が響いて数を減らし、ダーテングは大爆発弱体化、強力な晴れパポケモンの追加で厳しくなった。
マニューラは使用率が下がってはいないが、夢ニョロトノよる雨パだらけの環境で噴火バクフーンのサポートとしての使い方は困難になった。
バンギラスはおいうちバグが修正された事で対ラティオス性能を上げ、夢特性解禁により天候の奪い合いが加速したためすなおこしの価値も上昇。
すべてのルールにおいて高い使用率を持ち、トップメタの一角として君臨する。

今世代でも格闘タイプの強化は止まらず、ドレインパンチやとびひざげりの威力が上昇し、ローブシン、テラキオン、夢キノガッサなど極悪な性能のポケモンが多数登場。
テラキオンのふくろだたきコンボの相方としても、マニューラより低威力かつサポートが優秀なエルフーンの方が使われている。
さらに虫タイプも強化、特に強力無比な積み技ちょうのまいと高い能力を持つウルガモスが新たなメジャー虫として対戦界隈に君臨したのは痛手。


第6世代

新ポケモンは、格闘複合のゴロンダ、見た目に反して物理脳筋なカラマネロ、水御三家で特異な特性へんげんじざいを持つゲッコウガ、Yの看板伝説イベルタルの4種類。
また新要素のメガシンカ勢に、メガバンギラス、メガアブソル、メガヘルガー、飛行→悪に変化するメガギャラドスの4種類がいる。

第2世代以来、久々に新タイプフェアリーが追加された。
フェアリーは強力なタイプとして君臨していたドラゴンタイプ・格闘タイプに優位に立てるが、何とそこに悪タイプも含まれてしまった。
サザンドラやズルズキンなどは悪タイプの中でも攻防共に優れていたが、その両方が弱体化してしまう。
鋼に半減されなくなったという追い風や、格闘が抑えられる事で動きやすくなるととの見方もあり、サザンドラはドククラゲと同じく相性補完に優れるギルガルドという相方を得ている。
サザンガルドのコンビは共通して等倍以上で通るタイプがなく、例外は肝っ玉+格闘技か型破り+地面技しかない(肝っ玉持ちの格闘は夢ゴロンダのみ)。
このように朗報悲報が混在しており、今後の状況は不透明である。
果たして悪タイプの未来はどっちだ。

第7世代

いたずらごころでこちらに対して放たれた変化技を無効化出来るようになった。一方で強力なフェアリーが増えたことは向かい風。
特にトップメタのカプ・テテフとミミッキュはそれぞれエスパー・ゴーストと本来悪の役割範囲のはずが
フェアリー複合であるため等倍にしかならず、しかも向こうから一致抜群をとられてしまうなど極めて相性が悪い
特にカプ・テテフは「サイコフィールド」の効果でふいうちが無効になってしまうため、手も足も出ない悪タイプが数多くいる

その他

ちなみにポケモン本編では悪タイプを専門に扱っている四天王は現時点(XY)までにカリン、カゲツ、ギーマと3人もいるが、
逆に悪タイプを専門として扱っているジムリーダーは存在していない唯一のタイプでもある。

歴代の主な悪使い

第二世代にカリン、第三世代にカゲツ、第五世代にギーマが登場した。
唯一ジムリーダーのタイプエキスパートとなっていないタイプである。
カリンは「つよい ポケ(ry」で非常に有名な四天王。
カゲツはモヒカン頭が特徴の四天王。全体的に紙耐久である。
ギーマは勝負師。先発は♂、それ以外は♀という変なこだわりを持っている。このため、ズルズキンは性転換を余儀なくされた(?)。
一般トレーナーでは、スキンヘッズ、ぼうそうぞく、バッドガイ、バッドガールや悪の組織のトレーナーに愛用されている。

議論所


「一方、一部のエスパー~」のくだりで気合玉が2回書かれていたので修正

ちょっと第五世代の項にジュエルについて書いてみた。個人的に悪タイプにとってのジュエルの登場というのは一種の革命的な出来事と思ったので。まぁあれなら削っちゃってください

主な技を追加。修正or削除よろしく。
↑マイナー技を分離した。

細々と修正・追加してみました。修正or削除があったらお願いします。
第3世代にグラエナが入ってなかったのでついか

流石にブラッキーがブースターに肩を並べたは誇張表現過ぎじゃね?
↑まぁブースターに比べれば強い
それとマニューラはテラキオンをぶんなぐる重要な仕事ができたので使用率は下がってない
エルフーンじゃラティを直接縛れない

ワーストランキングでグラエナが省かれてたので追加。

「サザンドラは~600族の中ではカイリューと底辺争いをしている。」って記述あるけど
マルチスケイル習得でカイリューは600族の中でも実力・使用率はガブに匹敵するぐらいまでになったし、
この記述自体を削除するか、カイリューをボーマンダに変えてみるのはどうだろう?
↑何を勘違いしてるかは分かるがまず文章をよく読んでから書けよ
「そのルール」で特性のおかげで非伝説600ドラゴン最強格のボーマンダと使用率低いサザンドラが比較になるはずがないだろう
いろいろな大会での使用率も火力のなさに定評のあるガブリアスよりもさらに下で
マルチスケイルみたいな使いにくい特性を追加され鈍足で雨パ以外立場のないカイリューと同レベル
ドラゴンという枠組み取っ払っても最強枠のメタグロスクレセリアとは比較にならないし。シャンデラに環境からはじき出されたヒードランとなんとか争える程度
サザンドラが強キャラできたのはイッシュの枠内だけだった
↑多分↑↑はシングルと勘違いしてると思われる。「マンダとサザンドラが同レベル」って言ってるから。
ボーマンダははダブルだと底辺どころか600族でもトップレベルの実力。サザンもダブルでもそれなりには強いけど・・・マンダやラティがどうしても優先されやすいからね〜一応不意打ちとかにも強いし・・・消すか、「底辺争い」の表現を変えるくらいはしても良いとは思うけど
↑最新の流行統計でサザンがガブを追い越したし変えてみた。カウント方法によりちょっとイッシュポケモン全体が水増しされる仕様だが少なくともカイリューよりは多い…はず