Eメール戦の指し方

Eメール戦では指し手を次のように対局相手に伝えます。

Eメール対局の要領

インターネットでチェスを指す……というと、リアルタイム(常時)パソコンに向かって指す方もマレにはいますが、立場の違った同士でも手軽に対局できる、Eメールを使った通信チェスが最も親しまれています。
Eメールを使った対局は、ルールが少々異なるだけで、郵便チェスと基本的には変わりません。はがきや封書を使う代わりに、Eメールで送受信します。

まずインターネットの閲覧ソフト(ブラウザ:「インターネット・エクスプローラ」等」)を開き、「日本通信チェス協会」にアクセスして下さい。
「日本通信チェス協会」ホームページには、Eメール・チェスのルールが掲載されています。
(国内対局の心得から、国際戦用の英文「ICCF」Eメール競技規則まで)
これを、読んで下さい。(日本語面だけでOK)

JCCAのEメール戦はこのルールで対戦しますが、基本的には郵便戦と変わりません。
郵便戦と、Eメール(ともに国内戦)の違いの大要は、次の通りです。ご参考までに。

ルールの主な違い

  • ①つまり5月5日に送られた手は、5月6日までに受け取らなければなりません(実際はずっと後の日に受け取ってかまいませんが、記録上は6日に受け取ったものとして扱わねばなりません)。相手が2日以上とした場合は、 TD(トーナメント・ディレクター)に連絡して、相手がルールに従うようにTDから指示してもらうことを頼むことができます。
  • ②指し手の送信のさいには、1手目から全部の指し手を書かなければなりません。しかし、Eメールでは、相手から送られてきた指し手に、新しい指し手を加えるだけで、カンタンに返信するシステムになっているので容易です。
  • ③スピードを重視していますが、持ちタイム(消費日数)は10手30日あります。
  • ④休暇は郵便戦と同じようにとることができます。

  • 表記法(指し手=棋譜の書き方)は、国内戦の駒記号はPGN=(KQRBN)と同じです。国際戦では主に数字式を用います。
最終更新:2008年08月15日 11:41