作曲できる奴ちょっとこい

暮れ

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akatonbowiki

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暮れ  作詞/177スレ359

今は昔の言葉に乗せて
あらあら読み上げ奉る
夏が来るたび心を返す
石段向こうに見る明かり
朱色そまりた顔見ては
そらし戻せる横顔の君
一度こぼした水面の上で ひとつこぼした雫を戻す
出来ぬしりてもこぼすのは 涙だけにと思ったころよ
いつに握るか君の手を
めぐりあぐねる我おいて
顔を伏せたも手を引ける
君の頬色明かりのせいか
下駄の音高くは石段の
闇にうけるは白き素足よ
一度つけたる線香花火 闇で生えるを見た今は
君の白い背浮かべて落ちて 消えて捨つるに大人を見れる

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