陳浩基『13・67』新聞・雑誌等での書評の一覧

2017年11月19日

• 最終更新：2017年11月26日

　香港のミステリー小説、陳浩基『13・67』（天野健太郎訳、文藝春秋、2017年9月）の新聞や雑誌等での書評の一覧。

新聞・雑誌

『本の雑誌』	宇田川拓也	「本格＆警察小説が融合した陳浩基『13・67』にぶっ飛ぶ！」	2017年10月号（9月11日発売）、p.58 *1
『読売新聞』		〈見出しなし〉	2017年10月1日付、文化面「記者が選ぶ」コーナー
『週刊文春』	佳多山大地	「華文ミステリーの新星、掛け値なしの傑作」	2017年10月12日号（10月5日発売）
		web掲載時タイトル「香港ミステリー界の新鋭が描いた、警察小説の傑作」	2017年10月8日掲載
『週刊新潮』	香山二三郎	「香港が舞台の警察小説に超絶技巧のヒネリ技が炸裂」	2017年10月19日号（10月12日発売）
		web掲載時タイトル「香港現代史の妙と多彩なミステリー趣向　ついに日本上陸」	2017年10月19日掲載
『北海道新聞』	大森滋樹	「香港発 極上のミステリー」	2017年10月15日付
『きらら』	宇田川拓也	「ミステリの新潮流を見逃すな！ いま読むべき「華文ミステリ」三作」 *2	2017年11月号（2017年10月20日より書店で配布）、p.83
『毎日新聞』	川本三郎	「香港現代史描く上質ミステリ」	2017年10月29日付東京朝刊、12面
『中央公論』	野崎歓	〈見出しなし〉	2017年12月号（11月10日発売）、p.192-193
『TVBros.』	豊﨑由美	〈見出しなし〉	2017年11月18日号（11月15日発売）、p.33、連載コラム「帝王切開金の斧」
『週刊文春』	池上冬樹	〈見出しなし〉 *3	2017年11月23日号（11月16日発売）、p.134
『日本経済新聞』	東山彰良	「香港発 ど真ん中の警察小説」 *4	2017年11月18日付朝刊、30面
『ミステリマガジン』	大矢博子	「本格華文ミステリの登場」	2018年1月号（11月25日発売）、p.195

• *1：末尾の執筆者コメント（p.133）でも『13・67』に言及あり
• *2：『13・67』のほか、胡傑『ぼくは漫画大王』、文善『逆向誘拐』を紹介
• *3：『13・67』とアーナルデュル・インドリダソン『湖の男』の2冊を紹介
• *4：オンラインで読むには「有料会員」になる必要がある。ただし、11月20日までに「10日間無料お試しキャンペーン」に登録すれば無料で読める。

Twitter

• Togetter 陳浩基『13・67』、作家・評論家の方々によるレビュー

翻訳ミステリー大賞シンジケート

• 【毎月更新】書評七福神の今月の一冊【新刊書評】 書評七福神の九月度ベスト発表！（2017年10月12日）
  • 千街晶之氏が『13・67』を九月度のベストに選んでおり、吉野仁氏も『13・67』に言及している
• 【随時更新】訳者自身による新刊紹介 陳浩基（ちんこうき,サイモン・チェン）『13・67』（執筆者・天野健太郎）（2017年10月4日）

著者インタビュー・関連記事

• 「中国人」と呼ばれたら嬉しくない、「香港人」の考え方 注目のミステリー『13・67』著者・陳浩基インタビュー（文春オンライン、2017年10月17日、インタビュアー：野嶋剛）
• ウォン・カーウァイが映画化権獲得 香港発の警察小説『13・67』が世界へ（『週刊文春』2017年11月9日号［11月1日発売］／文春オンライン、11月2日掲載、『週刊文春』編集部）
• 「香港の将来には悲観的だ」『13・67』作者が語る、香港の現在・過去・未来（『クーリエ・ジャポン』、2017年11月16日、野嶋剛氏の連載記事「極東のイノベーターを訪ねて」）
  • 『クーリエ・ジャポン』は月刊誌として2016年4月号まで刊行されたのち、会員制のウェブコンテンツサービスに移行した。この記事は無料でも記事全体の60パーセントほどが読めるが、末尾まで読むには有料会員になる必要がある）