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 岩手県の下川原付近に現れた妖怪。
「シタガラ」とは地名の「下川原」を、「ゴンボコ」は「ろくでなし」を意味します。よって、「シタガラゴンボコ」という奇妙なネーミングには「下川原のろくでなし」という意味が込められているのです。しかしいったい、かれはどのようなろくでなし妖怪であったのか。それを知るために『岩手の伝説』を紐解いてみたいと思います。

 明暦年間のこと。白鳥川にかかる岩谷橋のあたりには、謎のもののけ「シタガラゴンボコ」が出現して村人を襲うと言われておりました。そこで、とある浪人がひとつこの妖怪を退治してやろうと立ち上がるのですが、妖怪がどんな悪さをするのか村人に訊いてみると、なんでも「夜、川原に小便をしているとおちんちんを撫でる」とのこと。それを聞いた浪人は「本当にろくでもねえな」と呆れつつも、おのが陰茎を餌にして夜の川原で妖怪変化をおびき寄せるという、もはやどっちもどっち的な作戦を決行します。

 しかして妖怪は来たれり。浪人のちんちんをエロい手つきで下から撫であげるものがあるので、浪人はフルチンのまま飛びあがり、気炎万丈もののけを両断。闇に轟くもののけの悲鳴。浪人はその場に残された毛むくじゃらの腕を村へと持ち帰ったのでした。

 夜中、浪人のもとを小汚い老婆に化けたもののけが訪れて、こんなことを言います。
「自分はこの近くに住むたぬきです。さっきはちんちんを触ってごめんなさい。もうちんちんを触ったりしないので腕を返して下さい。返してくれれば切り傷に効く薬の製法をお教えします」
 浪人はこのろくでもない狸を許し、代わりに薬のレシピを手に入れて一財産築いたのだそうです。男が大事を成すためには、時には陰茎の一本や二本差しだすくらいの気概が必要ってことだね。なるほど。昔話って本当に示唆に富んでるわ。





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