私たち自身の手でできることを考えてみたいと思います。
・自宅の写真を削除するようグーグル社に要求を出す (その方法)
何はともあれ、ここから始めることになるでしょう。最低限の自衛手段です。
自分の家が世界中に公開されている事実を知らない人に連絡してください。
(現時点においてまだ情報格差がある。ここまで地域情報に手を出だしたサービス、何の配慮もなしに公開するのはいかがなものでしょうか?)
家族、友人、隣人など、親しい人たちとストリートビューについて話してみましょう。町内会やPTAの話題にするのも良いかもしれませんね。
ストリートビューを初めて見た人が「すごい」「面白い」といった感想を持つのは無理のないことです。そうした感情を否定する必要はありません。ですが、そこから一歩踏み込んで、「自宅が検索可能になることで、私たちのためになることは何かあるのだろうか?」「悪用の危険性はないのだろうか?」といったことを議論すると、より深く理解できるようになるでしょう。
自分のブログやホームページに、ストリートビューについて自分の意見を書いてみてはどうでしょうか。彼らお得意のネット検索でストリートビューへの懸念がいっぱい出てくるようになれば、グーグル社も考えを改めるかもしれません。
もし既にあなたの家がGoogleマップから検索可能になっていたとしたら、上記のようにそれをやめさせる手段は用意されています。しかし、まだ対象外となっている地域にお住いの方について、ストリートビューへの掲載をやめさせるようにはできていません。
これからストリートビューの対象となる可能性のある地域の方で、自宅を検索可能にされることを希望しないという方は、グーグル社の東京事務所に電話をかけてその旨を伝えるという手があります (というか、それ以外の手段は無いようです)。彼らにはあなたの声に耳を傾ける義務があります。
グーグル社の電話番号はホームページに載っています。www.google.co.jp/intl/ja/corporate/address.html
また、問い合わせフォームがあるので、これも使えるかもしれません。ただし、返信は確実でないようです。www.google.co.jp/support/bin/request.py
・被害を受けた方は最寄の警察署に通報し、被害届けを出してください(盗撮の被害を受けたと)。