勝手にコンサルティング福井
座・タイムリーふくい(20080412)
最終更新:
c291
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定点観測
観測対象
- 座・タイムリーふくい(2008年4月12日放送分)
テーマ
- 若者に夢と希望を!福井テレビ解説委員が提言
新年度になったものの、不透明な県内経済、結論が先送りされた新幹線、歯止めのかからない若者の県外流出。 閉塞感が漂う福井が活力を持つためには何が必要か。福井テレビ解説委員が提言する。
出演
司会
- 松枝隆一(福井テレビアナウンサー)
- 名越涼子(福井テレビアナウンサー)
ゲスト
- 松村忠祀 元福井市美術館 館長
- 三田村紘二 元経済同友会 代表幹事
- 橋詰武宏 仁愛大学 教授
- 林正岳 福井総合病院 理事長
- 土山弥一郎 福井テレビ解説委員
- 大森慈子 仁愛大学 准教授
観測結果
前半は無難な進行。チョット体調が悪くてボーっとテレビを眺めてたんだが、松村氏のこの発言でチョット目が覚めた。
松村さん 「新幹線、せっかく福井まで来たんだから、米原に行くんじゃなく、ウラジオストックかナホトカにつなげる!シベリア鉄道につなげてパリまで行ってしまう。」
名越アナ 「でも…、う~ん…、シベリアですか…。」
名越アナが「…」の箇所で言いたかった事は何となく分かるが、まあこれも社会勉強だよな。社会人になり、ましてやアナウンサーとかやってれば、出世した人、文化人・有識者と呼ばれる人、権威ある人と接する機会が多いわけだが、立派なバックグラウンドは真っ当な発想や発言を担保しないという現実を知ると同時に、あの場で「松村さん…大丈夫ですか…???」とか言っちゃうのはNGって空気を察知できたことで成長だと思う。つーか名越アナのあの反応でも俺はチョットびびったけどね。「あっ、そこ蒸し返して触れちゃう?」みたいな。
まあ松村氏のシベリア発言は随分エキセントリックな形で表に出たものだが、他の有識者の方々の発言だって、精査してみればビミョーってものも少なくない。だけど、それに慣れてしまった人間は、そのビミョーな発言を何となくスルーしてしまうもの。だから馴れ合いの枠組みの外から来た人の反応や感覚は重要だと思うよ。…って去年、原渕アナを最初に見たときにも同じようなことを思ってた気がする…。
まあ実際には「自分への反論や批判を歓迎できる大人」なんて滅多にいないのが現実。俺の「おかしいと思ったことを声に出来ることが大事」なんて発言を真に受けて、好き勝手なこと言ってたら、あっという間に契約終了でお払い箱だと思うので、この件は取り扱い注意だけど、それを踏まえて自分の立ち位置を模索していくが社会人ってもんだからね~。俺は名越アナのファンって訳じゃないが、まあそれはそれとして今後も頑張れ!
お堀の水をまちなかに巡らす…について
先週は勝手なコンサル案を書いたあおりで触れられなかったけど、福井テレビが最近押してる具体論、「まちなかに水を巡らせる」は別に悪くないし、用地や費用負担の問題が片付くならやれば良いと思う。
でも大都会や金沢の後追いじゃなくて、福井らしさが必要なんじゃなかったの?先週の「西口再開発ビルに県立美術館を!」の主張と合わせると、金沢の香林坊エリアの鞍月用水&21世紀美術館のコンセプトと同じだとおもうんだけど…。そういえば金沢でもお城の復元事業やってるね~。みんなトレンドに敏感というか、金太郎飴が好きなんだな。
(以上越080412)
(以上越080412)