全盛期のキョン伝説

谷口「俺はな、涼宮たちの陰に隠れてるが、一番の超人はキョンなんだと思ってるんだぜ」
キョン「藪からスティックに何を言いやがる」
白石「ああ、まあねえ」
キョン「お前ら! 根と葉を植えるな、火のないところに煙を立てるな!」
国木田「いや、根も葉もあるし火も熾きてるよ」


開始10分でハルヒを落とした

国木田「これに集約されてる気がするけど」
白石「アニメの放送時間に換算するとなw」
谷口「たしかに……! だがなあ、キョンが落とした攻略難キャラは涼宮だけじゃねーぞぉ!」
キョン「落としてねえっての」
谷口「反則技まで使いやがったくせに。これだよこれ!」


ヒトメボレを頻発

キョン「されたことない」
国木田「ヒトメボレは当人の感知し得ないところで起こっているものだよ」
キョン「じゃあ知りようがない」
白石「初対面の人から、それっぽいこと言われたことないのか?」
キョン「……」


九曜『あなたの――瞳は――とても……きれいね』


キョン「こう言われたことはある」
谷口「それはヒトメボレだァーッ! いきなりフラグ立ててんじゃねえッ、許さん!」
こなた「いやいやそれは死亡フラグさ。実際、同じ発言をした蒼い巨星は死んだよ」
キョン「どこから湧いた」
こなた「全盛期のキョン伝説の伝道師・泉こなたです」
キョン「全盛期……って何だそりゃ」
こなた「例えば、」


キョンにとっての両手に花はハーレムのなりそこない

かがみ『あの、ね……つかさも私も、キョンのこと好きみたいなのよ』
つかさ『それで話し合ったんだけど……ケンカするの嫌だから、ふたりいっしょに、じゃだめかなあ?』


こなた「――このように、キョンキョンはすでにかがみとつかさを攻略済みなわけですが」
キョン「そのような事実は一切ありません」
こなた「これはまだ本調子ではありません。キョンキョンが本気を出せば――」


いのり『私とかがみって似てるでしょ? ねえ、私を未来のかがみだと思って、ちょ~っと予行練習してみない?』
まつり『かがみは堅いしつかさは幼いから物足りないよねぇ。私が解消してあげようじゃないの!』


こなた「こうして柊家はキョンキョンの手に落ちたのでした」
キョン「んなわけねえだろ」
こなた「ゴメンゴメン、訂正するよ」


みき『あの子たちはみんな私が産んだんですもの。きっと、私とあなたの相性もいいはずよ』


こなた「この人を忘れちゃダメだよね~」
谷口「人妻しかも義母まで!?」
キョン「そうじゃねえだろ泉! お前も乗るな谷口ィィィ!」
こなた「はいはい、訂正っと」


ただお『ウホッ、いい婿!』


こなた「これでバッチリ☆」
キョン「何でだアッー!」



こなた「――とまあ、全盛期のキョンキョンが残した伝説を語り継ぐ者です」
キョン「お前が俺の何を知っている」
国木田「あ、それなら」


中学時代に佐々木にフラグを立てても納得いかなければ付き合わずに別れた

国木田「これも伝説だね。少なくとも僕の仲間内では」
キョン「何でお前も乗り気なんだよ。ストッパーなのに」
谷口「くそっ、中学生日記しやがって。分裂の87ページだけ別作品かと思ったぜ」
白石「絵師のミスは意外に何度もあったからなw」
谷口「部外者に指摘されると腹が立つなぁオイ」
こなた「それと関連するカタチで――」


攻略しても納得いかなければ据え膳食わずに帰ってきてた

谷口「男の恥だな」
国木田「そして女の子にも恥をかかせたわけだ」
白石「誰がうまいこといえと」
キョン「攻略した覚えもなければ据え膳を前にした覚えもない」
こなた「そんなこと言っちゃって……泣いてたよ?」
キョン「思わせぶりな言い方するんじゃありません!」
谷口「で、キョンに泣かされた女ってのは誰だよ? 場合によっちゃ俺が寝取る」
こなた「――伝説の少女A」
谷口「誰だよ」
こなた「いきつけのアニメショップで話題になってる、驚異の散財屋のことさ」
キョン「それお前だよ」
こなた「なんと」
キョン「アドリブでものを言い過ぎだろ。つくならつくでもう少し完成度の高い嘘を――」
白石「被害者が加害者にアドバイスしてる……」
こなた「えーん」
キョン「今泣くなよ。おい谷口、今だ、寝取れ」
谷口「……この超展開はさすがにねーわ」



キョン「もっと健全な伝説にしてくれ」
国木田「あ、阻止はあきらめたんだ」
こなた「健全て、どんなのがいいのさ。というか女性関係は不健全だとでも?」
キョン「そうじゃない――できるだけ、事実に準拠したものをだな」
白石「つまりこういうのか」


「やれやれ」が特技

キョン「これのどこが伝説だよ」
谷口「センスねぇ」
国木田「これはひどい」
こなた「ねぇ、全否定されて今どんな気持ち? どんな気持ち?」
白石「ちょwwwフルボッコwwwww」
谷口「伝説っつったらこれだろ!」


音痴を逆手にとってぼやきまくりのキャラソンを出すというファンサービス

キョン「お前は俺をけなしたいだけだろ!」
国木田「事実を挙げればいいのなら」


登校するだけで谷口が泣いて謝った、心臓発作を起こす山根も

谷口「誰が泣くか!」
白石「山根って誰だ?」
こなた「なるほど、そういうのを出せばいいわけだね」


エロゲーの主人公はキョンの鈍感な姿がモデル

こなた「こういうのをね」
キョン「元の木阿弥じゃねェか! しかもデタラメにもほどがある」
こなた「伝説の半分はデタラメおよび妄想でできていますから」



一回のフラグで攻略対象が三人に増える

こなた「たとえばみゆきさんルートだと、①みゆきさん、②ゆかりさん、③みなみちゃん――てな具合に」
谷口「③」
国木田「選ぶなよ」
こなた「みなみちゃんルートだと、①みなみちゃん、②岩崎ママ、③チェリーちゃん」
キョン「……③って、あの犬、オスじゃなかったか?」
こなた「メスだったらいいのかい?」
白石(……なぜ、さっきから②の人妻たちにツッコミを入れないんだ?)
谷口「くそっ、小早川狙いで岩崎ルートに入ったのによッ」
国木田「……たくましいね、キミは」

みなみ「…………」


みなみ「ガッシ! ボカ!」
谷口「ギャッ! グッワ!」


みなみ「……それでは」
キョン「風のように来て、風のように去っていったな」
国木田「わざわざツッコミさせて、悪いことしたかな」
谷口「俺は間違っていた」
白石「あの谷口が悔い改めてる!?」
谷口「小早川ルートに行かずに岩崎一本に絞るわ。あの仕打ちは間違いなく俺に惚れてるだろ」
キョン「……たくましいな、お前は」
こなた「これにはさすがの私も苦笑い(=ω=.;)」



湾岸戦争が始まったきっかけはキョン争奪戦

パティ『キョンはアメリカに連れて帰りマース!』
鶴屋さん『鶴屋家、ひいては日本の総力を挙げて阻止するにょろー!』


キョン「おかしい、色々とおかしい。まず湾岸戦争は日本対アメリカではないだろう」
谷口「ノリのわからん歴史オタめ」
こなた「そこから火種が広まっていくんだよ」
パティ「Hum...最大の壁は鶴屋SUNということデスカ」
キョン「いやいやいやノるなよ」
鶴屋「オタク界の黒船なんて、その名の通り黒焦げにしてやるっさ!」
キョン「鶴屋さんまで。何ですかその黒船って」
国木田「グラビア界の黒船とか演歌界の黒船とか、外国人の新星にはそう名づけるのが流行りなんだよ」
谷口「ちなみに泉はオタク界の女神って呼ばれてるんだぜ。ぷw」

こなた「少し……頭冷やそうか」

国木田「……今のは谷口が悪いね。パールハーバーでの日本並に」
キョン「いや、パールハーバーはアメリカの誘い受けという説もある」
白石「いつの間にか歴史談義になってるけど、キョンのせいで湾岸戦争が起きたって伝説だったよな?」
こなた「だがしかし。そんなのまだ序の口だっぜ」
白石「いったい何が始まるんです?」
こなた「 宇 宙 戦 争 だ 」


長門「…………」
朝倉「長門さん、何もしないでね?」
喜緑「事後処理する側の苦労も考えてくださいね」



あまりにモテすぎるからモブキャラでも攻略対象扱い

こなた「こちらがそのモブです」
みさお「こらちびっこー! 誰がモブだ、私らは背景だってヴぁ!」
あやの「それをモブって言うのよ、みさちゃん」
キョン「ちょっと待て、峰岸は彼氏持ちだろ。攻略対象にはなりえないぞ常識的に考えて」
谷口「人妻も食っちまう男が何を言う」
キョン「食ってねえよゲロハゲ野郎」
みさお「く、食うって……」
白石(あ、18日の禁曜日的な表現はNGだったか?)
みさお「人肉ミートボール!? どんな味だったんだ!?」
谷口「こいつバカだ!」
キョン「しかも味とか訊いちゃうのか!」
あやの「ごめんね、こんな子で本当にごめんね」


そのモブキャラも落とす

キョン「いや、無理だって」
みさお「…………」


みさお『へん、背景には背景の意地があるんだ。ホイホイ攻略されてたまるかー!』
キョン『無駄に走るなよ、転ぶぞ』
みさお『うあっ!?』
キョン『言ってる傍から……ほら、ケガないか?』
みさお『う、おぅ……さんきゅ』


みさお「そんな手には乗らねーぜ!」
キョン「プリンやるよ」
みさお「わーい♪」

こなた「さて反省会をしようか」
白石「妄想の内容がお約束すぎるだろ……しかもプリン1つで落ちてるし」
あやの「ごめんね、でもそれがみさちゃんのいい所でもあるから……」
谷口「こんなのがゲーム――うわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこ」



キョンは一度もデレたことがない

白石「万年仏頂面だもんな」
こなた「キョンキョンはデレるにしてもモノローグのみで、結局表面には出さないからね」
谷口「いかに涼宮といえどもAランク美女のはしくれを相手にリラックスして対応できる、その神経を疑う」
国木田「でも、仲間内には結構デレデレじゃない?」
こなた「ああ、特に先輩だとか年上だとやたらに相手を立てるよね」
キョン「そりゃ、朝比奈さんや鶴屋さんに仏頂面で接するわけにはいかんだろ。つか、できるやつなんているか?」
こなた「後輩にもわりかし優しいんじゃないの?」
キョン「高圧的な態度をとったら、ただの嫌な先輩じゃないか」
谷口「現金な奴だな。年上にほれぼれ、年下にでれでれ、同級生にやれやれ……あれ、俺うまいこといった?」
白石「最後の一言がなければ褒め称えてたよ」
こなた「むぅー……このままではキョンキョンに硬派なイメージが定着してしまう」
キョン「もともと硬派だろう俺は」
谷口「Shine.」
国木田「太陽?」
白石(ローマ字読みだなこれは……)
こなた「――っと、その瞬間!」
キョン「世界まる見えかよ」


昔は従姉妹のねーちゃんに片思いしていた

こなた「そこには元気にお盛りになるキョンキョンの姿が」
谷口「デレてんじゃねーかwww」
キョン「……情報提供者は誰だ?」
白石(デタラメがほとんどなんだからシラをきればいいのに……)
こなた「それにしてもこのキョンキョン、純情である」
キョン「もう恋なんかしない」
国木田「小学生みたいないじけ方しないでよ……」



あまりモテすぎると妹が傷つくからモテたくないという名言

谷口「このシスコン」
キョン「うるせー馬鹿」
こなた「この調子だと妹ちゃんの方も重度のブラコンだねこりゃ」
キョン「――ふと思ったんだが」
白石「どうした?」
キョン「コンプレックスって、そりゃつまり負い目のようなもんだろ? 『好き好き大好き』とは違うんじゃないか?」
国木田「ふむ。でもねキョン、コンプレックス=劣等感という概念は日本人特有の誤解なんだよ」
谷口「……」
国木田「劣等感とは劣っていることを『自覚』している感情だから、すでにコンプレックスを克服したものなんだ」
こなた「……」
キョン「つまり、コンプレックスってのは無意識の割合の方が強いのか」
国木田「そういうことかな。葛藤の状態にあることをも言うけどね」
白石「……何だかおいてけぼりに」
キョン「じゃあやっぱり『好き好き大好き』はおかしくないか? 葛藤してるならむしろツンデレでは?」
国木田「まあ、そう考えると恋愛感情がコンプレックスかというのも疑問だけどね」

そうじろう「あいや待たれい」

こなた「! お父さん!」
そうじろう「心理分析学上では、コンプレックスはフェティシズムとほぼ同義であると言われているんだ」
国木田「と、いうことは……」
そうじろう「さよう。萌え分野で頻繁に使われる『コンプレックス』も、間違いとは言い切れないのだよ」
国木田「そ、そうだったのか……」
キョン「失礼しました、そんなことも知らないで……」
そうじろう「いや、若いうちには疑問をたくさん持つべきだ。君たちはなかなか見所があるぞ」


こなた「おとーさん……なんで今日に限って人格者モードなのさ」
谷口「もう終わったか? あの空気読まねー無駄話」
白石(どっちが無駄話なんだろう……)


●<ここで触れてるコンプレックスについての内容は、あまり信用しないでください



キョンが立てたスレは伸びる

1:以下、名無しに代わりましてVIPがお伝えします
 行きつけの店で店員のお姉さんがクレーマーにからまれてるところを仲裁したら
 夕食をごちそうになることになった
 >>10安価ヨロ


キョン「……『裸エプロンを要求する』……って無理だろwwww」
ひなた「お待たせしました~」
キョン「;`;:;`(゜ж゜;)ブフォ!! ま、まだ頼んですらないのに!」
ひかげ「お姉ちゃん! お客さんの前で何してんの!」
ひなた「あらひかげちゃん、男の人ってこういうのを喜ぶものなのよ~」


38:以下、名無しに代わりましてVIPがお伝えします
 どうやらお姉さんは重度のオタクらしい、自発的に裸エプロンになってた
 あと小学生の妹がいる
 >>50安価ヨロ


キョン「……『姉妹丼』……お前ら大好きだバカヤロwwww」
ひかげ「すみません、何とか服は着させましたから……」
キョン「ああ、どうも……なあ、気のせいならすまないんだが、君、なんかやつれてないか?」
ひかげ「……それは」
ひなた「あのぅ~、何味のお粥がいいですかぁ?」
キョン「…………まさか、毎日お粥、とか」
ひなた「えぇ。ここ最近はずっとそうよ~」
キョン「俺がおごりますから、何か食べに行きましょう。早急に」


こなた「その後は>>1の事後報告のみとなったが、スレは伸びに伸びて3日で10スレ以上消費したとか」
キョン「フィクションっす」



こなた「ここからは小ネタで消化するよ m9っ=ω=.)だだだだだ☆」


グッとガッツポーズしただけで5人くらいウホッ

立木文彦「ウホッ」
谷川流「ウホッ」
美水かがみ「ウホッ」
宇宙人ジョーンズ「ウホッ」
兄沢「ウホォーォオ!」

キョン「なんでこの人選なんだよ。しかも最後ちょっと変だ!」
谷口「美水かがみって男だったのか……」


キョンがケガしたらSOS団活動中断

こなた「看病イベント発生ー!」←愉快犯
橘「取り入るチャンスなのです!」←腹黒の上に空回りっ娘
朝倉「私じゃなくて長門さんがいいの? ……うん、それ無理♪」←ヤンデレ(文部省調べ)
みさお「汗かきゃ治るってヴぁ! 走りにいこーぜっ」←危険分子
パティ「このチャンスにいろんなシチュを試しマース!」←無邪気という名の脅威
キョン「このメンツは死ねる」


のちの伊藤誠である

こなた「死ね!」
キョン「生きる!」


予定のない休日でもすぐに呼び出し

こなた「主にハルヒ閣下にね」
キョン(未来的宇宙的超能力的イベントだったりもするけどな……)
こなた「じゃ、よりキョンキョン伝説を知っているであろうSOS団のみなさんのところに聞き込みに行きますか」
キョン「マジでか」



みくる「キョンくんの伝説ですかぁ?」
こなた「100個集めないとキョンキョンは伝説のヒーローになれないのですよ」
キョン「元ネタを特定しづらい嘘つくな」
みくる「そうですねぇ~……」


ハルヒの野次に流暢なぼやきで反論しながら背後にみくるを庇う

みくる「このときのキョンくんは、いつもかっこいいですよ」
キョン「ありがとうござます朝比奈さん。あなたはやはり俺の天使です」
こなた「ツマンネ」
みくる「あ、それとですねぇ」


キョンは、カメを物欲しそうに見詰める少年の目の前で、カメを川に投げ捨てたことがある

谷口「鬼!」
こなた「悪魔くん!」
キョン「違っ――朝比奈さん、事実を歪曲して伝えないでください!」
みくる「ひゃ~い」
白石(実は黒いのかなこの人……)


ゴットゥーザ様「     」


白石「……ッ!」
国木田「どうかした?」
白石「い、いや(凄まじいオーラを感じた……あれは一体……)」


みくる「禁則事項です☆」



長門「……彼の伝説」
こなた「ながもんならいろいろ知ってるんじゃないの~? 何だかんだで一緒にいること多いしさ」
谷口「俺としては『すまんごゆっくり事件』g」
キョン「黙れ小僧。長門もいちいち答えなくてもいいからな。それじゃな」
こなた「うあー引っ張るなー。何か後ろ暗いことでもあるのかよー」

長門「……」
朝倉「ふられちゃったわね」
長門「黙れバックアップ。彼は私一筋なのは揺ぎ無い事実」
朝倉「へぇー。それ、ちゃんと証拠があるのかしら?」
長門「……この伝説を提示する」


処分を検討されている長門に大暴れを約束

長門「これは決定的。彼は間違いなくわたしにベタ惚れ」
朝倉「ところがぎっちょん」


エンドレスエイト一周につき複数キャラ攻略なんてざら。初期は全キャラ攻略も

長門「……」
朝倉「どこが長門さん一筋なのよwwwww」
長門「……あなたも、攻略対象」
朝倉「へ?」
長門「夏休みのループのとき、あなたも彼に幾度となく攻略されていた」
朝倉「……いや、あの……」
長門「朝倉涼子を敵性と判断。情報連結の解除を申請する」
朝倉「ちょwwwww」



こなた「んー、古泉の旦那だけ見当たらないなー」
キョン(うまく雲隠れしたか、今回だけは感謝しないでもない……ていうか旦那ってどういう呼び方だよ)


ハルヒから寝取ろうとした佐々木と、それを補助しようとした橘、九曜、藤原ともども攻略した

森「彼、橘京子と接触したそうね」
古泉「はい。僕はその場に居合わせたわけではないのですが」
新川「長門有希とは別個のインターフェースの支援を受けながらも、相手の口八丁に乗らなかったようですな」
古泉「それどころか、何だかんだで対等な立場で仲良くなりかけているように見受けられます」

佐々木『ちょっとキョン、僕と君のアイスを交換しないかい? 予想していた味と大きくかけ離れていたんだ』
橘『まっがーれ!まっがーれ!わたしにも曲げられるはずです、だからもっとしっかり手を握っててください!』
九曜『―――だっこ―――』
藤原『ウホッ』

森「ふむ、全員が彼に興味を抱きながら接触を図ったとはいえ、予想外の早さね」
新川「きっと、持て余すものがあるのでしょうな。性y」
森「彼の交渉能力には目を見張るものがあるわね。ノーマークの人材なら機関に欲しいくらいだわ」
古泉(……森さんも攻略されかかってるな)


藤原「おい僕にツッコミはなしか現地民ども」



あきら「おは☆らっきー! ここぞというときのマルチプレイヤー・小神あきらでーす!」
古泉「パネラーの古泉一樹です」
みくる(大)「ゴットゥーザ様ではなく、未来バージョンの朝比奈みくるです」
長門「……長門有希」
あきら「皆さんは“裏側”を色々とご存知ですから、人前では話せない伝説もありますよね?」
古泉「ええ、まあ」
あきら「てなわけで、人目を気にせずキョンさんの伝説を語っていただきましょーぱちぱち☆」


ハルヒと二人きり、メンバー全員蚊帳の外の状況から一人で逆転

古泉「まあ一応ヒント与えてきましたけどね」
みくる(大)「まあ事前にヒント与えてましたけどね」
長門「……最後に後押ししたのはわたし」


キョンを陥落すればハルヒも思いのままというルールはもはや伝説

古泉「これが朝比奈さんの任務なんですよね?」
みくる(大)「禁則事項です☆」


キスさえできれば即交際決定という破格のルールも達成できた女子はなし

みくる(大)「そう。まあ規定事項だけど」
長門「情報連結解除してでも阻止する」
古泉「お願いしますからそのルール取り下げてください」


キョンへの嫉妬で世界改変が起きたことは有名

ハルヒ「へっくし」

あきら「今ごろ誰かさんがくしゃみしてるかもしれませんね~」
長門「へっくしょん、まもの」



あまりにモテるので最初からハーレムルートだった時期も

涼宮ハルヒ:2年。言わずと知れた団長様。年季の入った夫婦漫才で本妻の風格を保てるか。
長門有希:2年。キョンと互いに絶妙な信頼関係を築く対抗馬。自発的でない分、キョンが気に掛けることは多い。
朝比奈みくる:3年。LikeかLoveか微妙な態度を貫く、意外に攻略難キャラ。
泉こなた:3年。ハーレム属性を持つらしいキョンに興味本位で近づく。傍観して楽しむつもりだったが……?
柊かがみ:3年。同じ保護者の立場で愚痴り合う戦友のような間柄。伝家の宝刀・ツンデレも使えず万事休すか!?
柊つかさ:3年。もとが人懐っこいため、面倒見のいいキョンに依存することもしばしば。
高良みゆき:3年。完璧故に手間がかからず、放置され気味。一転攻勢に転じれば破壊力は抜群なのだが……。
朝倉涼子:2年。ヤンデレ大全にも取り上げられた、隠れた人気者。心象はよろしくないが巻き返しなるか。
鶴屋さん:3年。その活発な性格で、キョンを翻弄しては楽しんでいるそうな。
喜緑江美里:3年。攻略難キャラの1人。ポーカーフェイスな彼女の感情の機微を読み取れるか?
日下部みさお:3年。陸上部。キョンを弟分のように連れ回す。先輩風を吹かせようとするも、赤っ恥に終わること多し。
峰岸あやの:3年。自分は彼氏持ちなので、みさおをキョンとくっつけようと画策する攻略難キャラ。
小早川ゆたか:1年。純粋なため、世話好きなキョンには割りと早い段階で懐く。
岩崎みなみ:1年。ゆたかに懐かれていて、自らのフォローもしてくれるキョンに信頼を置く。
田村ひより:1年。アニメ研究部部員。古キョンを妄想するうちに古泉と自分をすり替えて妄想するように。
パトリシア=マーティン:1年。留学生。さすがというべきか、スキンシップも辞さない。
八坂こう:2年。アニメ研究部部長。SOS団の奇行を小説のネタにするため取材する内にフラグが……。
阪中さん:2年。攻略難キャラの1人。ハルヒと仲良くなる方法を伝授される内にフラグが……。
永森やまと:3年。ワケありな転校生が主人公と絡まないわけがないだろう?
黒井ななこ:世界史教諭。同じく世界史を得意とするキョンとはさながら師弟関係?
桜庭ひかる:生物教諭。ズボラでガサツな態度は相変わらず。いじめ、もといいじり相手としてキョンを重用。
天原ふゆき:養護教諭。ひかる先生にいじられたあとは、必ずケアしてくれる。
佐々木:かつてのクラスメイト。『親友』という切り札を手にキョンに迫る。
橘京子:新勢力の超能力者。キョンを仲間に引き入れるため、やたらとちょっかいを出したがる。
周防九曜:新手の宇宙人。長門を凌ぐ赤子っぷりでキョンの父性本能をくすぐる。
キョンの妹:実妹。兄のモテぶりに嫉妬するそぶりすら見せず、逆に楽しんでいる模様。
吉村美代子:ミヨキチ。妹の友達。おそらく誰よりも先にキョンのことを好きになっていた健気な子。
森園生:メイドさん。その実はかなりのキレ者のため、キョンにとっては畏怖の対象。
成実ゆい:警察官。キョンのことは「堅実そうな子」として悪く思ってはいない。
柊いのり:社会人。割といたずら好きで、よく双子の妹をネタにキョンをからかう。
柊まつり:大学生。姉妹ばかりの環境で育ったので、キョンを弟のように扱いたがる。
宮河ひなた:フリーター。バイト先で一緒のシフトになったりする。天然なためまたもキョンは世話を焼く。
宮河ひかげ:小学生。しっかりしているが、食べ物が絡むと意外にホイホイついてくる。
泉かなた:スタンドとしてキョンに取り憑く。よき理解者になってくれると予想。
柊みき:柊家以外で出くわすことはない。大人しめなキョンのことは夫ともども気に入ってる。
高良ゆかり:実は天然キャラの中で最も手を焼かされる人。物知りなキョンのことは気に入ってる。
小神あきら:スーパーアイドル。遭遇率も低く真性の腹黒というラスボス。キョンをこき使いたがる。



キョン「今の何だ」
こなた「全てのヒロインを詰め込んで無理矢理デレさせたらあーなった」(※公式設定ではありません)
谷口「なかなかの力作だろ。つーか限度ってもんがあるだろお前、誠死ねってレベルじゃねーぞ」
キョン「……好き勝手妄想してくれたがな、俺のプライベートはそんなのじゃねえ」
谷口「バーカ。俺らだって、本気で思ってるわけじゃねえよ。そんなモテるやつがいてたまるか」
こなた「んじゃ、伝説談義はここいらでお開きー、と」


3時間5フラグは当たり前、3時間8フラグも

こなた「ところで今日はゲマズよってこーよ」
かがみ「あんたそんな悠長なこと言ってる場合? 今日はみっちり勉強させてやるわ……ついでにキョンも」
つかさ「あ、じゃあ私お菓子つくるね! え、やっぱり私も勉強しなくちゃだめ?」
みゆき「それでしたら、私もごいっしょさせてもらっていいですか? 人手は多いにこしたことはありませんし」
ゆたか「この前キョン先輩に助けてもらったお礼がしたいので、ついていってもいいですか?」
みなみ「……ゆ、ゆたかが行くなら……私も」
ひより「先輩、マンガの試し読み頼みたかったんスけど~……そういうことならくっついていきますよ」
パティ「私もいきマース。今日こそはキョンを立派なオタクに調教してやりマスヨ」


どんなフラグも余裕でクラッシュ

キョン「悪い、今日は団活がある」


修羅場も日常茶飯事

こなた「むぅ~……仕事と私、どっちが大事なの!?」
キョン「嫁のような台詞を吐くな」
かがみ「確かに、SOS団以外の友達とも付き合ってほしいところね」
つかさ「お姉ちゃん、いじわるな言い方はダメだよぅ……ちょっぴりそう思うけど」
みゆき「少し寂しい気もしますね」
ゆたか「じゃ、じゃあ、お礼はまた今度で」
みなみ「……残念です」
ひより「私、鮮血の結末だけは避けたいんスけど……」
パティ「Hum...これはマジに戦争も考えねばなりませんネ」


キョン「わかった。じゃあ部室来るか?」


キョンが乗り出した時点で事件解決でいいだろ

こなた「ま、たまにはお邪魔しちゃうのもいいかもねー」
かがみ「そうね、別にそこでも勉強はできるし」
つかさ「そうだねー……ってやっぱりやるのー!? うぅ……でも、いいかな」
みゆき「では、お言葉に甘えさせていただきます」
ゆたか「あのぅ、部室で何かお手伝いすることがあったら言ってくださいね」
みなみ「……私も、手伝います」
ひより「なるべく早く読んで欲しいので、もちろん居合わせるっスよ」
パティ「お茶汲みは任せてくだサーイ!」


谷口「……コノヤロー」
ハルヒ「…………」

 

ハルヒ「ちょっとキョン! 谷口たちが話してたのってホンt」
キョン「うるさい。ちょっとは静かにしてろ」
ハルヒ「…………」イラッ

 


ハルヒを一睨みしただけで古泉が閉鎖空間へ飛んでいく

神人「ガッシ! ボカ!」
古泉「ギャッ! グッワ!」

 

 

ページの下にある色付きフォントは「感想はこちらへ」という暗号

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年02月28日 12:50
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。