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 奈良県山添村の八王子神社に現れる妖怪。
 このお宮には長い石段がありまして、夕まぐれには妖怪シングリマクリが現れ、上段からドンキーコングみたいに竹籠(シングリ)を転がしてくるのだそうです。しかも、このシングリの中にはさらった子供が閉じ込められているというのだから残虐きわまりありません。
 んなもんだから、この地域では言うことを聞かぬ阿呆餓鬼を「シングリマクリがやって来るぞ」と言って脅したのだそうです。

 同じような残虐行為をどこかで見たなあ、とつらつら考えていたんですが、あー、思い出しました。ハーシェル・ゴードン・ルイス監督のわんぱくホラー映画『2000人の狂人』だ。幽霊だらけの村に迷い込んだヤンキー一行がおもしろおかしく殺されていく映画なんだけど、ヤンキーの一人は樽に詰めこまれて坂道をコロコロ転がされて、しかも樽の中はトゲが内側に向かって全方位的に飛び出したアイアンメイデン状態なものだから、中の人は穴ぼこだらけになっちゃうの。幽霊たちは穴ぼこ血まみれヤンキーを見て大喝采。洋の東西を問わず、妖魅のすることは似通っているのだね。水木しげる先生の「妖怪千体説」(世界中どの文化でも、伝えられる妖怪はそれぞれ1000タイプ程度で、共通の性質を有している)の正しさが改めて確認されました。





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