2012年8月7日
韓国のライトノベルレーベル《Jノベル》(ソウル文化社、2007年4月~)は基本的に日本のライトノベルを翻訳刊行するレーベルだが、2007年12月から2009年9月にかけて韓国オリジナルのライトノベル作品も刊行していた。以下に一覧を示す。
《Jノベル》で刊行された韓国オリジナルのライトノベル(8作家10作品20冊)
*一部、《Jノベル》に吸収合併された《Gemsノベル》の刊行作品も含む
*異星人シリーズ…1巻『テナントは異星人』、2巻『転校生は異星人』、3巻『記号3番異星人』
*『イカ、ルーズ』の「イカ」は主人公の女性の名前。日本語のイカとは関係ない。
もう少し正確な事情を書いておく。ソウル文化社が日本のライトノベルを翻訳出版する《Jノベル》を創刊したのは2007年4月。そして同年12月には、同社から日韓両国のライトノベルを出版する《Gemsノベル》が創刊された。《Gemsノベル》の創刊ラインナップは、有沢まみず『いぬかみっ!』1巻、ソン・ソンジュン『アンテノラ・サイク』1巻、チョ・ソニ『他国から来る』1巻の3冊。ただ、この《Gemsノベル》は同月末には《Jノベル》との合併が発表され、結局《Gemsノベル》から出た本はこの3冊だけだった。2008年1月、《Jノベル》は《Gemsノベル》を吸収合併し、その後《Jノベル》は従来の翻訳ライトノベルだけではなく韓国オリジナルのライトノベルも出版するようになった。
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最終更新:2012年08月07日 14:40