ハルヒと親父 @ wiki

歴史改変阻止シリーズ

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haruhioyaji

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ミッション1:男女混浴の禁止を阻止せよ


ハルヒ:キョン!ねえ、キョン!
キョン:なんだ、ハルヒ。朝っぱらから。
ハルヒ:歴史を変えにいくわよ。さっさとタイム・マシンを用意して。
キョン:お、おまえ、本編の設定および俺たちの見せられない苦労を足蹴にして、なんて
ことを。だいたい、歴史のどこをどう変えようってんだ?
ハルヒ:これよ、これ! まったくもって許しがたいわ。

 1900年5月24日 銭湯などでの12歳以上の男女混浴を禁止。

キョン:待て。お前、よく読んだのか? 
ハルヒ:何がよ。混浴が禁止なのよ。そんなの容認できないわ。だってあたしたちはとっくに12歳以上なのよ!
キョン:いや、だから、待てって。ちゃんと銭湯などって書いてあるだろ。
ハルヒ:そうよ。
キョン:つまり家の風呂なら、全然構わないんだ。
ハルヒ:あ、そうか。でも、あんたんちのお風呂は、二人で入るには少しだけせまいから、今日はあたしのとこに来なさい!
キョン:わかったよ(やれやれ、これでハルヒの機嫌がなおって、歴史改変が行われなくて済むなら、お安いもんだ。……が、まてよ。これって1900年までは、銭湯は年齢フリーで混浴OKだったってことか?)
ハルヒ:(じとー)あんた、いま、スケベなこと考えてる。
キョン:な、な、なにを証拠に?
ハルヒ:鼻血を吹きなさい。……しかも、あたしの目を見ない。どういうことかしら?
キョン:いや、俺だって健全な男子高校生な訳だし、19世紀の性風俗を想像して、もて
あますことだってある。
ハルヒ:……あんた、混浴萌えね。
キョン:いや「萌え」というのとは違うと思うぞ。
ハルヒ:あんたは今後、温泉禁止。

ーーーーかくして、ささいな犠牲によって、今日も歴史は守られた。


ミッション2:「2ちゃんねる」開設を阻止せよ


ハルヒ:キョン、起きなさーい!!
キョン:というか、ハルヒ。もう日が暮れかけてるぞ。
ハルヒ:今日も、歴史を変えにいくわよ。さっさとタイム・ベルトを用意して。
キョン:どうして今日はなにげに軽装なんだよ。いや、スカートはかまわんぞ。で、歴史のどこをどう変えようってんだ?
ハルヒ:これよ、これ! まったくもって許しがたいわ。

 1999年5月30日 - 西村博之が巨大掲示板群「2ちゃんねる」を開設。

キョン:ハルヒ。おまえ、「自分殺しのパラドックス」って知ってるか?
ハルヒ:知ってるわよ。でも「ひろゆき」はあたしの親でも何でもないじゃないの?
キョン:ひろゆきを殺しに行くんかい! 2chの開設を阻止するんじゃなくて?
ハルヒ:そんなことしたって、3chとか12chとかルビー・チャンネルとか作られたおしまいじゃないの!
キョン:ルビー・チャンネルはちがうだろ。そうじゃなくてだな、おまえがいまやろうとしていることは、紙切れに「この紙に書いてある事はウソです」と書くようなもんだぞ。
ハルヒ:どうしてよ?
キョン:なぜなら、いま俺たちは「2ちゃんねる」の上に存在するテキスト・データでしかないからだ。
ハルヒ:あ、そ。あんたは、これをみても、まだそんな冷静でいられるのかしら?
キョン:おい、おまえの名前のスレッドがあるぞ。というか、俺たちが自分のSSを読んで団内恋愛を禁止するSSとか無かったか?過去スレまとめwikiを見ないと確かな事は言えないが。
ハルヒ:(じとー)あんた、なんでそんなに詳しいの? まさか、このうれしはずかしバ
カップルSSを書いてるのって……
キョン:な、な、なにを証拠に? 俺はいたって文才の無い奴だって事は、原作でも証明済みだろ!
ハルヒ:これも、これも、これも、あんたが語ってるみたいな文章じゃないの!……しかも、あたしの目を見ない。どういうことかしら?
キョン:いや、俺だって健全な男子高校生な訳だし、健全な男女交際とか、言いたくても言えない気持ちを抱えた胸の切なさとかを想像して、もてあますことだってある。
ハルヒ:……あんた、男女交際萌えね。
キョン:いや、それは「萌え」というのとは大いに違うと思うぞ。
ハルヒ:あんたは今後、萌え禁止。

ーーーーかくして、ささいな犠牲によって、今日も歴史は守られた。


ミッション3:スーパーマンの登場を阻止せよ


ハルヒ:キョン、準備はできてるわね!
キョン:ああ、おれはいつでもwelcome unknownだ、って、痛い!なぜ殴る?
ハルヒ:あんた女だったら誰でもいいっての? 夕べあれだけしておいて!
キョン:そんなことは言っとらんし、思ってもない! さっさと、歴史を変えに行こうぜ。
ハルヒ:うー、まあ、いいわ(あとでじっくり聞くから)。さっさとタイムふろしきを用意しなさい!
キョン:まて、ハルヒ。それを人体に使用するのは非常に危険だ。おまえが、それ以上の
ナイス・バディになっちまったらどうするんだ!? というか、おれはどうしたらいい?
ハルヒ:うるさーい! 話が進まないじゃないの。とにかく、今回は、これよ、これ!

 1938年6月1日 アメリカの人気ヒーロー「スーパーマン」が雑誌デビュー。

キョン:待て。相手は2次元だぞ。
ハルヒ:だから、なんだっていうのよ?
キョン:いいか、ハルヒ。10代の頃から2次元ヒーローにうつつを抜かしているとな、「アニメ・キャラとの結婚を法的に認めろ」とか言い出すイタイ大人になっちまうんだぞ。
ハルヒ:そりゃそうよ。
キョン:あっさりパーミットかよ!
ハルヒ:日本マクドナルドの元社長も、子供の頃ビックマックの味を覚えた人間は、死ぬまで食べ続けて、そのうち鼻が高くなって金髪になるって言ってたわ。
キョン:あり得ないし! だいたい欧米人だって、金髪だけじゃなくて、ブルーネットは情が深いとか赤毛は情熱的とか、いろいろいるだろ。
ハルヒ:(じとー)あんた、また女の話、してる。
キョン:な、な、なにを証拠に?
ハルヒ:よだれを拭きなさい。……しかも、あたしの目を見ない。どういうことかしら?
キョン:いや、俺だって健全な男子高校生な訳だし、洋モノには洋モノなりの風情というか趣があってだな、全部谷口からの借り物だが、もてあますことだってある。
ハルヒ:……あんた、家畜人ヤプーね。
キョン:いや、それ言い過ぎだし、ウィキペディアでも見ないとネタ自体わからないし、だいたいスーパーマンはどうすんだよ!
ハルヒ:あんた、今夜は寝かさないからね、覚悟しなさい!

ーーーーかくして、いつもの惰性によって、今日も歴史は守られた。















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