勝手にコンサルティング福井
勝山の五重塔
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以前から話題になってはいたけど公示されたねぇ。しかし並の金持ちがシャレや趣味で変えるレベルの額じゃないし、観光施設として入場料収入で採算とるのも難しそうなだけに、そう簡単に買おうって人は出てこないだろう。それに
公売物件の説明会は11月6日午後1時半から市民会館で行い、下見会もある。開札は29日。応札がない場合は、額を下げ年度内に1回、さらに新年度の夏ごろまでに1回実施する方針。
って事になってる以上、来年の夏まで結論は出ないんだろう。買うって人が現れれば問題ないけど、入札が不調に終われば市の財産として何か良い使い道を考えないといけない事になるんだと思う。と言うわけで来年の夏とは言わないけど、今後ボチボチ活用法を考えて書くつもりっす。
(以上越071025)
(以上越071025)
という訳で、今のところは予想通りの展開。応札があるなら外資系…というかアラブやロシアの石油王が道楽で買うみたいな話かなあと思ったが、キリスト教やイスラム教圏の人が仏教施設を買うってのも無理があるしねぇ。
結論が出たらあらためて当サイトとしての悪ふざけ…じゃなくてギリギリOUTな活用案でも書こうかなあと思うが、まだ世間は半分真面目モードみたいなので、少し真面目に対策案でも書こうと思う。
分かってることだと思うが、最低入札価格35億円は無理がある。では改めて聞きたい。
「無料なら欲しい?」
真っ当に損得勘定が出来る人なら答えは当然「毎年数千万円の固定資産税がかかる不動産なんか、無料でもいるか!」だ。無料で引取って施設を取り壊し宅地として売っても、そもそも完売出来ないだろうし、売れたとしてもあの辺りの地価水準ではペイしないだろう。というかそんな方法である程度まとまった額が回収可能なら苦労しない。
という訳で、まず次にとるべきステップは最低落札額の撤廃。つまり35億円引き!!1円から入札OK♪にするってこと。もちろん保有コストを考えれば、これでも売れる可能性は限りなく低いわけだが、もう一度全国レベルのネタとして扱ってもらえる可能性が高いから、少なくともそれなりのPR効果は狙える。
そしてそして、もしかすると年間数千万円の固定資産税をはじめ色々な維持費を払っても採算が取れる事業案を持ち込むあばさけビジネス強者が現れるかもしれない。市役所のお役人にはそんな薔薇色の事業案は思いつかないだろうが、民間の優れたノウハウとやらを活用すれば可能なのかもよ♪そうなれば少なくとも翌年以降の固定資産税収入は勝山市に入ってくるわけだから万々歳だろう。
あと念のため言っとくけど、俺たちのような2~3流コンサルではそんな薔薇色の提案は無理っす。
でも、それより維持費のことに頭が回らないド素人が応札してくる可能性もあるから、ちょっと混乱するかもな。でもそうなってゴタゴタしたらそれはそれで面白いし、どうせ売れないならそんなネタを振りまいて、勝山市や越前大仏の知名度アップを図るのも手だ。
大した話題じゃないけど、トピックを立てた手前、一応フォロー。それにしても値引き額がたった4億円とは…。
もし、勝山市と入札検討業者との間で、
業者 「もうチョット安くなれば応札できるんですけどね~」
役所 「もうチョットって、ぶっちゃけ幾らです?」
業者 「う~ん、いや、もう一声なんですよ。」
役所 「もう一声…ですか…。」
役所 「もうチョットって、ぶっちゃけ幾らです?」
業者 「う~ん、いや、もう一声なんですよ。」
役所 「もう一声…ですか…。」
みたいなやり取りから出てきた見積価額で、実際に31億で売れたらスゴイいい話で、近年稀にみるお手柄といって良いと思う。
そうじゃなくて、滞納額と見比べて値引き額を設定したんなら、スゲーお粗末。スーパーのお惣菜じゃあるまいし、売れ残りをジリジリ値下げしていくって、一番マズイやり方だと思うんだけど。
しかもたった4億円引きの再公売では、福井ローカルでさえ大した話題にならない。35億円引きの1円入札OKなら全国的な注目を集めることも出来たし、そこまでやっても応札がなければ諦めて早い段階で次のステップに移ることも出来たのに…。それに、もしも1円ででも落札されれば、それもまた結構な話題になるだろうし、次年度からは少なくともそれなりの固定資産税が入ってくる。
俺なら0.0000001%の可能性は、学問的にはともかく実質的には0%と判断するが、勝山市役所は「可能性はある!」と判断してるのかなあ。なんか発想がストーカー的というか、現実と乖離してると言うか。つーか、市役所が集めた税金でジャンボ宝くじとロト6とtoto BIG買って、収入UPを狙うほうが成功確立高いんじゃないの?