作曲できる奴ちょっとこい

轢かれた犬

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akatonbowiki

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轢かれた犬   作詞/95スレ291

冷たい雨がそこを濡らし、光も失ったそこを照らした
涙さえ流せなくて、僕の無意味さに意味を求めた
少し前までは、僕らと同じで
でもそれを過ぎた時それはもうただの塊で
賞味期限の切れたパンとかバナナみたいに
すぐに捨てられ忘れ去られていく
そこに僕がいた証なんて、
呼吸音や血液なんかじゃダメなんだ
雨が濡らすのは僕
粉々になったその塊は
次の朝になればもうそこにはなくて
名前さえもなかっただろう君を
……多分僕も忘れていくだろう

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