勝手にコンサルティング福井
座・タイムリーふくい(20080126)
最終更新:
c291
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定点観測
観測対象
- 座・タイムリーふくい(2008年1月26日放送分)
テーマ
- ふくい2008年・解説委員はこう見る!
地方のあり方がますます厳しさを増す2008年の福井を福井テレビの6人の解説委員がそれぞれの立場で議論する。疲弊する地方の経済や企業の生き残り戦略に何が必要か?歯止めのかからない若者の県外流出を止めるには何が必要か?医療制度はどのように変わるのか?波乱含みの2008年を占う。
出演
司会
福井テレビ 解説委員
- 松村忠祀 福井市美術館 館長
- 三田村紘二(株)ホクコン社長
- 橋詰武宏 仁愛大学 教授
- 林正岳 福井総合病院 院長
- 土山弥一郎
- 大森慈子 仁愛大学 准教授
観測予定
この解説員による座談会って節目節目にあるんだけど、俺たちが書き始めた5月以降では初めてなんじゃない。そういえばどんな人がいたのか曖昧なので、整理する意味で助かる。
以前の座談会を見た記憶では、議論のレベルはイマイチだったような。。。なにしろ予告にもある「それぞれの立場で議論する」ってのが曲者なんだよねぇ。なんか噛み合わないというか。なので基本線としては「解説委員をこう見る!」をテーマに視聴することにするわ。
(以上越080125)
(以上越080125)
観測結果
前半は経済ネタ
前半は「2008年 県内景気は?」と「グローバル企業とドメスティック企業」について。用意されていたフリップのイラストは、自称デキるビジネスパーソンが「明日のコンペはパワポでプレゼンでさぁ~」とか愚痴だか自慢だか分からない感じでパソコンに向かいつつ、素材集から貼り付けるクリップアート風で微笑ましかった。
解説委員の解説は、まあ細かく揚げ足を取りたくなるポイントは、あるにはあった。
例えば橋詰氏は「現在は経済がグローバル化してて、ドルもユーロも円も連動して動いてますから…云々」って言うけど、「ユーロは最近の話としても、ドルと円はニクソンショックで変動相場制に移行して以来、ずっと変動してますけど…?それに人民元に至っては、連動しないことが問題って気もするし…。」とかの嫌味でも言いたくなったけど、まあ細かいことは気にしないことにした。
それより感心したのはこれだけ県内景気について暗い見通しで、原因が主に公共投資や個人消費などの内需不足にあることが解説委員の解説から明らかなのに、「国債増発して公共投資を増やせ!」「消費マインドに冷や水を掛ける消費税増税なんて、議論することさえ馬鹿げてる!」みたいな意見が出てこないところ。
これも財務省の財政危機で消費税増税必須キャンペーンの成果なんだろうけど、天下の福井テレビ解説委員でもあの程度のプロパガンダにまんまと嵌め込まれるんだから、さすが世界一優秀と言われる日本の官僚の中にあって、さらに官僚の中の官僚と言われる財務官僚ってスゲー。つーかマインドコントロールって怖えー。
と言うわけで、やっぱ福井の2008年は暗いのかもなぁ~と思ったが、まあ借金時計とかの洗脳アイテムが登場しなかっただけでもまだマシか…。
後半は過疎ネタ
後半は過疎つーか、若者の県外流出について。原渕アナのプチSキャラが見れたのは収穫。本人は「意地悪」と言ってたけど、あの程度なら適切な範囲だと思う。
それに引きかえ、いくら学生相手とは言っても解説委員の面々の態度は酷い。大森氏に至っては「あなた圧迫担当の面接官ですか?」と突っ込みたくなるぐらいの対応。ホントは見学に来ただけっぽい素人学生は、テレビ慣れしてないわ、就職も控えてるわ、目の前には大学の教授までいるわで、メッチャ弱い立場。そんな生贄が登場したとたん、いきなり活き活きと弱いものイジリを始める年寄り集団ってのはマジで見苦しかった。
触れないわけには…
ホントは触れないでおこうと思ったけど、先週の分で内村准教授の容貌に触れた関係上、バランス的に触れずにはいられない。そう、キャラ的に突出していた松村氏。見れば見るほど上下逆さにしても顔に見えそうで、何とかアハ体験できないものかと凝視してしまった。
肩書きが福井市美術館の館長なんだけど、こんな公務員いるわけねー。と思って調べてみたら雄島の大湊神社の宮司さんみたい。お坊さんが市役所職員を兼ねるのはOKなんだから、そう考えると別に問題ないんだろうけど、神社の長が行政機関の長も兼ねるって何か変な感じ。
ところで
最後に次回の予告があった。こんなの初めて見た
ご意見募集 2月2日(土)10時~11時30分
テーマ:拝啓!国会議員殿
福井県民はここが聞きたい
福井テレビHP・携帯サイトからアクセス
次回の放送は1時間30分に拡大ってこと?正直リアルタイムでは中々見れないので、ビデオ予約の都合もあるし、その辺ちゃんとアナウンスして欲しかった。
でも、趣旨は面白いんじゃない?議員全員のスケジュール調整するのも大変だろうし、なかなか良い企画だと思う。特に生放送ってあたりが。
まあ今年中に選挙があるかは微妙だけど、衆議院議員なら選挙民を意識せざるを得ない時期であることは間違いない。昨日総務省に送ったパブリックコメント(地デジの再送信の2008/1/25追記分を参照)に比べたら全然気軽だし、俺もチョット応募しちゃおうっかな~♪
とか思って福井テレビのサイトを見てみたが、質問の締め切りがいつなのか分からん!いくら気軽と言っても好きな食べ物を質問するわけじゃねーんだし、誰に何を質問すべきか多少は時間を掛けて考えるんだから、チャンとやれっつーの!!
(以上越080127)
(以上越080127)