文字@アルールシア帝国


目次


概要


この世界の文字は、一般に神聖文字と呼ばれ、もっとも基本のものはたった二つの記号でできている。

その二つの記号を使って、この世の森羅万象を記述する。

一般に使われるのは数字も含めて18の記号と、種族記号の人、ヴォル、プリマを表す3つの記号しか存在しない。(実際には種族記号は4つあるが、最後のイルカをあらわす記号はほとんどしられていない。また、神聖文字に種族記号を持たない種族を亜族、亜種と呼ぶ。差別や偏見、迫害等の要因ともなっている)
ちなみに数字が9記号(基本則的にはローマ数字に近いが、3999以上の数字でも使われる)あり、文章には残りの12記号が使われる。

一般的に、人族の数字にゼロ、零は存在せず、極一部の魔導師達の間に、概念上の秘術として伝わっているだけある。

また、算術はヴォル族が使う8進法が一般的で、数学もそれに合わせて作られている。
プリマの国や、一部の人族の商人集団では、10進法も使われている。
当然、数字の記述もそれに合わせて違うため、国が違うと同じ記述でも数値が違う場合があるが、一般的に数字の場合、一番最初に人、ヴォル、プリマを表す種族記号が付け足される事で、それが10進法か8進法かの区別がつけられるようになっている。


文字や数字が、事実上暗号と同様の、難解な規則によって縛られているため、専門家でないかぎり、それを自由に読み書きするのが不可能。
貴族達はもちろんそうした文字や数字の読み書きは習うが、自在に利用できるかというと、やはり問題がある。


文章とは、書かれた内容を読み解くために必要な解読法が、一番一般的な法則で記載されており、その後に記号化された情報が並んでいるものを言う。

大半の書物も同様の書き方になっており、口語を記号化した文字で書かれた文書など存在してはいけない事になっている。

また、これらとは別に、音を記号化する、音階に似た表記法が、一部の神殿と吟遊詩人の間に伝わっており、これには5つの記号使って表す五音音階に全音階、半音階が存在し、歌として物語を記述するのに使われているが、全て秘伝である。


周辺国では、チルが比較的文字使用に関して寛容。






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最終更新:2010年09月19日 23:41