勝手にコンサルティング福井
座・タイムリーふくい(20090207)
最終更新:
c291
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定点観測
観測対象
- 座・タイムリーふくい(2009年2月7日放送分)
テーマ
- 「蝶よ花よ!観光戦略とまちづくり ~勝山と左義長祭り~」
まちづくり、地域おこしに観光がどんな役割を果たすか、勝山左義長まつりを事例に議論する。時代とともに‘観光’のイメージや役割も変化していて金沢工業大学の小松教授は、これからの観光が最終的に目指すものは移住であるという。その視点に立ち、地域に根付いた観光資源をどう磨き展開していけば良いのか。小松教授のほか荒井勝山商工会議所会頭や酒井県観光連盟プロデューサーを交え議論する。
司会
- 松枝隆一(福井テレビアナウンサー)
- 名越涼子(福井テレビアナウンサー)
ゲスト
- 金沢工業大学 産学連携室 コーディネーター 小松俊昭
- 勝山商工会議所 会頭 荒井由泰
- 福井県観光連盟 観光プロデューサー 酒井仁志
観測結果
勝山左義長まつり(通称さぎっちょ)はそれなりに有名らしいんだけど、俺は行った事が無いので実態はよく分からない。しかし左義長やどんど焼きは全国各地にあるわけで、勝山の左義長の特異性ってのがあるのかと思って調べてみた。
- 勝山左義長まつり
また、赤い長襦袢で女装した太鼓の打ち手が三味線、笛、鉦による軽快なリズムでお囃子に合わせて太鼓をたたく様や、カラフルな色彩の短冊による町中の装飾は、全国で「勝山左義長」だけの特徴です。
という事みたい。まあ何となく分かったことにしておくわ。しかし結果的に観光客が増えるのは悪くないとしても、もともと地域の伝統に根ざして連綿と続いてきたものを、観光資源として活用なんて発想はあんまり好きじゃない。まあチャンとした活用なら別にいいんだけど、どんな形で活用されちゃうか良く分からないからねえ。
大体、観光客みたいな外の人間が祭りを見に来るのは、多分その地域のマジを体験しにいく訳で、「岸和田だんじり」でも「おわら風の盆」でも、年に一度のハレの場で、地域の人が祭りの一部として暗黙のうちに自分に与えられた役割を演じきるのが良いんだと思う。例えば毎年三国祭りがある5月20日には当たり前の顔して会社を休む三国町民とかは、ある意味チョット魅力的な面もある。
そう考えると、コーディネーターやプロデューサー達の「ブログの内容が宣伝寄りになると人気が出ない」的な、当たり前なアドバイスも不要だし、日帰り5000円のパックがお得とか、PR手法がどうかなんてことも、どーでもいいこと。要は「勝山市民にとってさぎっちょがいかに一大事か」を荒井氏なり松枝アナなりが好き勝手に語ればそれで十分であって、それに加えて祭りに絡んだかっちゃま的あるあるプチ情報をちりばめて貰った方が良かったと思う。
(以上越090209)
(以上越090209)