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精霊と妖精
精霊
概要
一定規模の特殊な微細機械群体生命です。
霧状であったり、不定形であったり、結晶構造をもっていますが、高度な物は、様々な恣意的な形状をとることができます。
一般には「ユーティリティ・フォグ」と呼ばれ、映画のターミネーターに出てきたT-1000のイメージが近いかと思われますが、霧状になれるのが特徴です。
他の微細機械群を使用したり、血液を精査する機能もあり、人語を理解する事ができますが、命令を聞くのは、専門に改造された特定の亜人種か、もしくは原種に近い人類だけです。
DNAの改変度合いによっては、ヴァイレサックの人々でも、「所有者」として使役する事が可能です。
魔法使いの『才能』を持った人々や、バイオロイド起源のシリレス人には使役できません。
物語的には、血の盟約をもって使役する契約を結ぶ、とします。
妖精
精霊とほぼ同様の微細機械群体生命に、妖精がいます。
ユーティリティ・フォグとして開発された種族もいますが、その多くは特定の単一業務向けの仕様となっていますので、この世界の人々が使役するのはほとんど不可能です。
もっとも一般的なものは、森林や水源の管理を行う目的で作られた種族で、森の木々に同化している場合や、水源となる泉に潜んでいる場合が多くみられます。
人の命令に従う高機能なものは汎用型で、その力も大きさも、同じ量の精霊に匹敵します。
各妖精が持っている基本命令に則って、目的にかなうと判断した場合には、人やその他の種族と行動を共にする場合があります。
妖精族そのものを守護するガーディアン型の妖精も存在します。
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最終更新:2011年05月24日 21:56