周防国(山口県とか、なんかそのへん)の岩国山に棲息していた巨大蝦蟇。なんせ身の丈八尺(2.4メートル)というのだから尋常ではありませんね。付いたあだ名が蝦蟇山脈。
『桃山人夜話』の画図では槍を持って武装しているように見えます。キャラデザがロマサガに出てくる敵みたいでなんだかやたら強そうだぞ。

 同じく『桃山人夜話』によれば、こいつは天を仰いで口を開き、カピラリア七光線のような虹色の気を放射するんだそうです。この気にあてられた鳥や蟲は正気を失い、吸い寄せられるように大蝦蟇の口の中へ飛び込んでゆくというのだから恐ろしい。

 さらに恐ろしいことに、こいつは夏になると蛇を食います。ヘビといえば蛇×蛙×蛞蝓の「三すくみ」でもお馴染みのカエル最大の天敵であるはずなのに、なんというルール無用の残虐ファイト。生態系の面目まるつぶれ。こいつの非常識ぶりをしつこく『キン肉マン』でたとえると、モーターマンがバイクマンのバッテリーを使って超人エネルギーをチャージするようなものです。ね、まったくもってありうべからざる話でしょ?







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