勝手にコンサルティング福井
座・タイムリーふくい(20080705)
最終更新:
c291
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定点観測
観測対象
- 座・タイムリーふくい(2008年7月5日放送分)
テーマ
- 賑わいづくりのツボ・街の女性化はなぜ必要か?
全国各地で進められている再開発による街づくり。なかなか思うように賑わいの創出ができないでいるところが多い中、成功事例に共通しているポイントが「街の女性化」。女性に魅力のある街づくりはなぜ必要か?いま全国でもっとも注目を集めている香川県高松市の丸亀町商店街を例に県都福井で進んでいない「街の女性化」の実態と原因を女性達がズバリ指摘する。
出演
司会
- 松枝隆一(福井テレビアナウンサー)
- 名越涼子(福井テレビアナウンサー)
ゲスト
- 女性建築士 脇本淳子
- フリーディレクター 山岸由美
- 化粧品店経営 野坂ゆかり
- 福井駅前商店街マネージャー 田中まさ子
- 福井県立大学 教授 中沢孝夫
観測結果
今回の番組とは直接関係無いけど、2,3日前の福井新聞に「福井商工会議所の江守会頭が、西口再開発ビルのシティホテルは欲しくないわけじゃないけど、経済界としてそんなものの責任を持たされるのはゴメンだ!って言ってる」見たいな記事(相当意訳が入ってる)が出てて、福井市が主張している経済界のバックアップという前提が崩れたんだから、シティホテルの話は見直しが必要だっていう感じの記事が出てた。福井新聞のネット版には出てないけど、まあ暇な人は図書館ででも見てみると良いと思う。
で、今回だけど高松訪問の前夜祭的内容だけに、あまり新しい発見は無かった。中沢氏の主張も、やる気の無い地権者はやめちまえ!そして家賃を下げろって感じで、まあ前回同様だった。
俺の感想もいつもと同じ。まちづくりに関してこれだけ成功と失敗をテーマにする以上、そろそろキチンとした成功の定義というか、ベンチマークが欲しい。例えば富山市や佐世保市の状況を成功と評するのはどういう根拠で、福井市や福井駅前に関して、どのような結果(できれば定量分析できる形で)を出すべきと言うことなのか?
まっ、理屈だの筋道だのロジックだの、そういう野暮なこと言わないのが女性的でステキって事なのかもしれないけど、それにしても前提をハッキリさせないまま、ゴールもぼんやりした議論は、そろそろ疲れてきたよ。
それにしても今更ながら、高松に行くんだね。それなら原渕アナが出演してるうちに行ってくれればよかったのに…。
(以上越080706)
(以上越080706)