勝手にコンサルティング福井
やきとり
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福井のやきとりについて
オリジナリティの差でソースカツ丼に押され気味ではあるが、福井の食の代表選手であることは確か。福井県は焼鳥の消費量が全国平均の1.5倍以上だという統計もある。そんなに食べてる感じがしないあたりが、逆に日常食としての定着度の高さを物語る。
しかし、やきとり店事情を見ると完全に秋吉一強体制。味の好みやこだわりは個々人それぞれだし、店の事情もそれぞれに違うのだが、乱暴に言ってしまえば秋吉以外の店はその他大勢で、やきとりの消費量が全国平均の1.5倍以上という結果も、ひとえに秋吉がベースにあるからと言える。
秋吉
URL http://www.akiyoshi.co.jp/
- 福井県人なら、味については説明不要の福井が誇るやきとりチェーン。県内における存在感はソースカツ丼のヨーロッパ軒と双璧をなす、福井県人のソウルフード。
- 福井県人なら、やきとりは酒のつまみであり、ご飯のおかずであり、子供のおやつであるという考えに納得できるはずだ。
- 福井県人なら、やきとり屋では串に刺さったキュウリが出てくるのが当然だ!いう意見に賛同できるはずだ。
- 福井県人なら、やきとり屋の店員が客を「社長!」と呼ぶのは当然とは言わないが、別に不自然なことじゃないという感覚があるはずだ。
- 福井県人なら、県外で入った普通のやきとり屋でメニューに「ねぎま 420円(2本)」「つくね 350円(1本)」と書いてあるのを見て、ぼったくりバーにでも引っ掛かったような感覚に陥った経験があるはずだ。
- 福井県人なら、県外で入った普通のやきとり屋のカウンターに、ステンレスのやきとり置き場が無いのを見て、嫌な予感がした事があるはずだ。
- 福井県人なら、県外で入った普通のやきとり屋のカウンターで「純ケイ」と注文して、赤っ恥をかいた事があるはずだ。
- 福井県人なら、県外で入った普通のやきとり屋のカウンターで、「えっと…若鳥とネギマとササミを…とりあえず…10本づつ!」みたいな注文をして、店員に「んっ?」って顔をされた経験があるはずだ。
- 福井県人なら県外にある秋吉に入って、「若鳥とネギマとササミを…とりあえず10本づつ!」などと注文して、「もしかして…福井の方ですか?」と店員に素性を見破られた事があるはずだ。
(以上越070711)
やまもと
- 福井市二の宮1丁目のファミマの横あたり。店内は狭くないのだが、それでも週末は結構混んでる印象。
- 気軽な価格帯、食事スタイル、豊富な揚げ物メニューなど基本フォーマットは秋吉系。肉はやや大ぶり。
- ビールのお供レベルがMAXに振り切れていると思うほどの塩気の強さ。これ以上さらに塩を振れば、ただの塩辛いだけのやきとりになる手前で寸止めする技術は見事だ。
- 遅めの時間に行くと、切れてるメニューが多い。個人的にはつくね注文は全敗。行くなら早めの時間帯に。
(以上越070711)