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襖  作詞/無楽

水無月の中 横たえる こころからだの隣には
萌黄もゆる 木々の音
瞳閉じて 息をする 胸の中まで深緑(ふかみどり)
歩き来る足音に
君の気配が香りたつ
身を起こして襟元を 
なおす訳が 頬に映る
諸手を添え開ける 遠い日の 白い誰か
すぅと開き 目を見れず あの静寂が懐かしい
草月に鳴く 虫の音は 風渡る夜を鮮やかに
胸の奥に 刻みゆく
一人寝転ぶ 夕暮れに 溶ける緑の行方には
影ふたつ寄り添いて
音の無くに隠れつつ
頬を心を寄せあいて
くちづけの 夢がある
膝をついて閉める あの日の 細い誰か
とんと閉じる 後ろ姿 あの衝動が懐かしい
奥ゆかしくそれは 儚く 香るなにか
抱きしめれば 崩れゆく ふすまの陰の記憶かな