ハイズ伯爵領
概要(基準となる日時:帝国暦27年6月(シルヴィー)15日)
現在のハイズ伯爵はアンリ・アラソン・ベル・ハイズ
6人の子供がおり、内3人が男。
ハイズ伯爵領についての覚書
緯度と暖流の影響から、はっきりとした四季があり、気候としては湿潤で温暖です。
地図に示された都市は、基本的には壁に囲まれた居住地を指しており、周辺に存在するはずの農村や集落については表示されていません。
主な産業は畜産で、羊毛の生産と馬や騎竜の生産で生計を立てています。
羊毛の生産でもっとも有名なのはシュルコやヴェールといった北部の都市で、人よりも羊の方が遥かに多く住むとして有名です。
また、シュルユ山麓のリェタでは、冬は麓で放牧を行い、夏は山地で放牧を行う正移牧と呼ばれる手法で、良質な羊と山羊の毛を産出しています。
ほぼ全土が痩せたシラス台地に存在する森林地帯であり、農業については大規模な灌漑を行わない限り米や麦の生産には不向きです。
ただし、リリマナ周辺ではその水利を利用した、水稲や陸稲の栽培が行われており、周辺地域の生活を支えています。
リリマナ
リリマナ湖畔の町です。
ジュルユ山から流れるリリマナ(シュルコより上流ではヴェール川)川と、リリマナ湖の恵みによって栄えている町です。
人口は千人に満たないほどですが、北部のこの地域では比較的大きな町であるといえます。
また、水車(兼灌漑)用に作られた用水路と、居並ぶ巨大な水車群が有名です。
シュルコ
ヴェール川の畔に位置し、畜産(主に羊)が盛んです。
ヴェールとリリマナ湖畔の田園地帯とを結び、その産物を南部のウレラナ方面に出荷する中継地としても栄えています。
ヴェール
畜産の街です。
周辺の平原地帯では、人口の十倍近い羊が放牧されています。
リェタ
ヴェールと並ぶ畜産の街です。
冬はシュルユ山の麓で放牧を行い、夏は山地で放牧を行う正移牧と呼ばれる手法で、良質な羊と山羊の毛を産出しています。
デブラ
リリマナ川の支流に位置し、比較的水利の良い谷間を利用した、ネル半島の典型的な田園地帯に存在します。
モウラ
首都ウレラナから北部への玄関口となります。
北部の五都市と、サガミベースを含む、東部の三都市を結ぶ交通の要衝でもあります。
デブラと同様、リリマナ川の支流によって潤い、比較的農業生産力が高い地域です。
特産品などはありませんが、ウレラナの食料基地としても重要な位置をしめています。
マラム
デューヴェス山脈に連なる北のマラム山の恵みと、ウレラナ盆地の平野部で産する農産物によって、東部(マラム、ダーム、サガミベース、アヒラム)ではもっとも栄えている都市になります。
ダーム
放牧と狩猟を主な産業としている、猟師と羊飼いの町。
穀物は大麦やカラス麦程度しかとれませんが、貴重な薬草の宝庫であり、貴重な毛皮の産地としても有名です。
アヒラム
ウレラナで消費する食料の産地の一つ。
余剰生産力のほぼ全てがウレラナで消費されるため、特産品というものは見当たらないが農民達の暮らしは比較的豊か。
ウレラナ
ハイズ伯爵領の首都。
ネル北部では、サフルナに次ぐ賑わいをみせる都市である。
ウレラナ周辺には平原が広がっており、ラウやマフリルでは騎竜の放牧が盛んです。
盆地のため冬は比較的寒くなりますが、水が凍るほど寒くなる事は稀です。
ラウ
ハイズ家の本領があった街で、騎竜の牧場が広がります。
「羊飼いが騎竜に乗る土地」としても有名です。
ケラム
エイラ
ミラウ
マフリル
フィラバ
エプト
毎年、シルヴィーの30ファルス(29ファルスに前夜祭としてお祭りがある)から、トーラの3ファルスまで、大規模な騎竜の市が開かれます。
同時に馬や羊などの家畜の市も立ち、騎竜については、遥か帝都から買い付けに来ますので、その賑わいは想像を絶するものとなります。
ジェンス
レスタス
ノイラ
ラドウル
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最終更新:2010年08月21日 04:09