作曲できる奴ちょっとこい

黒い獣

最終更新:

akatonbowiki

- view
メンバー限定 登録/ログイン
このページはこちらに移転しました

黒い獣  作詞/115スレ420

空を見上げても星がない夜 真っ黒な獣が独り泣いてる
探しても探しても答えはでてこないのに 流れても流れてもとまらない冷たい涙
あの輝く星のように大きな空を 美しく飾れたらいいのに
誰かが悩み迷ったとき 照らしてあげれるのに
僕にあるのは虚しい心と黒く醜い体
何もない空に想いを込める 見えないはずの星が輝いたように見えた
獣が泣きつかれ眠りにつくと いくつもの流れ星が落ちてきて
獣の体の一部一部を白く染めていった
柔らかく太陽が昇り いつもの池へとたどり着く
水辺に映る見慣れない姿の誰か 手足と耳は僕と一緒 体は白いふわふわの毛
思わず身構えてそいつと目が合って それが自分だと気づく
嬉しくて嬉しくてなんども水辺を振り返る 流れても流れてもとまらない暖かい涙
あの輝く星のように美しい白では無いけど 僕は手に入れる事が出来た
自分の特徴と呼べる 素敵な白と黒
流れても流れてもとまらない暖かい涙が 枯れ果てて落ち着いてやがて笑顔に変わった
あの輝く星のように僕も輝いてやる 緑と青に囲まれたこの大地で
あの輝く星を見上げありがとうとつぶやく 僕の体の一部となったいくつもの星達に
輝く星の夜に泣き虫な黒い獣が 涙と引き換えに手に入れた物は
胸を張って自慢できる自分にしか無い白と黒と 枯れるまで泣いたために出来た目の周りの"クマ"

目安箱バナー