北欧のミステリ賞

2013年6月19日

 それぞれの賞についての詳細は「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した以下の記事をご覧ください。


Index

各推理作家団体の公式サイト


 どのサイトも過去の受賞作一覧あり。

スウェーデンのミステリ賞

(1)スウェーデン推理作家アカデミーの賞

スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀長編賞受賞作一覧(公式サイト)
  • 受賞作の邦訳(10作)
    • 1991年 - ヘニング・マンケル『殺人者の顔』(柳沢由実子訳、創元推理文庫、2001年1月)
    • 1993年 - シャスティン・エークマン『白い沈黙』(澤村灌訳、講談社文庫、1998年8月)
    • 1994年 - ホーカン・ネッセル『終止符(ピリオド)』(中村友子訳、講談社文庫、2003年5月)
    • 1995年 - ヘニング・マンケル『目くらましの道』(柳沢由実子訳、創元推理文庫、2007年2月)
    • 1998年 - インゲル・フリマンソン『グッドナイト マイ・ダーリン』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年7月)
    • 2004年 - オーサ・ラーソン『赤い夏の日』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年10月)
    • 2005年 - インゲル・フリマンソン『シャドー・イン・ザ・ウォーター』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年8月)
    • 2006年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム2 火と戯れる女』(ヘレンハルメ美穂、山田美明訳、早川書房、2009年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年11月)
    • 2008年 - ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年2月)
    • 2009年 - アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『三秒間の死角』(角川文庫、2013年10月)

  • その他の受賞者
    • 1988年 - ヤン・ギルー(ヤン・ギィユー)
    • 1989年 - K=O・ボーネマルク(シェル=ウーロフ・ボーネマルク)
    • 2011年 - アルネ・ダール
    • 2014年 - トーヴェ・アルステルダール(Tove Alsterdal)(◆作品の邦訳予定あり)
    • 2015年 - アンデシュ・デ・ラ・モッツ

  • 最優秀長編賞の複数回受賞者
    • 3回 - ホーカン・ネッセル(1994年、1996年、2007年)、Leif GW Persson(1982年、2003年、2010年)
    • 2回 - ヘニング・マンケル(1991年、1995年)、インゲル・フリマンソン(1998年、2005年)、オーサ・ラーソン(2004年、2012年)、Staffan Westerlund(1984年、1986年)、Jean Bolinder(1985年、1990年)、Åke Edwardson(1997年、2001年)

スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀新人賞受賞作一覧(公式サイト)
  • 受賞作の邦訳(5作)
    • 1982年 - K=O・ボーネマルク『さらば、ストックホルム』(平賀悦子、柳沢重也訳、中公文庫、1987年7月)
    • 1998年 - リサ・マークルンド『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(柳沢由実子訳、講談社文庫、2002年7月)
    • 2003年 - オーサ・ラーソン『オーロラの向こう側』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年8月)
    • 2007年 - ヨハン・テオリン『黄昏に眠る秋』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2011年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年3月)
    • 2010年 - アンデシュ・デ・ラ・モッツ『監視ごっこ』(真崎義博訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年7月)

  • その他の受賞者
    • 1993年 - ホーカン・ネッセル

  • 最優秀新人賞と最優秀長編賞の両方を受賞した作家
    • 連続受賞(3人)
      • ホーカン・ネッセル(1993年 / 1994年)『Det grovmaskiga nätet』(未訳)、『終止符(ピリオド)』 ※その後1996年と2007年にも最優秀長編賞受賞
      • オーサ・ラーソン(2003年 / 2004年)『オーロラの向こう側』、『赤い夏の日』 ※その後2012年にも最優秀長編賞受賞
      • ヨハン・テオリン(2007年 / 2008年)『黄昏に眠る秋』、『冬の灯台が語るとき』
    • それ以外(4人)
      • Ulf Durling(1971年 / 1983年)
      • K=O・ボーネマルク(1982年 / 1989年)
      • Åke Edwardson(1995年 / 1997年、2001年)
      • Kjell Eriksson(1999年 / 2002年)
      • アンデシュ・デ・ラ・モッツ(2010年 / 2015年)

スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀翻訳ミステリ賞受賞作一覧(公式サイト)

スウェーデン推理作家アカデミー 巨匠賞受賞者一覧(公式サイト)
 国内外のミステリ作家の生涯の功績をたたえる賞。1972年の最初の受賞者はアガサ・クリスティーとエラリー・クイーン。翌年にはジョン・ディクスン・カーとレックス・スタウトが受賞。スウェーデンからの受賞者には、1997年受賞のヤーン・エクストレムや2009年受賞のK・アルネ・ブルムらがいる。

(2)スウェーデンのその他の賞

シャーロック賞 (1955年~1986年)
  • 1968年 - シューヴァル&ヴァールー『笑う警官』
  • 1971年 - オッレ・ヘーグストランド『マスクのかげに』(この作家は1975年にも受賞)
  • 1974年 - K・アルネ・ブルム『真実の瞬間』
  • 1982年 - K=O・ボーネマルク『さらば、ストックホルム』

 ほかにシャスティン・エークマンが1961年に、ヤーン・エクストレムが1963年に受賞。

ポロニ賞 (Polonipriset)
  • 1998年 - リサ・マークルンド『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(柳沢由実子訳、講談社文庫、2002年7月)

  • 帯「爆破殺人! テロか怨恨か ポロニ賞(スウェーデン推理作家協会)受賞」
  • 表紙見返しおよび奥付けの著者紹介「『爆殺魔』で1998年のスウェーデン推理作家協会のポロニ賞を受賞。」
  • 裏表紙の内容紹介「スウェーデン推理作家協会ポロニ賞受賞のクライム・ノベル。」
  • 巻末の「訳者のあとがき」に「リサ・マークルンドは一九九八年、この『爆殺魔(ザ・ボンバー)』で彗星のようにスウェーデン推理小説界に現れ、同年の推理小説アカデミー新人賞と新人女性推理作家に贈られるポロニ賞を同時受賞している。」

 『爆殺魔(ザ・ボンバー)』は上記のように、邦訳出版された際の帯に「ポロニ賞(スウェーデン推理作家協会)受賞」とあり、裏表紙でも「スウェーデン推理作家協会ポロニ賞受賞のクライム・ノベル」と紹介されてしまっているが、ポロニ賞は優れた新人女性推理作家に対してスウェーデンのミステリー雑誌『Jury』が授与していた賞である。『爆殺魔』は『Jury』のポロニ賞と、スウェーデン推理作家アカデミーの最優秀新人賞の両方を受賞している。

デンマークのミステリ賞

(1)デンマーク推理作家アカデミーの賞

デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞 (「ハラルド・モゲンセン賞」とも)《受賞作一覧(公式サイト)
  • 受賞作の邦訳(4作+予定1作)
    • 2009年 - レナ・コバブール&アニタ・フリース『スーツケースの中の少年』(土屋京子訳、講談社文庫、2013年7月)
    • 2010年 - ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q―Pからのメッセージ―』(吉田薫、福原美穂子訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年6月)
    • 2012年 - エーリク・ヴァレア『7人目の子』(長谷川圭訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年10月)
    • 2015年 - トーマス・リュダール『楽園の世捨て人』(木村由利子訳、ハヤカワ・ミステリ1915、2017年1月)
    • 2016年 - Ane Riel "Harpiks"(早川書房より邦訳出版予定)

  • その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)
    • ミケール・カッツ・クレフェルト(2013年受賞)

 カタカナ表記がまったく違うが、レナ・コバブールは早川書房からファンタジー小説『秘密が見える目の少女』、『ディナの秘密の首かざり』が刊行されているリーネ・コーバベルと同一人物。

デンマーク推理作家アカデミー 最優秀新人賞受賞作一覧(公式サイト)
  • 受賞作の邦訳(1作)
    • 2011年 - A・J・カジンスキー『ラスト・グッドマン』【上下巻】(岩澤雅利訳、ハヤカワ文庫NV、2012年6月)

  • その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)
    • 2000年 - グレーテリース・ホルム - 邦訳は児童書の『マリアからの手紙』。ミステリの邦訳なし。
    • 2005年 - サラ・ブレーデル - 邦訳は『見えない傷痕』(高山真由美訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2012年8月)
    • 2008年 - ミケール・カッツ・クレフェルト
    • 2014年 - Ane Riel

デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞受賞作一覧(公式サイト)

パレ・ローゼンクランツ賞を受賞したデンマークの4作品
1989 デンマーク Leif Davidsen Den russiske sangerinde
1990 デンマーク Erik Amdrup Renters rente
1993 デンマーク ペーター・ホゥ Frøken Smillas fornemmelse for sne 『スミラの雪の感覚』
2005 デンマーク Henning Mortensen Den femte årstid

+ パレ・ローゼンクランツ賞 受賞作一覧

デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ名誉賞
  • 2003年 - アーナス・ボーデルセン
(パレ・ローゼンクランツ名誉賞が授与されたのはこの一度きり)

デンマーク推理作家アカデミーの特別賞を受賞した主な作家・編集者
  • 1990年 - ターゲ・ラ・コーア
  • 1992年 - アーナス・ボーデルセン
  • 1993年 - ハラルド・モーゲンセン


(2)デンマークのその他の賞

 デンマーク推理作家アカデミーができる以前、デンマークにはエドガー・アラン・ポーの名を冠したポー・クラブ(Poe-klubben、1964年設立)という団体が存在しており、各種の賞を授与していたらしいのだが、その詳細は分からない。『沈黙の証言』が訳されているポウル・ウロムはこのポー・クラブの賞を何度か受賞しているようである(『沈黙の証言』裏表紙には「デンマークのポオ賞受賞者」との紹介がある)。

 アーナス・ボーデルセン『殺人にいたる病』(1971)の作中作の主人公(推理作家)やそのライバルは「ポー協会」の会合に出席しているようだが(p.48, p.74)、これはまさにPoe-klubben(ポー・クラブ)のことかと思われる。

ノルウェーのミステリ賞

(1)リヴァートンクラブの賞

ゴールデンリボルバー賞 (あるいは単に「リヴァートン賞」)《受賞作一覧(公式サイト)
  • 受賞作の邦訳(4作)
    • 1994年 - アンネ・ホルト『土曜日の殺人者』
    • 1996年 - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム)『湖のほとりで』 (カーリン・フォッスムは別の作品で2014年にも同賞を受賞している)
    • 1997年 - ジョー・ネスボ『ザ・バット 神話の殺人』
    • 2012年 - ヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』

  • その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)
    • ユン・ミシェレット(1981年、2001年受賞) - 邦訳は『北海の狩人』
    • トム・エーゲラン(2009年受賞) - 邦訳は『狼の夜』

リヴァートンクラブ名誉賞受賞者一覧(公式サイト)
  • 主な受賞者
    • 1973年 - ベルンハルト・ボルゲ
    • 1990年 - ターゲ・ラ・コーア(デンマーク)
    • 2012年 - ヴァルグ・ヴェウム(ノルウェーのGunnar Staalesensが生んだ架空の私立探偵)
    • 2016年 - ジョー・ネスボ

 ゴールデンリボルバー賞(リヴァートン賞)は日本では「ノルウェー・ミステリー大賞」とされることもある。アンネ・ホルト『土曜日の殺人者』の帯には「ノルウェー・ミステリー大賞受賞作品」、訳者あとがきでは「リバートン賞(ノルウェー・ミステリー大賞)」。

(2)ノルウェーのその他の賞

マウリッツ・ハンセン新人賞 (Maurits Hansen-prisen – Nytt Blod)
 受賞作家に邦訳がある作家は今のところいない。

アイスランドのミステリ賞

血の滴賞 (アイスランド推理作家協会)《受賞作一覧(公式サイト)
  • 主な受賞者(受賞作は翻訳なし)
    • 2008年受賞(2007年の作品が対象) - アーナルデュル・インドリダソン
    • 2011年受賞(2010年の作品が対象)、2015年受賞(2014年の作品が対象) - イルサ・シグルザルドッティル

フィンランドのミステリ賞

 以下の4賞はすべてフィンランド・ミステリ協会の賞

推理の糸口賞
  • 受賞作の邦訳(2作)
    • 1997年 - レーナ・レヘトライネン『雪の女』
    • 2014年 - ティモ・サンドベリ『処刑の丘』

  • その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)
    • ペンッティ・キルスティラ(1987年、1993年)
    • マッティ・ロンカ(2006年)

外国作家賞

最優秀新人賞

ホルナンリンナ名誉賞
  • 受賞者一覧
    • 2005年 - ピルッコ・アルヒッパ(Pirkko Arhippa)(ミステリ作家 ※邦訳なし)
    • 2009年 - マッティ・カッシラ(Matti Kassila)(映画監督)
    • 2010年 - Eeva Tenhunen(ミステリ作家 ※邦訳なし)
    • 2014年 - Outi Pakkanen(ミステリ作家 ※邦訳なし)

 この賞の名称はフィンランド最初の探偵小説『時計の秘密』(Kellon salaisuus)(1910年)を書いたリクハルド・ホルナンリンナ(Rikhard Hornanlinna, 1889-1957)に由来するものだと思われる。この作品はホームズ風の紳士探偵マックス・ルドルフ(Max Rudolph)が登場。マックス・ルドルフはもう1編、1910年の『Lähellä kuolemaa』でも活躍。

ガラスの鍵賞

  • 受賞作の邦訳(15作+予定1作)
    • 1992年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『殺人者の顔』
    • 1993年:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』
    • 1997年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム)『湖のほとりで』
    • 1998年:ノルウェー - ジョー・ネスボ『ザ・バット 神話の殺人』
    • 2001年:スウェーデン - カーリン・アルヴテーゲン『喪失』
    • 2002年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン『湿地』
    • 2003年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン『緑衣の女』
    • 2005年:スウェーデン - アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『制裁』
    • 2006年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』
    • 2008年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』
    • 2009年:スウェーデン - ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』
    • 2010年:デンマーク - ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q Pからのメッセージ』
    • 2012年:デンマーク - エーリク・ヴァレア『7人目の子』
    • 2013年:ノルウェー - ヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』
    • 2015年:デンマーク - トーマス・リュダール『楽園の世捨て人』
    • 2016年:デンマーク - Ane Riel "Harpiks"(早川書房より邦訳出版予定)

 受賞作自体は邦訳されていないが、スウェーデンのホーカン・ネッセル、フィンランドのマッティ・ロンカもガラスの鍵賞の受賞者である。

  • ガラスの鍵賞ノミネート作の邦訳
    • スウェーデン
      • シャスティン・エークマン『白い沈黙』(1994年)
      • ホーカン・ネッセル『終止符(ピリオド)』(1995年)
      • ヘニング・マンケル『目くらましの道』(1996年)
      • リサ・マークルンド『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(1999年)
      • カーリン・アルヴテーゲン『裏切り』(2004年)
      • アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『三秒間の死角』(2010年)
    • デンマーク
      • レナ・コバブール&アニタ・フリース『スーツケースの中の少年』(2009年)
    • アイスランド
      • ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン『フラテイの暗号』(2004年)
    • フィンランド
      • レーナ・レヘトライネン『雪の女』(2002年)
      • レーナ・レヘトライネン『氷の娘』(2003年)

スウェーデン推理作家アカデミー最優秀翻訳ミステリ賞を受賞した非英語圏作品

1981年 フランス セバスチアン・ジャプリゾ Vedergällningen L'été meurtrier 『殺意の夏』
1983年 フランス ピエール・マニャン Guldsvampen Le commissaire dans la truffière
1987年 フィンランド マッティ・ウルヤナ・ヨエンスー(Matti Joensuu) Plågoandarna Harjunpää ja kiusantekijät
1989年 デンマーク アーナス・ボーデルセン Mörkläggning Mørklaegning
1991年 ドイツ Doris Gercke Du skrattade, du ska dö Weinschröter, du musst hängen
1992年 スペイン マヌエル・バスケス・モンタルバン Döden i Barcelona Los mares del Sur 『楽園を求めた男』
1993年 オランダ ティム・クラベー De försvunna Het gouden ei 『失踪』
1994年 オランダ Maarten 't Hart Om så hela världen rasar Het woeden der gehele wereld
2002年 ノルウェー カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) Svarta sekunder Svarte sekunder
2005年 アイスランド アーナルデュル・インドリダソン Änglarösten Röddin
2006年 フランス フィリップ・クローデル Grå själar Les âmes grises 『灰色の魂』
2008年 ドイツ アンドレア・M・シェンケル Mordbyn Tannöd 『凍える森』
2010年 南アフリカ デオン・メイヤー Devils Peak Infanta(英 Devil's Peak)

デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞を受賞した非英語圏作品

デンマークの作品は除く

1987 ノルウェー Frederik Skagen Viktor! Viktor! Viktor! Viktor!
1991 ノルウェー Gunnar Staalesen Faldne Engle Falne engler
1995 スペイン アルトゥーロ・ペレス=レベルテ Dumas-klubben eller El club Dumas 『呪のデュマ倶楽部』、改題して『ナインスゲート』
1999 ノルウェー Kim Småge En kernesund død En kjernesunn død
2004 スウェーデン アルネ・ダール Europa blues Europa Blues

2007 スウェーデン ホーカン・ネッセル Skyggerne og regnen Skuggorna och regnet
2008 スウェーデン カーリン・アルヴテーゲン Skygger Skugga 『影』
2010 ノルウェー ジョー・ネスボ Panserhjerte Panserhjerte
2011 フランス ジャン=クリストフ・グランジェ Forbarm dig Miserere
2012 スウェーデン Leif G.W. Person Den døende Detektiv Den döende detektiven

他言語圏のミステリ賞を受賞した北欧ミステリ

英国推理作家協会賞
  • スウェーデンの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴
    • 受賞 :2001年 - ヘニング・マンケル『目くらましの道』 (ゴールド・ダガー賞)
  • スウェーデンの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴
    • 候補:2006年 - ホーカン・ネッセル『終止符(ピリオド)』
    • 候補:2007年 - カーリン・アルヴテーゲン『恥辱』
    • 候補:2007年 - オーサ・ラーソン『オーロラの向こう側』
    • 候補:2008年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』
    • 候補:2009年 - カーリン・アルヴテーゲン『影』
    • 候補:2009年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム2 火と戯れる女』
    • 候補:2009年 - ヨハン・テオリン『黄昏に眠る秋』 - この作品は同時に英国推理作家協会ジョン・クリーシー・ダガー賞(最優秀新人賞)にもノミネートされ、そちらの方は受賞している
    • 受賞 :2010年 - ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』
    • 候補:2010年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』
    • 受賞 :2011年 - ルースルンド&ヘルストレム『三秒間の死角』 (英題 Three Seconds)(原題 Tre sekunder)
    • 候補:2012年 - オーサ・ラーソン "Until Thy Wrath Be Past"(Till dess din vrede upphör)
    • 候補:2013年 - ルースルンド&ヘルストレム "Two Soldiers"(Två Soldater)

  • ノルウェーの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴
    • 候補:2005年 - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Calling Out for You"
  • ノルウェーの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴
    • 候補:2007年 - ジョー・ネスボ『コマドリの賭け』
    • 候補:2009年 - ジョー・ネスボ "The Redeemer"
    • 候補:2012年 - ジョー・ネスボ "Phantom"(Gjenferd)

  • デンマークの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴
    • 受賞:1994年 - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』( シルバー・ダガー賞 ※次点に与えられる賞)
  • デンマークの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴
    • 候補:2007年 - Christian Jungersen "The Exception"

  • アイスランドの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴
    • 受賞 :2005年 - アーナルデュル・インドリダソン『緑衣の女』 (ゴールド・ダガー賞)
  • アイスランドの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴
    • 候補:2009年 - アーナルデュル・インドリダソン "Arctic Chill"
    • 候補:2010年 - アーナルデュル・インドリダソン "Hypothermia"

イギリスのその他の賞を受賞した北欧ミステリ
  • ペトローナ賞(Petrona Award)(イギリスで英訳出版された北欧ミステリの年間最優秀作に与えられる賞、2013年創設)
    • 2013年 - リサ・マークルンド『ノーベルの遺志』

ペトローナ賞については以下のサイトを参照のこと。

アメリカ探偵作家クラブ エドガー賞
  • 北欧作家のエドガー賞最優秀長編賞 受賞・候補歴
    • 受賞 :1971年:スウェーデン - シューヴァル&ヴァールー『笑う警官』 (原著1968年)
    • 候補:1994年:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』(原著1992年)
    • 候補:2009年:スウェーデン - カーリン・アルヴテーゲン『喪失』(原著2000年)
    • 候補:2010年:ノルウェー - ジョー・ネスボ "Sorgenfri" (英題 Nemesis)(原著2002年)
    • 候補:2012年:ノルウェー - アンネ・ホルト "1222" (英題 1222)(原著2007年)

アメリカのその他の賞を受賞した北欧ミステリ
  • バリー賞
    • 最優秀長編賞
      • 2009年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Kleifarvatn"(英題 The Draining Lake)
      • 2012年:デンマーク - ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q―檻の中の女―』
    • 最優秀英国ミステリ賞
      • 2009年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』
    • Mystery/Crime Novel of The Decade(過去10年間の最優秀ミステリ)
      • 2010年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』
  • マカヴィティ賞
    • 2009年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』(最優秀新人賞)
  • アンソニー賞
    • 2009年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』(最優秀新人賞)
  • ディリス・ウィン賞
    • 1994年:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』(原著1992年)
  • ガムシュー賞 最優秀ヨーロッパ・ミステリ賞
    • 2005年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『タンゴステップ』
    • 2007年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Djevelen holder lyset"(英題 When the Devil Holds the Candle)
  • ロサンゼルス・タイムズ文学賞
    • 2007年度(受賞は2008年):ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Elskede Poona" (英題 Calling Out For You、米題 The Indian Bride)

フランスの賞を受賞した北欧ミステリ
  • フランス推理小説大賞
    • 1971年:デンマーク - アーナス・ボーデルセン『轢き逃げ人生』
    • 2007年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Röddin"
    • 2008年:スウェーデン - カミラ・レックバリ『氷姫』
  • ミステリ批評家賞
    • 2000年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『目くらましの道』
    • 2006年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン『湿地』
  • 813協会賞
    • 2003年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『リガの犬たち』
    • 2007年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Röddin"
  • フランス冒険小説大賞
    • 1969年:フィンランド - マウリ・サリオラ『ヘルシンキ事件』
  • コニャック・ポラール・フェスティヴァル賞
    • 2008年:スウェーデン - カミラ・レックバリ『氷姫』

ドイツの賞を受賞した北欧ミステリ
  • ドイツ・ミステリ大賞
    • 1995年 2位:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』
    • 1999年 2位:スウェーデン - ヘニング・マンケル『五番目の女』
    • 2001年 3位:スウェーデン - ヘニング・マンケル『背後の足音』
    • 2005年 2位:スウェーデン - アルネ・ダール "Upp till toppen av berget"
    • 2006年 3位:スウェーデン - アルネ・ダール "Europa Blues"
    • 2008年 3位:フィンランド - Matti Rönkä "Tappajan näköinen mies"

スウェーデンの賞を受賞した北欧ミステリ(スウェーデン作品を除く)
  • スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀翻訳ミステリ賞
    • 1987年:フィンランド - マッティ・ウルヤナ・ヨエンスー(Matti Joensuu) "Harjunpää ja kiusantekijät"
    • 1989年:デンマーク - アーナス・ボーデルセン "Mørklaegning"
    • 2002年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Svarte sekunder"
    • 2005年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Röddin"

デンマークの賞を受賞した北欧ミステリ(デンマーク作品を除く)
  • デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞
    • 1987年:ノルウェー - Frederik Skagen - Viktor! Viktor!
    • 1991年:ノルウェー - Gunnar Staalesen - Falne engler
    • 1999年:ノルウェー - Kim Småge - En kjernesunn død
    • 2004年:スウェーデン - アルネ・ダール - Europa Blues
    • 2007年:スウェーデン - ホーカン・ネッセル - Skuggorna och regnet
    • 2008年:スウェーデン - カーリン・アルヴテーゲン - 『影』
    • 2010年:ノルウェー - ジョー・ネスボ - Panserhjerte
    • 2012年:スウェーデン - Leif G.W. Person - Den döende detektiven

フィンランドの賞を受賞した北欧ミステリ作家(フィンランド作家を除く)
  • フィンランド・ミステリ協会 外国推理作家賞
    • 1995年:スウェーデン - シャスティン・エークマン - 『白い沈黙』
    • 1998年:スウェーデン - ヘニング・マンケル - ヴァランダー警部シリーズ
    • 2000年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) - セーヘル警部シリーズ
    • 2002年:スウェーデン - ホーカン・ネッセル
    • 2007年:ノルウェー - ジョー・ネスボ - ハリー・ホーレ刑事シリーズ
    • 2009年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン
    • 2012年:スウェーデン - Leif G.W. Persson


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