概要
ガラスは、鉱樹類やその他の植物を燃やした灰から抽出したものを集めて溶融し、製造されている。
そのため非常に希少で高価であり、しかも生産には膨大な量の木材が必要となる。
製法については、鋳造ガラスと吹きガラスの技術が存在し、大きさは限定的だが、初期的な板ガラスの製造も可能となっている。
また、ある種の鉱樹類の灰を混ぜる事で、美しい緑色の蛍光色をもつガラス(地球ではウランガラス)や非常に屈折率の高い、透明な美しいガラス(クリスタルガラス)等も作られており、そうしたガラスの製造法は、門外不出の極秘とされている。
板ガラスの製法も確立されている。
溶かした金属でつくられた滑らかな板の上に、溶かしたガラスを流す方法。
大きな物は作れないが、ステンドグラスなら可能。
非常に高価であるが、一部の大貴族の邸宅や大国の王宮、神殿等には使われている。
魔法で透明度が高く、割れにくいガラスをつくる事も可能。
ただし、さらに高価で極々少量しかつくれないため、ほとんど無意味な趣味の世界。
この世界のガラスの問題点
鉱樹類の樹脂からつくる、熱塑性高分子ポリマーの利用がある事。
割れなくて扱いが簡単。
ガラスほど大量の燃料を必要としない。
当然ガラス類よりも安くなる。
ガラス類はステータスとしての品物になるかも?
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最終更新:2010年03月14日 00:07