子どもの森とは
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morinokai
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子どもの森とは
「子どもの森」は、森の会が管理・運営するファミリーキャンプ場です。筑波山のふもと沼田に5千坪ほどの山林を借りて、1993年12月に始まりました。当初は旧農家の廃屋があるだけで一面が篠に覆われた場所でしたが、みんなで手を入れ、「駐車場」「水道」「電気」「トイレ」「かまど」「露天風呂」など生活に関わる設備を整えてきました。ここでは大人も子どもも、自分でできることを自分なりにこなし、生活するプロセスがあります。まき拾い、火おこし、飯炊きなど大自然の中では生活そのものが遊びです。何もない自然の中で、草や木、土や石、沢水の流れなどを相手にどうやって楽しむか、今はやりのアウトドアとは違って、答えもありません。それぞれの好きなこと、得意なことをみんなで分かち合いながら、いろいろなことに挑戦できたら楽しいと思います。けれども、こうした場所は、誰かに管理してもらっているキャンプ場や遊び場と違い、少なからず危険も伴います。お互いが危険について理解せず、好き勝手なことをしていたら、大変なことになってしまいます。最低限の決まりを守っていれば良いのではなく、安全に対して共通の理解をもち、一人一人が自らの判断で、責任ある行動を取ることが求められています。自由には責任が伴うということを理解して下さい。日常が忙しさの中で流されていくのに対して、ここにはゆったりとした時間があり、四季折々の自然があります。モノと情報との狭間で、知らず知らず失われてきたものを、この場でもう一度見つめ直すことができたら素晴らしいと思います。
子供の森の看板 みんなで作りました。