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親父の英会話 Lesson 10

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haruhioyaji

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英会話が生まれる/世界の分割と移動


会話をするとしよう。
最低2人の人間が要る。 You and I(おまえとおれ)だ。
おれが要る場所とお前が要る場所は異なっている。
I am here. おれはここ居る。おれが居るのはここだ。
You are there. おまえはそこにいる。おまえがいるのはそこだ。

here/ thereの区別が生じると、空間に向きが生まれる。
向きが生まれて、移動が言い表せるようになる。go and comeだ。
これは前に、「動詞の分解」でやったな。
"Go" means "move from here to there". 
"Come" means "move from there to here".

2人の人間とhere/ thereの区別、そして移動まで生まれた。ここまでのまとめだ。
Come here. or I'm going to you there.  ここへ来い、でなきゃこっちからいくぞ。



英会話が生まれる/思いを発する


おまえが何か言う。なんだかわからない何かはsomethingでいこう。
Something comes from your mouth to my ear.
おまえの口から出ておれの耳に届くもの。これだけだと「声」のことなのか「言葉」のことなのか、決められないな。意味がまだ広すぎる。
It came into my mind.
まだsayもspeakもない。
だが、とにかくおれのココロに何かがとどいた。言いたいことはわかった、ってことだ。
俺もなんか言い返そう。
I also have an idea, which I want you to know.
おれにもおまえのアタマに届いて欲しいもの(=言いたいこと)があるぞ。

Therefore, I give some words to you. だからおまえ宛に言葉を発する。

giveは「動詞の分解」でやったように、「let someone have something」 、
日本語の「与える」よりもっと広い意味がある。
「誰かが持てるように何かをはなす、もしくは放つ」って感じだな。
相手が受け取るかどうか、保証の限りじゃない。



英会話が生まれる/思いを伝える/ねじ込む


putは「動詞の分解」でやったように、「cause something be in some place 」
何かがその場所に存在するようにさせる、って感じだな、
さっきの「I give some words to you.」だと、言葉が受け取られるか、いまいちわからん。
しかし
I put my idea in your mind.
こうなると「相手が受け取るかどうかわからん」なんて甘い話じゃない。
おれの考えをおまえのアタマにねじ込む、って感じだな。
I put my idea into English. 自分の考えを英語にする。
翻訳するはtranslateだけれど、これでも通じる。
というか、イメージとしてあっている。このあたりが基本語の汎用性だな。
「英語」に自分の考えをねじ込んでるんだな。

さて、意思についてのべるためにmakeを導入する。
makeってのは元は前回分解したように
bring something into being
何かを存在の域までもっていく
ってことだ。だから「つくる」なんて訳語が当てられるが、それよりも意味は広い。
「ある状況を実現する」みたいなことまで含むからな。
I make your words come to me.
おれは、“おまえの言葉が俺の耳に届く”ようにさせる。
sayもtellも出てこないが、おれはおまえに、何か言わせようとしてる。
あるいは聞きだそうとしてる。白状させようとしてるのかもしれない。
あるいは何かの通信手段を用意して、とにかくおまえの言葉がおれのところに届くようにしているのかもしれない。これだけだと、意味の広がりがあまりに広いな。



英会話が生まれる/伝え方/書くと話す


とりあえず通信手段としては紙に書いた文字、てことにしよう。文字letterも書くwiriteも、まだ出てきてないんでとりあえずsomethingでいく。
紙paperの方は「密輸入」させてもらって、あとは今出たputを使えば、こう表現できる。
You put something on a piece of paper.
They are letters. You write them on the paper.
ついでに「密輸入」してたwordにも触れておこう。
A word is made of some letters. All word have the meanings.

wordが出たんで、putもつかってtellについて触れておこう。
tellは「動詞の分解」でやったように、「to put something in words 」だ。
さっきの「I put my idea in your mind」は、
I put my idea in words. =I tell my idea
と考えを一旦言葉に変換して、
I tell my idea to you.
その言葉がおまえに届くようにする、って感じになる。
I tell you my idea.
とも言えるが、これは話している相手youが明らか(既知の情報)で、my ideaが未知の情報の場合、「未知の情報は後ろに置く」時に使う。































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