勝手にコンサルティング福井
座・タイムリーふくい(20070630)
最終更新:
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定点観測
観測対象
- 座・タイムリーふくい(2007/6/30放送分)
テーマ
- 「温暖化防止」にあなたの役割・政治の役割
出演
司会
ゲスト
- 小池百合子(内閣総理大臣補佐官)
- 西川一誠(福井県知事)
- 松本幸太郎(敦賀信用金庫理事長)
- 吉川壽一(前衛書家)
備考
今回は公開収録らしい
観測結果
あっ!SYOの人だ!!
解説しよう。福井テレビはこの人を題材にした番組''「書」を打て! ~SYO家 吉川壽一の世界~''で、2006年日本民間放送連盟賞の番組部門テレビエンターテインメント番組優秀賞をGETしたのだ!
教養とか報道ではなく、エンターテインメントって言うのがポイント。ちなみに同年フジテレビは''水10!ワンナイ特別編 ゴリエ杯チアダンス全国大会優勝決定スペシャル''で同じ賞を受賞している。そう考えると何かと感慨深い。
大きなテーマにふさわしく、前環境大臣の首相補佐官と県知事というVIPをゲストに迎えた大舞台だ。
まずは松枝アナが高感度キーワードを披露、
「最近はエコかっこいいなんて言葉がありますが…」
う~ん、イメージは分かるが、そんなキーワード聞いたこと有るような無いような…。
よし、そんな時はインターネットで検索だ!!
えいっ!(検索用かけ声)
多分…違うと思いますけど…。
で、本編について
ゲストの小池氏は緊張感無さ過ぎな感があるが、まあ地方巡業ぐらい気楽にやってもいいのかも。
「クールビズも6月からとかこだわらず、暑ければやればいい」
「環境問題に敏感であれば、結局は企業収益や株価にもプラス」
「環境のためにあれもダメ、これもダメでは続かない」
「環境問題に敏感であれば、結局は企業収益や株価にもプラス」
「環境のためにあれもダメ、これもダメでは続かない」
などの言葉から分かるとおり、ホントこの人はリアリスト(現実主義者)といかプラグマティスト(実利主義者)というか。俺自身もそういうタイプなんで、その主張は感覚的に納得できる。願わくば俺も小池氏みたいに、上手に権力の波を乗りこなしていきたいものだ♪しかし、最後に風呂敷結びつつ「私はいったい何をしに来たのか…」ってボヤキは無しだろ。
それにしても、大舞台だけあって松枝アナはテンションが高い!座・タイムリーふくい(20070616)のリラックスムードとはエライ違いだ。冒頭から、とにかくキーワード風なものを散りばめ過ぎで、スウェーデン話も含め自分アピールが前面に出過ぎな感があるが、まあ大舞台だし仕方ないか。とか思ってたら、
松枝アナ:「いっそ環境立県を宣言してはどうか?」
西川知事:「言葉だけではいけませんが…」
西川知事:「言葉だけではいけませんが…」
おいおい、相手が県知事とはいえマスコミが行政サイドに「掛け声だけじゃダメ!」って、たしなめられてどうすんのよ?あと、
''「環境立県 福井」宣言''
http://info.pref.fukui.jp/kankyou/sengen.html
http://info.pref.fukui.jp/kankyou/sengen.html
平成14年にもう宣言しちゃってますけど…。
もう一つ、最高に気になった点が。
何で必ず小池氏の発言の途中にぶった切った感じでCM入りって編集なの?
1回だけじゃなくて3,4回あった。舞台で話しているときに編集点なんか意識してないだろうから、発言を途中で切らなきゃいけない場合があるのは分かるが、ぶった切るなら基本的に司会者発言部分にすべき。その編集方針に特段の政治的意図が有ろうと無かろうと、このやり方がマズイってことに気付かない感性の鈍さは何とかすべきだ。特に現在は一ヵ月後に天下分け目の参院選を控えた時期なんだよ。マスコミを名乗る者なら最低限の政治スケジュールぐらいは頭に叩き込み、それを踏まえて今どう振る舞うべきか、普段から真剣に話し合うべきだ。
(以上0706越)
(以上0706越)
全体を通して印象に残った点は3つ。
その内ふたつは越も言ってる「松枝アナの高すぎるテンション」と「小池百合子の低すぎるテンション」という2点。
そしてもうひとつは「西川知事の口下手」だ。
「口下手」と言ってしまうと語弊が有るかも知れないが、ようは演説下手っつーか、ディベート下手っつーか、カリスマ性が無いっつーか、貫禄が無いっつーか、不特定多数の民衆を前にした時のアピール能力が低いっつーか、まぁ、「そんな朴訥としたところがイッセーさんの魅力じゃないか!」と言われればそれまでなのだが、少なくとも初当選直後の「あ」とか「う」しか言い出せず隣のオッサンに背中を叩かれていた頃から既に4年以上が経過して2期目を迎えていらっしゃるのだから、せめてもう少しは「福井県民代表としての堂々とした物言い」が欲しかった気がする。なんなら「言いたい事があるんならもっと大きな声でハキハキと言いなさい」ってくらいの小学生向けみたいな注文でもいい。
その内ふたつは越も言ってる「松枝アナの高すぎるテンション」と「小池百合子の低すぎるテンション」という2点。
そしてもうひとつは「西川知事の口下手」だ。
「口下手」と言ってしまうと語弊が有るかも知れないが、ようは演説下手っつーか、ディベート下手っつーか、カリスマ性が無いっつーか、貫禄が無いっつーか、不特定多数の民衆を前にした時のアピール能力が低いっつーか、まぁ、「そんな朴訥としたところがイッセーさんの魅力じゃないか!」と言われればそれまでなのだが、少なくとも初当選直後の「あ」とか「う」しか言い出せず隣のオッサンに背中を叩かれていた頃から既に4年以上が経過して2期目を迎えていらっしゃるのだから、せめてもう少しは「福井県民代表としての堂々とした物言い」が欲しかった気がする。なんなら「言いたい事があるんならもっと大きな声でハキハキと言いなさい」ってくらいの小学生向けみたいな注文でもいい。
あと細かいところ。
- 座・タイムリーふくい(20070616)の時は県国際交流員ってだけのウイリーさんに「アメリカの姿勢」をぶつけていた松枝アナが、今回はアメリカ完全スルー。小池氏にぶつけるべきテーマはまだまだマクロな範囲で有ったのではないだろうか?
- 小池氏はやたらと日本のメーカーの「低公害車」や「ハイブリッド車」についてアピールしていたが、このままハイブリッドカーブームが続いた場合、50年後に排出されるとんでもない量の巨大電池の山は産業廃棄物的に問題無いのかどうかについては越、蟹の両者とも気になっているっちゃー気になっている。
- 上の車の話とダブるが、「エコ」と「もったいない」が微妙にシンクロしないまま進行していたような気がする。例えば5年使った白物家電を最新の省エネタイプに買い換えるかについての話とかが有ると主張が判りやすかった。冷蔵庫や洗濯機なんかは「もったいない」と考えれば20年以上使えたりする訳で、つまり、5年周期で最新省エネ機種に買い換えて廃棄物を量産するのか、20年周期で買い換えて廃棄物を減らしつつエネルギーを浪費するのか、どっちが良いと言いたいのか…極めて曖昧だった。
- あと余談だが、このまま格差社会が是正されなければ大量の貧困層が形成され続けるのだから、最新型の省エネモデルな商品に囲まれて生活できるのは国民全員ではないって事で、はじかれた○千万人を越える人々は結局エネルギー効率や品質の悪い外国製品を保証書も付かないホームセンターの投げ売りで格安購入せざるを得ないだろう。そーすっと結局、「トータルでは変わんねーんじゃね?地球規模での貧富差まで考えたらなおさらじゃね?」などと思ってしまう。
- 最後に小池氏に自家栽培のナスを差し出す知事は輝いていた。もはや「グッジョブ…」としか言えない。
(以上070702蟹)
↑蟹よ。畏れ多くも天下の福井県知事が、お金持ち系学校→カイロ大留学→ニュースキャスター→日本新党→新進党→保守党→自由民主党→環境大臣という、キャリアセレブ転職ロードを駆け抜けてきた小池氏に意味無く公衆の面前でナスなんか渡すと思うのか?ましてや氏は現在、内閣総理大臣補佐官だが、その担当は国家安全保障問題なのだ!!
よく見てみろ!あれはナスはナスでも米ナス。米=アメリカは自明だ。
問題はナスが何を意味するのかだ。時期的に夏のボーナスとかけた?いや違うだろう。
ナスの花言葉は「つつましい幸福」。これなのだろうか?だとすればそれに込められた真のメッセージとは?
週末かけて考えたが答えが出ない。誰か正解を求む!
(以上070702越)
(以上070702越)