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海と螺旋  作詞/290スレ93

眠り忘れた この街に
溢れる人は サルガッソの海
粘着性の 足取りは
揺らぐ陽炎 アスファルトの先
抜け出すために 足掻く者たち 
抜け出すことを やめた者たち
重なるように 肩をぶつけて
震えるように 船は軋んだ
※凍てついた 陽射しの束は
全てのものを 蒼く白く
風は止み 櫂も亡くして
僕の瞳は 空を見上げ
満ちて引く潮 巡る月
振り子が刻む 白亜の貝殻
鼓動のような 秒針は
渦なき渦を 象(かた)どる階段
見上げる先に 夢を抱(いだ)きつ
見下ろす先を 懐しみつつ
一つひとつと 足を踏み締め
戻るあてない 道程(みちのり)をゆく
△降りしきる 刹那の粒は
全てのものを 石に変えて
過去になる 遠い未来は
君の面影 砂に砕き
海と螺旋が 途切れた先に 
見送る者は いるのだろうか
(※△ref.)