ハルヒと親父 @ wiki
涼宮ハルヒのいちゃつき
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haruhioyaji
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ハルヒスレに投下された無自覚夫婦に出てくる
酒の入った涼宮とキョンの想像を絶するいちゃつき具合
をやっぱり書いちまった。ので、投下してみる。
- 団員1
- ハルヒ〜。前から一度言ってやらないといかんと思ってたんだ。今日こそ言ってやるから覚悟しろ。
- 団長
- なによお〜、キョンのくせに生意気ねえ。あたしも常々あんたには言いたいことがあったのよ。今日こそはっきり言ってあげるわ。覚悟しなさい。
- 団員1
- 言っとくがな、愛の告白なんか受け付けんぞ。
- 団長
- こっちこそ、願い下げよ。誰が、あんたなんか。
- 団員1
- 今日の俺は酔ってるからな、普段言えないようなことも言ってしまうぞ。
- 団長
- お酒の力を借りないと言えないなんて、とんだヘタレね。あたしも酔ってるけど、いつも通り言いたいことを言うわ。
- 団員1
- じゃあ、おまえ、先に言えよ。
- 団長
- いやよ、あんた先に言いなさい。
- 団員1
- 俺のを聞いたらな、おまえなんか一言も言えなくなるぞ。だから、先に言わせてやろうっていう思いやりが、わからんのか。このバカハルヒ。
- 団長
- おあいにくさま。あんたこそ、あたしの言葉を聞いたら、あしたから表を歩けなくなるわよ。それくらい、すごいんだからね。このキモキョン。
- 団員1
- さすがにキモキョンとまでは、妹にも言われたことないぞ。
- 団長
- それも今日までよ。この打ち上げが終わったら、今晩さっそく妹ちゃんにも教えてあげるんだから。あんたは明日から全世界的にキモキョンよ。
- 団員1
- 妹を抱きこみやがって、やり方が汚いぞ、ハルヒ。
- 団長
- ふふん、いつまでも、あんただけの妹だと思わないことね。
- 団員1
- こいつ、やさしくしてりゃ、つけあがりやがって。
- 団長
- あんたは女とみれば誰にだってやさしいじゃないの。たまにはあたしにだけやさしくしなさい!
- 団員1
- ばか、他の女にしてるのは親切だ。おれはおまえだけだ、っていつも言ってるだろ。
- 団長
- あんたはそればかりじゃない。ずるい。
- 団員1
- ずるくなんかない。本心だ。
- 団長
- それがずるいって言ってるの! そんなこと言われたら何も言えなくなるじゃない。
- 団員1
- やれやれ。わかったよ。何でもいうこと聞いてやるから機嫌直せ、な?
- 団長
- ほんと? じゃあ、また眠くなるまでだっこしてくれる?
- 団員1
- ああ、してやる。もっとも今夜は寝かせないけどな。
- 団長
- もう、バカキョン。……で、さっきはなにを言おうとしてたの?
- 団員1
- ああ。おれがおまえのどこが好きか、100回言おうとしてた。実際は数えきれんが。
- 団長
- 奇遇ね。あたしも、あんたの好きなところを100個言おうと思ってたの。ほんとは数えきれないけど。
- 団員1
- 試しに言ってみるか?
- 団長
- ええ、いいわ。
- 団員1
- 一度と決めたら脇目もふらず突っ走ってく猪突猛進なおまえが好きだ、ハルヒ。
- 団長
- そんなあたしに最後までいっしょに来てくれるあんたが好きよ、キョン。
- 団員1
- うっかり自分の気持ちをつぶやいてしまって、わたわたと真っ赤になって否定するおまえが好きだ。
- 団長
- そうやってじたばたしてるあたしの背中をさすって、よしよししてくれるのが好き。
- 団員1
- 自分で間違ってることに気づいても、認めるのが悔しくて、うーっとうなってるいじっぱりなおまえも好きだ。
- 団長
- 間違ったあたしを本気になって叱ってくれるあんたが好き。
- 団員1
- やさしいところを素直に出せなくて、照れて怒った振りをするところも好きだ。
- 団長
- 人にやさしくして、その後めんどくさそうな顔して実は照れてるあんたが好き。
- 団員1
- 人が見てないときは実は甘えんぼうなところも好きだ。
- 団長
- 気のすむまで甘えさせてくれるのが好き。
- 団員1
- おれが風呂に入ってる間、つまらなさそうに膝を抱えてベッドに座ってるおまえも好きだ。
- 団長
- お風呂から戻ってきて、ぜんぜん遅くないのに『ごめんな』って謝っちゃうあんたも好きよ。
- 団員1
- 俺が田舎に帰ってる時、電波が届かないのに繰り返しメールを打ってしまうさびしがり屋のおまえも好きだ。
- 団長
- 電波が届くところまで来たら、そのメール一通一通に全部返事をしてくれるあんたが好き。
- 団員1
- 誰もいないところだと手をつないでくるところも好きだ。
- 団長
- 誰もいないところだとキスしたがるあんたも好き。
- 団員1
- いつまでも撫でていたくなる絹みたいな手ざわりのおまえの髪が好きだ。
- 団長
- いつまでも撫でてくれる、おっきくてあったかいあんたの手が好き。
- 団員1
- 小銀河を満載して輝く目が好きだ。
- 団長
- いとおしむように見つめてくれるやさしい目が好き。
- 団員1
- 照れると真っ赤になるすべすべの頬が好きだ。
- 団長
- そこにすぐにキスしてくれるあんたの唇が好き。
- 団員1
- くせになりそうなくらい甘いキスをしてくれる、うれしそうにつり上がった形のいい唇が好きだ。
- 団長
- いつまでも終わらない長い長いあんたのキスが好き。
- 団員1
- 実は弱点の小さくてかわいらしい耳が好きだ。
- 団長
- その耳をやさしくなぞってくれるあんたの指が好き。
- 団員1
- いつまでだって見ていたくなるおまえの顔が好きだ。
- 団長
- 十人並みで抜けてるけど見ようによってはかわいいあんたの顔が好き。
- 団員1
- 周りを元気にしちまう、ひとかけらの曇りもない輝く100ワットのおまえの笑顔が好きだ。
- 団長
- あたしの暴走に手を焼きながら最後にはいつも許してくれる時の、少し照れたやさしいあんたの笑顔が好き。
- 団員1
- 着痩せして普段はそこまでではと油断させておいて、実は形・ボリューム・張りのどれを取っても三ツ星をやりたくなる、顔を埋めた時の天にも昇るような心地よさは体験してない奴らにはわからなるまい、ほとんど反則すれすれの、おまえの胸が大好きだ。
- 団長
- 運動なんか興味がないくせに意外に分厚くて暖かくて、体を預けると時間なんか止まってしまいなさいって思わせるあんたの胸板が好き。
- ………
- 団員1
- 毎日夢に出てきてくれるところも好きだ。
- 団長
- 毎日夢で**してくれるあんたが好き。
- ………
- 団員1
- 名前がハルヒなところも好きだ。
- 団長
- あだ名がキョンなところも好きよ。
- ………
- 国木田
- 口から砂を吐きそうだよ。男子の半分が隣の奴に殴りかかってるし。
- 阪中
- 女子の半数が鼻血を流してるのね。呼んできた責任とって、谷口君、体を張って止めてくるのね。
- 谷口
- 無理だ。経験から言わせてもらうと、ああなったら最後、《バカップル制空圏》ができちまって、半径2メーター以内に近づくとひき肉にされちまう。
- 国木田
- あの後、バラバラの谷口を回収するのは骨が折れたよ。
- 阪中
- ……SOS団の人たちはよく平気なのね。
- 副々団長
- 平気なわけあるかああ!!ふるいずみ!こいつらを閉鎖空間に引きずりこめ!首切りデスマッチじゃあ!!
- 副団長
- すみません、すぐ退散しますので。朝比奈さん、今日は朝まで飲みましょう。ですから、ですから、ここは引いてください。長門さん、見てないで手伝って!
- 文芸部
- 未来人ご乱心。バカップルご懐妊。
- 副団長
- ああ、長門さんまで!