山形県の旧・朝日村(現・鶴岡市)の大鳥池というところは、車で走行できる道の限界から更に三時間ほど歩かないとたどり着けないという国内秘境なんですが、その池に棲息していると噂される巨大魚UMAがタキタロウです。
 漢字で書くと「瀧太郎」「竹太郎」。その名の由来は大鳥池に棲む龍神の名前だとか、第一発見者が瀧太郎さんだったからとか、いろいろ言われています。龍神のタキタロウを捕らえようとすると災害が起こり田畑に害をなす、なんて言い伝えも残されていて実に神秘的。
 複数の証言を総合するとタキタロウの体長は1.5~3メートルほど。異常に長い下顎が特徴で、口はウサギのように割れているとも、あるいは鋭い牙を持つとも言われています。赤茶色の体表にはぬめりがあり、肉は赤身説・白身説の二説があります。

 そんなタキタロウの正体ですが、「放流されたヒメマス説」「巨大エゾイワナ説」「イトウの生き残り説」などが唱えられています。1985年の調査では体長70センチの大魚の捕獲に成功したものの、この魚の正体を巡っては専門家の間でも「アメマス系のニッコウイワナ」「オショロコマに近いアメマス」と意見が分かれ、結局なんなのか今ひとつよくわかりませんでした。
 この謎の巨大魚に惹かれた者は数知れず。釣りキチ三平から大仁田厚に至るまで、既に多くの釣り人がタキタロウに挑んでいますが、今もなおタキタロウは謎のヴェールをまとったままで我々を魅了し続けているのです。

 謎だ謎だと言いながらも、昔の人はこの未確認生物をごく普通にとっつかまえて食っていたらしく、たとえば1917年には水門工事中の工藤英一さんが1.5メートルのタキタロウを二匹捕獲。20人以上の作業員たちと4日かけて食ったそうです。彼は「刺身にするとトロのような味で、焼いて食うと脂がのっていて旨かった」という未確認グルメ自慢を後世に遺しています。
 他にも「昭和初期までは1メートル級のタキタロウがよく釣れたのでよく食った」とか「発破を用いてタキタロウを捕りまくって食いまくった」とか「正月のごちそうにタキタロウはかかせんわい」といった話もあり、まったくもう、山形人は未確認生物を食いすぎではないのか。唯一現存しているタキタロウの魚拓も上下が逆さまだしさあ。山形人は万事おおらかすぎるんだよ。タキタロウが旨いのはわかったから、頼むからもうこれ以上UMAを食うのはやめてくれ。そもそも「獲ったらバチが当たる」ってあんたら自分で言ってたじゃないか。UMAを刺身で食うとかって本当にありえんですわ。山形人は一体なにを考えてんだよ。山形人めー!



  • いい情報をありがとう。   でも山形県の人をバカにしては・・・ - 名無しさん 2011-04-26 23:07:34
  • たしかに  ま、おもしろいからいんじゃない。 - 名無しさん 2011-04-26 23:09:57
  • ゆるさん!!! - 山形人 2011-05-03 15:23:26
  • べつに、山形人をバカにしてなくね? - 名無しさん 2011-05-04 08:37:02
  • どこで馬鹿にしてるって思ったの?『おおらかすぎる』の部分とか?意味不明だわ - 名無しさん 2011-08-18 04:28:29
  • 面白いケド、ね・・・・・・・ - 猫好き 2011-11-14 18:16:48
  • 食べるなんて、許せない - 名無しさん 2011-11-14 18:19:16
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