魔族戦線とその影響について


魔族戦線とは、魔族とベルジニアを代表とした多種族連軍間で現在も続いている
対立のことである。
ベルジニア帝国領土と魔族領域の境を挟んだ形で、戦線が展開されている。
過去に行われた大戦の延長線にあるもので、現在は消極的な小競り合いを続けている。
ベルジニア側は魔族を絶対悪とし魔族の殲滅を勝利条件に掲げているが、過去の大戦
で見せつけられた魔族の強大さを恐れ、本格的な戦争を仕掛けるには至っていない。
魔族側も大戦時に活躍した大物魔族が参戦していない為、現状では血気盛んな新参が
ちまちまと戦っているに過ぎない。
双方それぞれの理由から睨みあいが続いているため、独特の緊張状態にあるといえる。

現在のベルジニア議会では、戦線の展開について大半が現状維持を支持している。

戦線付近では、魔族による転移魔術で魔族領域に連れ去られる【遊び】が稀に起き、
その大半は領域内部で悲惨な死を迎えている……との噂もあるが、
戦線から離れた地域ほど、戦線の戦火的影響はあまり大きくない。
だが、魔族=絶対悪とする認識が常識レベルで世界一般に浸透していることや、
周辺に生息している魔物による被害防止のため、殆どの街村で純粋な魔種族生物対策の
結界を展開し、住民を保護している。



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最終更新:2010年10月08日 18:44