27日(土)

12:05−13:05 
拓殖大学教授 長坂寿久先生講演(ステージで行います)
連続講座 第1回 『日本のフェアトレード市場の現状とこれから−日本のフェアトレード市場調査2008から見えてきたもの: 世界のフェアトレード市場の展開と日本』     
この度、『日本のフェアトレード市場』について、日本で初めての本格的な市場調査が行われ、5月末に発表されました。この調査結果について調査研究会の座長である拓殖大学国際学部の長坂寿久教授が報告します。フェアトレードとは何か、そして世界市場、とくにヨーロッパでのフェアトレード運動の展開と日本市場の状況についてお話します。


14:10−15:00(語り場テント) 
『エコとアートで復興する村たち』 
ツナミクラフト代表 東山高志さん
スマトラ島沖地震による津波から4年。タイ南部の津波被災地はエコとアートで復興するプロジェクトが進んでいます。マングローブの植林などのエコツーリズムやせっけん作りで村を活性化するタレーノーク村。心のケアから生まれた「さをり織り」の生産をするバンムアン村。サスティナブルで人に優しい二つの村の事例を紹介します。
東山さんのプロフィールは→コチラ


15:10−16:00 (語り場テント)
『フェアトレードで作る未来−日本列島同時多発フェアトレード宣言』
らぶらんどエンジェル代表 明石祥子さん

2004年から熊本市でフェアトレードシティ宣言に取り組んでいます。きっかけはフェアトレードカンパニー代表のサファイア・ミニーさんの来熊でかなりの盛り上がりをみせるイベントを体験してのサファイアさんからの提案でした。イギリスに2度視察に行き、年間50を超えるイベントに参加して市民の皆さんへの認知度を深める努力をしています。また、今年は北星学園大学の萱野先生や一橋大学のサークルらぽんてと協力して北と南からフェアトレード都市宣言を同時多発で発表する運動を始めています。皆さんのご理解、ご協力をよろしくお願いします!



16:10−17:00 (語り場テント)
『タンポポwoman 〜ねぇ、そこには何があるの?〜』 FTSN九州代表 沼倉有沙さん

メッセージ:みなさんに質問です。タンポポって聞いた時、あなたは何をイメージしますか?私が生まれた場所・育った場所ではない「第3の地域」に進学を決意した理由、それは「フェアトレード」にあります。大学生の自分だからできること、やれることがきっとある。そう思い、日々フェアトレード普及に携わる活動をしています。今回は「学生」という視点からお話したいと思います。



6月28日(日)


10:40−11:30(語り場テント)  
『AWEPの生産者たち』 アジア女性自立プロジェクト代表 森木和実さん

フィリピンから来日した女性たちと神戸の女性たちが出会い、女性の仕事作りとして、フィリピンで製品を作り、私たちが日本で販売をする協力を作ってきました。当初はマニラにもバティック(ろうけつ染めの布)が豊富で、色鮮やかなバティックプリントを素材にしていました。それが時代とともに少なくなり、素材を求めてインドネシアに行きました。そこで小規模生産者のフェアトレード団体と出会い、ゼロから布を作る生産者と出会いました。中部ジャワの村では繭を糸にし、糸を布にし、絵を描き、染めています。AWEPの製品の中で手書きや型押しのバティックが増えていきました。素材を作る人、それを製品に仕上げる人たちの手作りの営みが、ときには機械が大量に生産するものに押し流されそうになりますが、手作りのぬくもりが伝えられるような物を残していきたいと思っています。
森木さんのプロフィールは→こちら

11:35〜12:35
長坂寿久先生講演 (ステージで行います)
連続講座第2回 『日本のフェアトレード市場の現状とこれから−日本のフェアトレード市場調査2008から見えてきたもの: 日本のフェアトレード市場の実態とこれからの展開』     
日本で初めての本格的なフェアトレード市場調査結果から見えてきたものについて、詳しくお話します。 2007年と08年の日本のフェアトレード小売販売額と共に、市場の構造、ショップの思いなど、日本のフェアトレードの現状と課題が明らかにされます。そして、今後の方向を皆さんと一緒に考えたいと思います。
長坂さんのプロフィール→コチラ

13:00−13:50 (語り場テント)
『フェアトレードでめざす女性のエンパワメント』  
ウイメンズショップ パッチワーク代表 長谷川輝美さん



14:00−14:50 (語り場テント)
『クラフトリンクの歴史と今』
シャプラニール=市民による海外協力の会 クラフトリンクチーフ 小松豊明さん
メッセージ:クラフトリンクは、海外協力NGOシャプラニール=市民による海外協力の会が行うフェアトレード活動の名称。今年で35年目を迎えました。日本のフェアトレード団体としては最も早くから活動が始まったと言えるでしょう。活動が始まったバングラデシュの村を訪ねて当時の生産者たちに会い、聞いてきた当時の苦労話や事件のエピソードなどをお伝えします。また、クラフトリンクが何を大切にしているか等、現在の活動の姿勢についてもお話ししたいと思います。


15:00−15:50 (語り場テント)
『アットライフなフェアトレード』 ぐらするーつ代表 鈴木隆二さん

「お買物から国際協力」という言葉で語られてきたフェアトレードも少しずつ広まってきた昨今。日頃フェアトレードに関わる私達の取り組みは、「種をまくこと」そして「根をはっていくこと」へと広がり始めています。 「みんなの生活にフェアトレードが根付いていく・・・」それはどんな世界で、どんな社会で、どんな世の中なのか、みんなで一緒に考えてみませんか?

最終更新:2009年06月22日 02:43