未来に生き残るための戦略

死後に冷凍保存をするために貯金することは大切ですが、解凍するにあたての資金を集めることも重要です。

また、クライオ二クスは、現在は500万円ほどでできますが、今後、様々なサービスが登場すると予測できます。将来、20年後、30年後に自分がクライオ二クスする頃には、サービスの種類も豊富でしょう。その時のために今から資金を備えておいて間違いないです。

また、解凍してくれる人と繋がっておくことも重要です。例えば、70歳のおじいちゃんが、30歳の若者と繋がっていれば、当然、解凍してくれます。年齢を離れた繋がりを作ることは重要です。何が、どんなものが可能性を上げるのか慎重に判断することが大切です。

クライオニクスは『遅い』『多い』という二つの言葉が鍵になって来ます。まず、自分が死ぬのが遅い方が、その時代のより新しい技術で保存ができるということです。

例えば、今死にますと、保存技術は完璧でありません。その技術で保存されるのです。しかし、10年後に死ねば、かなり高度な技術で保存ができて、解凍する際にスムーズにできるでしょう。解凍するのも、30年後よりは100年後の方が新しい技術が活用できるので、より良い状態で復元することができます。しかし、200年後、300年後となると、もう訳が分からなくなっているので、ほど良く適切な時期が良いしょう。

多いというのは、準備できた資金です。保存するお金、解凍するための資金が必要で、多ければ多いほど、有利になってきます。可能性が高くなるでしょう。使える技術に選択肢が増えるからです。

この時代、バブルの頃とは違い、大変厳しい時代です。年金も貰えるか分かりません。ローンでマイホームを建てたからと言って完済できるかも不明な時代です。家を建てたが、ベンツを買ったから一文無しになり、クライオニクスするための資金が足りなかった…そのような事態を避けるために、将来設計を立てる必要があります。

また、社会は俺は死にたくない、クライオニクスしたい、未来に生きたい!という人向けには作られていません。工場のベルトコンベアのように流れていきます。私たちは、人間社会のエスカレータを逆に走り出します。

このことを踏まえ、今から綿密な計画を立てる必要があります。管理人は計画作りをサポートしています。
最終更新:2019年11月22日 21:14