ダメージ計算式
◆打撃攻撃のダメージ計算式
基本値=(攻撃力/2-守備力/4)
最終値={基本値×(1-1/8)×武器補正×攻撃回数}~{基本値×(1+1/8)×武器補正×攻撃回数}
つまり
攻撃力が2上がると、与えるダメージが1増え
守備力が4上がると、受けるダメージが1減る。
この計算式は、乱数部分の式に違いはあるが、他のドラクエシリーズでも共通している。
■会心の一撃のダメージ計算式
基本値=攻撃力
最終値={基本値×(64/64)}~{基本値×(74/64)}
早い話が攻撃力がそのままダメージとなるのである。
武器の補正は無視するため、攻撃力が高いほどダメージは大きくなる。
なお、バイキルト発動中、複数攻撃武器、毒針装備時はパルプンテにより「力がみなぎった」状態でも発生することはない。
また2回攻撃武器は一撃毎に発動するかどうか判定される。
◆呪文・特技のダメージ計算式
呪文・ブレスで受けるダメージは下記の計算式で求められる。
- PS2版では、(ダメージ)×(キャラの耐性)×(防御時1/2)×(フバーハ時7/10)-防具の耐性
- DS版では、{(ダメージ)-(防具の耐性)}×(キャラの耐性)×(防御時1/2)×(フバーハ時1/2)
例えば、炎耐性1/3のモンスターが、炎系-10のオーガシールドを装備してはげしいほのお(平均75ダメージ)を喰らった場合、最終的なダメージはPS2版なら、75×1/3-10=15となる。
なおイオ系によるダメージは防具で軽減できない。
◆武器の補正
- 装備可能者の欄にあるモンスタータイプのアルファベットは、装備できるモンスターのグループを表す。
- 詳細⇒モンスターの装備系統表
■敵の耐性に応じてダメージが変化する武器
武器名 |
攻撃力 |
|
対応する耐性 |
装備可能者 |
ほのおのツメ |
+53 |
|
ギラ系 |
デボラ モンスタータイプ:A・D・F |
こおりのやいば |
+70 |
|
ヒャド系 |
モンスタータイプ:A・D・F・K・P |
ふぶきのつるぎ |
+105 |
|
息子・ピピン モンスタータイプ:E・N・O |
◆敵の耐性による武器ダメージの変化
良く効く (無耐性) |
普通に効く (弱耐性) |
効きにくい (強耐性) |
効かない (無効) |
1.5倍 |
1.4倍 |
1.15倍 |
1.0倍 |
【ほのおのツメ・こおりのやいば・ふぶきのつるぎ】
これらの武器の最大の強みと言えば
敵の耐性が効きにくい(強耐性)でも1.15倍のダメージを与えられる点。
数値上では他の武器に劣っていても、与えるダメージは上になるケースは多い。
中盤のほのおのツメ装備のドラゴンキッズがパーティ最高の単体攻撃力、という評価はこのため。
また敵の耐性が効かない(無効)でも等倍のダメージを与えられるので
敵の耐性が分からなくても、与えるダメージが減少するなどのマイナスの効果が無いのは嬉しい限り。
パーティの中で装備可能なキャラがいたら、人数分購入する価値は充分にある。
特にこおりのやいば・ふぶきのつるぎは、エスターク戦において主力ダメージになる程重要な武器だ。
■敵の系統に応じてダメージが変化する武器
武器名 |
攻撃力 |
|
対応する系統 |
装備可能者 |
ゾンビキラー |
+80 |
|
ゾンビ系 |
主人公・息子・ピピン モンスタータイプ:E・J・M |
ドラゴンキラー |
+90 |
|
ドラゴン系 |
主人公・息子・ピピン モンスタータイプ:E・J・M・N・O |
◆機種別・敵の系統による武器ダメージの変化
武器名 |
|
SFC版 |
PS2版 |
DS版 |
ゾンビキラー |
|
1.5倍 |
2.0倍 |
2.25倍 |
ドラゴンキラー |
|
◆敵の系統
系統 |
|
該当するモンスター |
該当モンスター数 |
ゾンビ系 |
|
がいこつへい・くさったしたい リビングデッド・デッドエンペラー ゾンビナイト・エビルスピリッツ スカルドン・ワイトキング |
全8種 |
※ゴースト・カパーラナーガはゾンビ系に入らない。 |
ドラゴン系 |
|
ベビーニュート・ドラゴンキッズ ドラゴンマッド・ボスガルム りゅうせんし ブラックドラゴン・グレイトドラゴン メタルドラゴン・メカバーン フレアドラゴン |
全10種 |
共通 |
|
ドラゴンゾンビ |
全1種 |
※スカルドンはゾンビ系のみ。 |
【ゾンビキラー・ドラゴンキラー】
この2つの武器は、ダメージ補正が非常に高く、それを抜きにしてもかなりの攻撃力を持つ。
特にドラゴンキラーは
ボブルの塔・大神殿のブラックドラゴン・メタルドラゴンや
魔界のグレイトドラゴン・メカバーンといった終盤の強敵に絶大な効果がある。
メイン武器として装備しても問題無いが
主人公やスライムナイト辺りは、ドラゴンのつえやきせきのつるぎを主力武器に
ドラゴンキラーをサブ武器とし、局面に応じて使い分けると良い。
一方ゾンビキラーは
厄介なエビルスピリッツ、タフなスカルドン位しか有効活用する場面が無いため、「ドラゴンキラー」ほどの利便性は無い。
■2回攻撃できる武器
武器名 |
攻撃力 |
|
一撃ごとにかかる補正 |
装備可能者 |
キラーピアス |
+35 |
|
1.0倍(補正無し) |
ビアンカ・フローラ・デボラ・娘 モンスタータイプ:B |
はやぶさのけん |
+67 |
|
0.75倍 |
デボラ・ピピン モンスタータイプ:E・J |
シャイニーネイル |
+40 |
|
デボラ |
ダイアモンドネイル |
+55 |
|
デボラ |
※シャイニーネイル・ダイアモンドネイルはDS版のみ。 |
※DS版の場合、バイキルトの効果は一撃目のみ有効。
【キラーピアス】
キラーピアスは、2回攻撃武器の中で唯一ダメージ補正がかからない。
自前の力が高ければ高いほど、数値を遥かに上回る高いダメージが期待できる様になる。
最高レベルに達したデボラ(力220前後)・スライム(力180前後)・ホイミスライム(力190前後)の最終武器としても活用できる。
難点は、入手するためにカジノのコイン10,000枚必要な事と
装備できるキャラが女性キャラクターとスライム系だけな事。
決して力が高いグループとは言えず、真価を発揮しにくいのが惜しい所。
それでも序盤のはがねのキバと、終盤のほのおのブーメラン・あくまのツメまでが非常に長いスライム系の繋ぎの武器には最適。
ちなみにPS2版ではバイキルトの効果が二撃目にまで及ぶため
仮にちからのたねを使用して力255まで上げた場合
エスターク戦において、ふぶきのつるぎと匹敵するダメージが与えられるようになる。
■複数攻撃ができる武器
武器名 |
攻撃力 |
|
対象 |
装備可能者 |
いばらのムチ |
+18 |
|
敵1グループ |
ビアンカ・フローラ・デボラ・娘 モンスタータイプ:H・L |
チェーンクロス |
+28 |
|
主人公・フローラ・娘・ヘンリー モンスタータイプ:H・L |
モーニングスター |
+45 |
|
ビアンカ・フローラ・息子・娘・ピピン モンスタータイプ:G・L |
はがねのムチ |
+65 |
|
ビアンカ・フローラ・デボラ・娘 モンスタータイプ:G・L |
グリンガムのムチ |
+100 |
|
ビアンカ・フローラ・デボラ・娘・ヘンリー モンスタータイプ:G・L |
ブーメラン |
+15 |
|
敵全体 |
主人公 モンスタータイプ:B・L |
やいばのブーメラン |
+25 |
|
主人公・息子 モンスタータイプ:B・H・K・L |
ほのおのブーメラン |
+65 |
|
主人公・息子 モンスタータイプ:B・H・K・L |
みなごろしのけん(呪) |
+95 |
|
サンチョ・ピピン モンスタータイプ:E・M・N |
はかいのてっきゅう |
+125 |
|
主人公・サンチョ モンスタータイプ:C・E |
※これらの武器を装備している時に会心の一撃は出ない。またバイキルトの効果は1体目のみ有効。
◆複数攻撃ができる武器の補正
対象 |
対象にかかるダメージ補正 |
一体目 |
1.0倍 |
二体目 |
0.8倍 |
三体目 |
0.7倍 |
四体目 |
0.5倍 |
五体目 |
0.3倍 |
六体目以降 |
0.2倍 |
【みなごろしのけん】
はかいのてっきゅうに次ぐ攻撃力を持つが、代償として守備力がゼロになる。
はかいのてっきゅうを装備できないキラーマシンやメッサーラ、ライオネックなどが装備できるが、
守備力がゼロになるデメリットは痛いので、あまり使い勝手はよろしくない。
実は1本しか入手できないレアアイテムだったりする。
◆ダメージが増幅する特殊効果(PS2・DS版)
種類 |
名称 |
効果 |
呪文 |
バイキルト |
ダメージは通常の約1.8倍 |
特技 |
ちからため |
ダメージは通常の約2.25倍 ためたターンは攻撃不能 |
きあいため |
道具 |
ファイトいっぱつ |
ダメージは通常の約1.8倍 |
たたかいのドラム |
バイキルトを馬車外の味方全員にかける |
※力ため・気合ため中にも会心の一撃は出るが、重複しない(これらの効果よりも優先される)。
■ダメージを増幅する呪文・特技を使用できるキャラ
種類 |
名称 |
習得するキャラ |
呪文 |
バイキルト |
ビアンカ・フローラ・デボラ・娘・クックルー ケンタラウス・ソルジャーブル・コロヒーロー・ザイル・エビルマスター |
特技 |
ちからため |
イエティ・ビックアイ・アームライオン・ゴーレム・プチファイター |
きあいため |
キラーパンサー・ばくだんいわ・ゴーレム・ソルジャーブル アンクルホーン・コロファイター・プオーン |
【ちからため・きあいため】は、攻撃に移行するまで2ターンかかるが、ダメージ上昇率は一番高い。
【バイキルト・ファイトいっぱつ・たたかいのドラム】は任意の仲間にかけられるのが利点。
【ちからため・きあいため】を2回行ったり、【バイキルト・ファイトいっぱつ・たたかいのドラム】を2回行ってもダメージが倍増する事は無い。
しかし【ちからため・きあいため】と【バイキルト・ファイトいっぱつ・たたかいのドラム】の効果は重複する。
よって、【ちからため・きあいため】を行った仲間に【バイキルト・ファイトいっぱつ・たたかいのドラム】をかけてやると与えるダメージが通常の約3.6~4.5倍まで跳ね上がる。
最終更新:2014年02月09日 11:02