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2010年4月12日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814029 氏名 薦田祐介
1.新聞情報:
2.要約:
企業が決算発表に合わせ為替レートの前提を公表するが、今季の想定レートは企業が保守的に見積もっている面もあるが、足元の水準とともに過去二年の実績に比べても総じて円高だ。(83文字)
3.論評:
過去2年の円ドル相場の実績は09年3月期が1ドル約100円、前期が約93円。円ユーロ相場は09年3月期1ユーロ約143円、前期が約131円だった。今季の想定為替レートは1ドル約90円、1ユーロ120円が中心であり、円高の進行が一段と顕著である。
円高は原材料や製品の輸出にプラスだが、輸出企業には一般にマイナス。たとえば1円の円高が28億円の減益要因になるということもある。輸出企業は円高対策を強化しているのに対し政府は円高容認ともとれるような発言をしたりと、円高を楽観視している。日本は製造業など輸出に依存している国であるため、企業の利益が減少すれば、それだけ税収も減少し、円高は全体的にみると国益の減少にもつながる。多大な債務を抱えるなか、円高対策が国益に影響を与える。(323文字)
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2010年4月12日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814029 氏名 薦田祐介
1.新聞情報:
- 見出し:上場企業、一段の円高想定
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年5月1日
- 面数:11面
2.要約:
企業が決算発表に合わせ為替レートの前提を公表するが、今季の想定レートは企業が保守的に見積もっている面もあるが、足元の水準とともに過去二年の実績に比べても総じて円高だ。(83文字)
3.論評:
過去2年の円ドル相場の実績は09年3月期が1ドル約100円、前期が約93円。円ユーロ相場は09年3月期1ユーロ約143円、前期が約131円だった。今季の想定為替レートは1ドル約90円、1ユーロ120円が中心であり、円高の進行が一段と顕著である。
円高は原材料や製品の輸出にプラスだが、輸出企業には一般にマイナス。たとえば1円の円高が28億円の減益要因になるということもある。輸出企業は円高対策を強化しているのに対し政府は円高容認ともとれるような発言をしたりと、円高を楽観視している。日本は製造業など輸出に依存している国であるため、企業の利益が減少すれば、それだけ税収も減少し、円高は全体的にみると国益の減少にもつながる。多大な債務を抱えるなか、円高対策が国益に影響を与える。(323文字)
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