概要
基本的に全ての神々は守り神であり、主要な13の神殿以下、小さな所も含めれば、100を超える数の神々が存在しており、それぞれに神殿が存在している。
また、同じエディウス神であっても、王の守護神としての神殿と、天空神としての神殿が同じ街の中に別々に存在していたり、複数の神々が一つの神殿に祀られていたりもする。
帝国では、無数の神殿勢力の大半が、一つの多神教的神話体系の中に組み込まれており、神殿勢力同士の争いは少ない。
独自の戦闘集団を維持している神殿もあり、防衛戦争の場合や、敵対する神殿勢力との戦い(ほとんど無いが国家間の戦争において、利用される場合がある)では、帝国や土地の領主に対し、兵力の拠出を行う場合もある。
多くの主神殿は、荘園(鉱樹類の栽培を行う農地)や領地をもち、その力は下手な大貴族よりも強い。
全ての神殿は、文字を言葉を大気、つまり神々の手から奪い、穢す行為だとして禁止しており、その原則に忠実な原理主義的傾向の神殿勢力も多い。
当然書物は「忌まわしいもの」とされ、排斥されている。
各地で盛んに焚書なども行われている。
魔法使いや学者が胡散臭い職とされたり、忌み嫌われる存在とされる理由もそこにある。
ただし、基本的には全ての神々は守護神であり、大半の神殿では文字の使用以外で戒律を守らせたり特定の行動を強要したりする事は少ない。
アルールシアの主な神殿勢力
エディウス:主神。天空神。王の守護神。あらゆる契約と誓約の守護神。
アエリス:最高位の女神。結婚生活や女性の守護神。
ルティア:知恵の女神。勝利の女神でもある。
サグザ:光の神、太陽神。芸術の守り神でもある。
アルグ:農耕神。戦士の性格をもつ。
シルヴィー:白い月と愛の女神。美の象徴。
トーラポーラ:商業、交易の守り神。神々の使者として地上に現れる。
ミルヴィー;青の月と森と樹木の女神。出産を司る。
ヌトゥース:海神。水の神。航海の守護神。
シリレス:大地の女神。豊穣の女神。良き死の送り手。
フレマナ:火の神。大地の支え手。鍛冶や金属加工の守護神。
イティリス:家庭の守護女神。王の守護女神。エディウス神の娘。母神はアエリスともシリレスとも。国と地域によって違う。
ファールス:自ら人となった神。トリックスター。
他
ウリアス:女神シリレスの娘。復讐の女神。原理主義の狂信的集団に信仰されている。
レヴィオロ:時の神。時の流れを司るとされる。地域によってはファールス神の対神(兄弟とされる場合もある)ともされる。
イレイア:エディウス神とアエリス女神の娘とされる神。子供の守護神。主神殿では孤児院的な施設を運営している事が多い。
レダリアニス:シリレスを守る森の神。草花を愛でる心をもった狩猟の神でもある。猟師達からの信仰が厚い。
オクバコゥ:酒と狂気の神
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最終更新:2013年02月21日 08:39