勝手にコンサルティング福井
座・タイムリーふくい(20080830)
最終更新:
c291
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定点観測
観測対象
- 座・タイムリーふくい(2008年8月30日放送分)
テーマ
- 「道州制で福井はどう変わる?」
都道府県を廃止してより広い広域行政体を創ろうという道州制論議が加速している。明治以降続いた中央集権体制では次の時代を築けないと言うことが根底にあるようだが、本当に地方を元気にする制度なのか、地方の切り捨てにはならないか。政府の道州制検討委員会座長の江口克彦氏と地元若手県議が徹底討論する。
司会
- 松枝隆一(福井テレビアナウンサー)
- 名越涼子(福井テレビアナウンサー)
ゲスト
- 道州制ビジョン懇談会 座長 江口克彦
- 県議会議員 仲倉典克
- 県議会議員 鈴木宏治
観測結果
江口克彦氏の理を無視したヘンテコ発言の連発については、ゲストの県議二人もそれぞれ反論してたし、こんなオッサンの言うことにイチイチ反論してたら頭がおかしくなりそうなので、細かい発言についての反論は止めとく。
江口克彦という人物についてその本質とか真実なんて俺が知るわけも無いんだけど、一般的に流通している情報から受けている印象としては、いい学校出て、大企業に入って、そこで松下幸之助という人物にかわいがられて、その威光をバックにうまくやってきた人という感じ。あるサラリーマンのサクセスストーリーとしては、まあよく出来ているとは思うんだけど、それが発言の正当性や妥当性にはつながらないってのは自明。
手前味噌つーか、手抜きで悪いんだけど、以前に座・タイムリーふくい(20080510)で書いた内容について、全然見直しする必要無くって、「う~ん、やっぱ俺って見る目あるよなぁ~」と一人悦に入ってみた。
加えて、俺が道州制の項を書いたのがいつなのか良く覚えていないけど、日付も書いてないってことは1年以上前だと思う。今回のテーマを受けて改めて自分の書いたものを読み直してみたけど、これも別に修正すべき箇所って無かった。
そして その中の1年前の自分が書いたこの一節・・・。
大体、偉そうなおっさんから「未来の子供たちのために…」って台詞がでたら要注意だ。
別に江口氏を念頭に書いたわけじゃないのに・・・まあこの手の話題となるとこの手の輩が徘徊するってことなんだなぁ。
一方、下衆なイメージで申し訳ないが、一般的には政治家や議員なんて…まあろくでもない人種みたいに思っている人って少なくないと思うんだけど、今日ぐらい地元の県会議員が真っ当かつ誠実な人間で、松下電器的で改革的な人が気分が悪い人種に見えた日も少ないんじゃないだろうか。
唯一良かったと思ったことは、こんな気分の悪い、人の心をつかむ能力が著しく劣っているオッサンが道州制を説いて回っていることで、道州制のイメージはかえって悪化し、実現がより遠退いているような気がすること。
蟹の意見に影響されて、俺もDVDレコーダーでも買おうかなあと思ったところだけど、こんなオッサンが出てくると、松下電器製品を回避したい心理が働くと言うか、小雪の笑顔もくすむと言うか、なんとかDIGAを買わない理由を探しちゃうと言うか・・・。いやまあ別に何でもいいんだけどね。
(以上越080831)
(以上越080831)
道州制の是非や具体的な効果の予測等に辿り着く前の段階で、江口克彦氏個人の振る舞いが地元ゲスト・視聴者両方に対してあまりにも下衆で無礼だったため、番組の主目的であるはずの健全な議論が全く果たせなかった・・・ってのが一視聴者としての印象。
そもそも、中央集権体制を改革するとか言って中央集権地帯からやって来たあからさまにエラソーな中央エリートの話なんか誰が真面目に聞くかっつーの。市民社会化や弱者連帯に20年くらい心血注いで結果を出してから口をひらけと言いたい。
まぁ結局は越が座・タイムリーふくい(20080510)で書いた内容に同意ってだけの話なんだけど、とにかく順序が逆だと思う。
まぁ結局は越が座・タイムリーふくい(20080510)で書いた内容に同意ってだけの話なんだけど、とにかく順序が逆だと思う。
とりあえず江口克彦氏の印象により、オレの中にも松下幸之助ブランドに対する強力な嫌悪感が発生してしまった。御手洗発言によるキヤノンへの嫌悪感を筆頭に近年多くの企業や偉い体のオッサン達に失望しているオレってホント小さい男だと思うが、小さい男であるが故に物欲を放棄して自給自足の生活を目指す覚悟も無くビエラ購入を検討していたりする惨憺たる現状。
あー、テンション下がったわー。
(以上蟹080831)
あー、テンション下がったわー。
(以上蟹080831)