ポケミス非英語圏作品一覧


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2012年1月14日
  • 最終更新:2014年7月31日

 早川書房のミステリ叢書、ハヤカワ・ミステリ(またはハヤカワ・ポケット・ミステリ、略称ポケミス)の非英語圏作品の一覧。

《ハヤカワ・ミステリ》の原語別割合
2010年12月まで(1842まで) 2011年12月まで(1854まで) 2012年12月まで(1866まで) 2013年12月まで(1878まで)
英語 1619冊
(92.94%)
1627冊 (+8冊)
(92.76%)
1633冊 (+6冊)
(92.47%)
1642冊 (+9冊)
(92.35%)
フランス語 111冊
(6.37%)
111冊
(6.33%)
112冊 (+1冊)
(6.34%)
112冊
(6.30%)
日本語 3冊
(0.17%)
3冊
(0.17%)
3冊
(0.17%)
3冊
(0.17%)
その他 9冊
(0.52%)
13冊 (+4冊)
(0.74%)
18冊 (+5冊)
(1.02%)
21冊 (+3冊)
(1.18%)
1742冊 1754冊 1766冊 1778冊
(《ハヤカワ・ミステリ》のNo.1~100は欠番)

非英語圏・非フランス語圏


著者 # タイトル 訳者 出版年月 原題(年) 備考
ドイツ語
フリードリッヒ・デュレンマット(スイス) 593 約束 前川道介 1960年10月 Das Versprechen (1958)
679 嫌疑 前川道介 1962年1月 Der Verdacht 「裁判官と死刑執行人」も収録
ノルベルト・ジャック(ルクセンブルク) 1755 ドクトル・マブゼ 平井吉夫 2004年7月 Dr. Mabuse, der Spieler (1921) ポケミス名画座
ゾラン・ドヴェンカー(ドイツ) 1850 謝罪代行社 小津薫 2011年8月 Sorry (2009) フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)
セバスチャン・フィツェック(ドイツ) 1858 アイ・コレクター 小津薫 2012年4月 Der Augensammler (2010)
オリヴァー・ペチュ(ドイツ) 1864 首斬り人の娘 猪股和夫 2012年10月 Die Henkerstochter (2008)
イタリア語
ルドヴィコ・デンティーチェ(イタリア) 1110 夜の刑事 千種堅 1970年5月 Macchie Di Belletto (1968)
ドナート・カッリージ(イタリア) 1867 六人目の少女 清水由貴子 2013年1月 Il suggeritore (2009)
1884 ローマで消えた女たち 清水由貴子 2014年6月 Il tribunale delle animee (2011)
スペイン語
パコ・イグナシオ・タイボ二世(メキシコ) 1612 三つの迷宮 佐藤耕士 1994年7月 Cosa fácil (1977) 英語からの重訳
ロベルト・アンプエロ(チリ) 1883 ネルーダ事件 宮崎真紀 2014年5月 El Caso Neruda (2008)
ロシア語
ユリアン・セミョーノフ(ソ連) 883 ペトロフカ、38 飯田規和 1965年3月 Петровка, 38 (1963)
ポーランド語
イェジィ・エディゲイ(ポーランド) 1292 顔に傷のある男 深見弾 1977年10月 Człowiek z blizną (1970) ポーランド警視庁賞
1312 ペンション殺人事件 深見弾 1978年8月 Pensjonat na Strandvägen (1969)
ノルウェー語
ベルンハルト・ボルゲ(ノルウェー) 592 夜の人 片岡啓治 1960年11月 Nattmennesket (1941) 本名は André Bjerke
スウェーデン語
ヨハン・テオリン(スウェーデン) 1846 黄昏に眠る秋 三角和代 2011年4月 Skumtimmen (2007) 英語からの重訳/スウェーデン推理作家アカデミー賞新人賞 など
1856 冬の灯台が語るとき 三角和代 2012年2月 Nattfåk (2008) 英語からの重訳/スウェーデン推理作家アカデミー賞 など
1870 赤く微笑む春 三角和代 2013年4月 Blodläge (2010)
アレクサンデル・セーデルベリ(スウェーデン) 1879 アンダルシアの友 ヘレンハルメ美穂 2014年1月 Den andalusiske vännen (2012)
デンマーク語
ユッシ・エーズラ・オールスン(デンマーク) 1848 特捜部Q―檻の中の女― 吉田奈保子 2011年6月 Kvinden i buret (2007) ドイツ語からの重訳
1853 特捜部Q―キジ殺し― 吉田薫、福原美穂子 2011年11月 Fasandræberne (2008)
1860 特捜部Q―Pからのメッセージ― 吉田薫、福原美穂子 2012年6月 Flaskepost fra P (2009)
1871 特捜部Q―カルテ番号64― 吉田薫 2013年5月 Journal 64 (2010)
1885 特捜部Q―知りすぎたマルコ― 吉田薫 2014年7月 Marco Effekten (2012)
ロデ&セーアン・ハマ(デンマーク) 1859 死せる獣―殺人捜査課シモンスン― 松永りえ 2012年5月 Svinehunde (2010) フランス語からの重訳
クリスチャン・モルク(デンマーク) 1876 狼の王子 堀川志野舞 2013年10月 Darling Jim (2007) ※英語で書かれた作品 *注
※重訳か否かについては訳者あとがき等で明示されているもののみ示している。ほかにも重訳の作品はあるかもしれない。

  • :クリスチャン・モルクはデンマーク出身。20代でアメリカに渡った。母語はデンマーク語だが、『狼の王子』は英語で執筆したものである。デンマーク語版も出版されているが、これはモルク自身が英語からデンマーク語に翻訳したもの。一応、リストではここに分類しておく。「原語別割合」の表では英語作品としてカウントしている。

  • ユリアン・セミョーノフ『ペトロフカ、38』 はかなり好きな作品なので、以前にツイートした感想をそのまま貼っておく。
    • これは大傑作。なぜ続いてシリーズ作品が翻訳されなかったのか謎。早川書房さん、すでに『ペトロフカ』から50年近く経っていますが、シリーズ第2作の『オガリョワ、6』を今からでも翻訳してください!
    • まず驚くのは、1960年代のソ連で、これだけ自由闊達なミステリが書かれていたこと。ユーモアにあふれた掛け合いあり、泣かせどころあり、そして高慢な警官への批判もあり。そこに暗い影は微塵もない。
    • タイトルはモスクワ警察署の住所(これは作中で早々に説明されることで、別にネタばれではない)。巡査を殺害しピストルを奪った3人の男は、それを使って連続して強盗事件を起こす。その3件目の強盗事件。両親の不仲で自暴自棄になった少年サムソーノフは、酒場でその強盗と知り合い、酔いに任せて強盗に参加してしまう。数日後、彼の身柄を確保したモスクワ警察特別捜査班の刑事3人は、彼の将来を案じながら、強盗事件の捜査を進めていく。犯人は最初から明らかになっており、捜査班の捜査の進展とともに、犯人側の視点でも物語が綴られていくので、いかに捜査班が捜査を進め、また犯人が逃げ切るかというサスペンスを楽しむ作品。そのサスペンスの描写が非常に巧い。捜査員3人がユーモアにあふれた人物で、その掛け合いが面白く、図書館で読んでいるときに吹き出してしまったぐらい(汗)。終盤、犯人たちが新たな事件を成功させるか、それを捜査員が止められるか、というところの緊迫感はすごい。そして最後は泣かせる。大傑作。
    • 『ペトロフカ、38』は、1965年のポケミス版か1972年の『世界ミステリ全集』第12巻でしか読めない。これほどの名作が容易に読めなくなっていることと、シリーズ作品(ロシア語版Wikipediaによれば、計5作品あるらしい)が邦訳されていないのは残念である。

  • ポーランドの イェジィ・エディゲイ の作品を読んでみたい人がもしいたら、『ペンション殺人事件』の方をお勧めしておく。正直にいうと2作品ともあまり良質な作品とはいえなかったが、『ペンション殺人事件』の方がまだ楽しめた。舞台はスウェーデン。嵐の夜、ペンションで一人の大富豪の女性が殺害される。そして彼女の体には謎の数字が。裏表紙によれば、「東欧ミステリ界の代表作家がパズラーに挑戦!」。なおエディゲイは、ポーランドの考古学者が日本留学中に殺人事件に巻き込まれるという作品を書いていたそうだが、完成直前に交通事故で亡くなっている(『翻訳の世界』1991年7月号の深見弾氏のコラム参照)。

日本語

著者 # タイトル 出版年月 発表年 備考
浜尾四郎 195 殺人鬼 1955年4月 1932年
小栗虫太郎 240 黒死館殺人事件 1956年2月 1935年
夢野久作 276 ドグラ・マグラ 1956年9月 1935年

フランス語圏

43人 ※ボアロー&ナルスジャックやジャクマール&セネカルもコンビで1人扱い。トーマ・ナルスジャックはボアロー&ナルスジャックと分けてカウントしている。
113冊
(2014年4月のカミ『三銃士の息子』までカウント)

  • 冊数の多い作家
    • ボアロー&ナルスジャック … 17冊(+ナルスジャック単独名義で1冊)
    • ジョルジュ・シムノン … 16冊
    • ポール・アルテ … 9冊
    • ユベール・モンテイエ、シャルル・エクスブライヤ、ジョゼ・ジョバンニ … 各6冊
    • ジャン・ブリュース、ルイ・C・トーマ … 各4冊

  • 年代別 (ポケミス自体の刊行ペースが一定ではないので、単純な比較は出来ないということにご注意)
    • 1950年代(1953年9月~) … 20冊
    • 1960年代 … 31冊
    • 1970年代 … 35冊
    • 1980年代 … 9冊
    • 1990年代 … 1冊
    • 2000年~2009年 … 13冊
    • 2010年以降 … 4冊 (2010年6月 カミ『機械探偵クリク・ロボット』、2010年10月 ポール・アルテ『殺す手紙』、2012年9月 モーリス・ルブラン『ルパン、最後の恋』、2014年4月 カミ『三銃士の息子』)

※原題及び原書刊行年は未記入
著者 # タイトル 訳者 出版年月 原題(年) 備考
ジョルジュ・シムノン(ベルギー) 119 深夜の十字路 秘田余四郎 1953年10月
158 黄色い犬 永戸俊雄 1955年4月
165 霧の港 松村喜雄 1954年12月
232 或る男の首 永戸俊雄 1955年12月
288 リコ兄弟 秘田余四郎 1956年12月
327 ベルの死 峯岸久 1957年5月
370 メグレと無愛想な刑事 新庄嘉章 1957年9月
377 カルディノーの息子 秋山晴夫 1957年10月
408 メグレ罠を張る 峯岸久 1958年5月
414 死体が空から降ってくる 原千代海 1958年7月
434 可愛い悪魔 秘田余四郎 1958年10月
438 上靴にほれた男 原千代海 1958年11月
622 メグレと老婦人 日影丈吉 1961年2月
627 ベベ・ドンジュの真相 斎藤正直 1961年3月
667 娼婦の時 日影丈吉 1961年11月
1188 メグレと若い女の死 北村良三 1972年11月
ボアロー&ナルスジャック 130 悪魔のような女 北村太郎 1955年6月
278 死者の中から 日影丈吉 1956年10月
349 魔性の眼 秋山晴夫 1957年8月
435 影の顔 三輪秀彦 1958年10月
1042 青列車は13回停る 北村良三 1968年6月
1124 海の門 荒川比呂志 1970年9月
1137 山根和郎 1971年2月
1140 死はいった、おそらく…… 大友徳明 1971年3月
1217 砕けちった泡 荒川比呂志 1974年3月
1233 嫉妬 谷亀利一 1974年12月
1245 ちゃっかり女 日影丈吉 1975年6月
1253 殺人はバカンスに 荒川浩充 1975年12月
1314 すりかわった女 荒川浩充 1978年9月
1330 わが兄弟、ユダ 佐々木善郎 1979年6月
1364 銀のカード 岡田正子 1980年12月
1399 ひそむ罠 伊東守男 1982年8月
1404 野獣世代 伊東守男 1982年11月
ガストン・ルルウ 237 黄色い部屋 日影丈吉 1956年2月
238 黒衣夫人の香り 日影丈吉 1957年4月
モーリス・ルブラン 404 強盗紳士ルパン 中村真一郎 1958年4月
468 水晶の栓 三輪秀彦 1959年1月
1863 ルパン、最後の恋 平岡敦 2012年9月
フランシス・ディドロ 632 月あかりの殺人者 井上勇 1961年5月 パリ警視庁賞(1949年)
フレッド・カサック 643 日曜日は埋葬しない 中込純次 1961年8月 フランス推理小説大賞
ユベール・モンテイエ 760 帰らざる肉体 大久保和郎 1963年5月 *注1
841 かまきり 斎藤正直 1964年6月 フランス推理小説大賞 *注1
974 愛の囚人 野口雄司 1967年3月
1088 悪魔の舗道 三輪秀彦 1969年9月
1303 完全犯罪売ります 野口雄司 1978年3月
1309 殺しは時間をかけて 矢永槇 1978年6月
ジャン・ブリュース 811 蠅を殺せ 大久保和郎 1963年12月
857 117号スパイ学校へ行く 三輪秀彦 1964年8月
916 OSS117号/ガラスの眼 志摩隆 1965年12月
947 OSS117号/最後の十五分間 秘田余四郎 1966年8月
レオ・マレ 844 ルーヴルに陽は昇る 大久保和郎 1964年6月
ピエール・ノール 876 抵抗の街 山口年臣 1965年2月 フランス冒険小説大賞
ジョルジュ・ランジュラン(イギリス) 895 魚雷をつぶせ 三輪秀彦 1965年7月
シャルル・エクスブライヤ 925 死体をどうぞ 三輪秀彦 1966年2月
938 素晴らしき愚か娘 秘田余四郎 1966年6月
995 パコを憶えているか 小島俊明 1967年8月 フランス冒険小説大賞
1003 火の玉イモジェーヌ 荒川比呂志 1967年9月
1052 帰ってきたイモジェーヌ 荒川比呂志 1968年9月
1175 イモジェーヌに不可能なし 荒川比呂志 1972年5月
マルク・ドロリー 954 スペインの城 秘田余四郎 1966年10月 フランス推理小説大賞
ルイ・C・トーマ 1022 共犯の女 野口雄司 1968年2月 フランス推理小説大賞受賞作??? *注2
1035 悪魔のようなあなた 岡村孝一 1968年5月
1267 死のミストラル 岡村孝一 1976年9月 フランス・ミステリ批評家大賞
1293 カトリーヌはどこへ 岡村孝一 1977年10月
ジョゼ・ジョバンニ 1054 おとしまえをつけろ 岡村孝一 1968年10月
1070 オー! 岡村孝一 1969年3月
1086 ひとり狼 岡村孝一 1969年9月
1104 岡村孝一 1970年2月
1114 気ちがいピエロ 岡村孝一 1970年6月
1130 墓場なき野郎ども 岡村孝一 1970年11月
ローレンス・オリオール 1062 やとわれインターン 荒川比呂志 1969年1月 フランス推理小説大賞
1339 殺人が少女を大人にする 矢永槇 1979年10月
トーマ・ナルスジャック 1069 贋作展覧会 稲葉明雄、北村良三 1969年3月
セバスチャン・ジャプリゾ 1074 さらば友よ 榊原晃三 1969年5月
1215 ウサギは野を駆ける 榊原晃三 1974年2月
ドミニック・ファーブル 1107 美しい野獣 野口雄司 1970年3月 フランス推理小説大賞
1262 殺人は殺人 野口雄司 1976年6月
ポール・アンドレオータ 1172 ジグザグ 牧原宏郎 1972年3月 フランス推理小説大賞
ルネ・レウヴァン 1194 そそっかしい暗殺者 日影丈吉 1973年2月 フランス推理小説大賞
ジルベール・タニュジ 1208 赤い運河 谷亀利一 1973年10月 フランス推理小説大賞
サン・アントニオ 1219 フランス式捜査法 中村知生 1974年4月 別名 フレデリック・ダール
J・P・マンシェット 1231 狼が来た、城へ逃げろ 岡村孝一 1974年10月 フランス推理小説大賞
1241 地下組織ナーダ 岡村孝一 1975年4月
A・P・デュシャトー(ベルギー) 1248 五時から七時までの死 岡村孝一 1975年8月 フランス推理小説大賞
アルベール・シモナン 1249 現金(げんなま)に手を出すな 野口雄司 1975年9月
レイモン・マルロー 1258 春の自殺者 岡村孝一 1976年3月
フランシス・リック 1263 奇妙なピストル 岡村孝一 1976年7月 フランス推理小説大賞
1367 危険な道づれ 日影丈吉 1981年3月
ピエール・サルヴァ 1313 切り裂く手 谷亀利一 1978年8月
A・D・G 1324 おれは暗黒小説だ 岡村孝一 1979年3月
1337 病める巨犬たちの夜 日影丈吉 1979年9月
ジャクマール&セネカル 1352 グリュン家の犯罪 飛鳥今日子 1980年6月 パリ警視庁賞(1977年)
ドミニック・ルーレ 1406 寂しすぎるレディ 長島良三 1983年1月 フランス推理小説大賞
モーリス・ペリッセ 1432 メリーゴーランドの誘惑 高野優 1984年5月 パリ警視庁賞(1983年)
ジャン・ランボレル 1438 マムシを殺せ 佐宗鈴夫 1984年10月 パリ警視庁賞(1984年)
フランソワ・ラントラード 1534 バルザック刑事と女捜査官 高野優 1989年8月 パリ警視庁賞(1988年)
ロジェ・ラブリュス 1573 罪深き村の犯罪 高野優 1991年8月 パリ警視庁賞(1985年)
ポール・アルテ 1716 第四の扉 平岡敦 2002年5月 コニャック・ミステリ大賞
1732 死が招く 平岡敦 2003年6月
1759 赤い霧 平岡敦 2004年10月 フランス冒険小説大賞
1773 カーテンの陰の死 平岡敦 2005年7月
1790 赤髯王の呪い 平岡敦 2006年8月
1801 狂人の部屋 平岡敦 2007年6月
1815 七番目の仮説 平岡敦 2008年8月
1820 虎の首 平岡敦 2009年1月
1840 殺す手紙 平岡敦 2010年10月
オーギュスト・ル=ブルトン 1745 男の争い 野口雄司 2003年12月 ポケミス名画座
ジュール・グラッセ 1780 悪魔のヴァイオリン 野口雄司 2006年1月 パリ警視庁賞(2005年)
クリステル・モーラン 1796 ヴェルサイユの影 野口雄司 2007年2月 パリ警視庁賞(2006年)
フレデリック・モレイ 1813 第七の女 野口雄司 2008年6月 パリ警視庁賞(2007年)
P・J・ランベール 1821 カタコンベの復讐者 野口雄司 2009年2月 パリ警視庁賞(2008年)
カミ 1837 機械探偵クリク・ロボット 高野優 2010年6月
1882 三銃士の息子 高野優 2014年4月

  • 注1:ユベール・モンテイエの『帰らざる肉体』は裏表紙に「フランス推理小説大賞に輝く最新傑作!」とあり、『ハヤカワ・ミステリ総解説目録』の解説文にも同じ文言がある。しかし同書の巻末解説には受賞作は『かまきり』だと書いてある。これは巻末解説の方が正しく、モンテイエがフランス推理小説大賞を受賞したのは『帰らざる肉体』ではなく『かまきり』である。裏表紙の記述はちょっとしたミスだろう。
    • フランスで刊行されたミステリ事典『Dictionnaire des littératures policières』(初版2003年、通称メスプレード事典)の第2版(2007年)で確認。権田萬治監修『海外ミステリー事典』(新潮社、2000年)の「ユベール・モンテイエ」の項目でも受賞作は『かまきり』とされている。

  • 注2:ルイ・C・トーマの『共犯の女』は巻末解説に「一九六六年度のフランス推理小説大賞を受賞」(執筆者は「N」)とあり、裏表紙には「1966年度フランス推理小説大賞に輝く異色ミステリ!」とある。『総解説目録』では「一九六六年度フランス推理小説大賞受賞作」とされている。しかしこれは誤りだと思われる。フランスで刊行されたミステリ事典『Dictionnaire des littératures policières』(初版2003年、通称メスプレード事典)の第2版(2007年)をチェックしたが、ルイ・C・トーマはフランス推理小説大賞(Grand prix de littérature policière)を受賞していない。(ルイ・C・トーマは1957年に"Poison d'Avril"でパリ警視庁賞、1976年に『死のミストラル』でミステリ批評家賞を受賞している)

参考文献

  • 早川書房編集部編『ハヤカワ・ミステリ総解説目録 1953年-2003年』早川書房、2003年9月
    • この本の著者索引から非英語圏の作家をひろっていく、という作業により作成したものです。見落としはあるかもしれません。
    • 2003年9月以降の作品については早川書房の公式サイト等で調べました。


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