「明じゃないほうの鳥山」でおなじみの鳥山石燕先生が世間に紹介した妖怪。
◆創作妖怪だいすき! 鳥山先生の作品が読めるのは『画図百鬼夜行』シリーズだけ!

 鳥山先生の説明には、たぶんこういうニュアンスのことが書いてある。
「この世のいっさいの形あるものには、すべてリーダー的存在がいる。獣のリーダー的存在は『麟』、禽のリーダー的存在は『鳳』、そしてゴミクズのリーダー的存在がこの塵塚怪王なのである」と。

 つまり、ゴミクズのなかのゴミクズ、キングオブゴミクズがこの塵塚怪王先生なのです。
「一番えらいゴミクズ」っつったって、それが偉いのか偉くないのかは俄かに判じがたい問題ではあります。でもまあ、『史記』に曰く「鶏口となるも牛後となる勿れ」。ゴミクズの王さまだって、王さまは王さま。塵塚怪王さま的な生き方はあってしかるべきだよね。僕らも男と生まれたからには怪王さまを見習って、自分がてっぺん張れる自分だけのゴミクズを見つけたいものだな。



↑『百鬼夜行絵巻』からのトレース疑惑あり。



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