ゲゲゲのローゼン @ ウィキ

歌う者に合う曲を選ぶ!妖怪カラオケ

歌う者に合う曲を選ぶ!妖怪カラオケ


ぬりかべ「ぬりかべ~。猫娘、持ってきたぞ。これでいいのか?」
猫娘「ええ、それよ。ありがとう、ぬりかべ」
ドサッ
雛苺「わ~、重そうなの~」
鬼太郎「猫娘、それは?」
真紅「岩?でもテレビの画面らしきものがあるわね。それとこれは…マイク?」
猫娘「さっき、歌だバンドだって話になったから思い出したの。最近出来たばかりの妖怪カラオケよ」
蒼星石「妖怪カラオケ…ですか?」
猫娘「そう、妖力で動くカラオケで人間には扱えない代物なの。これのおまけ機能が面白いのよ」
翠星石「? こいつに手足が生えて歌と一緒に踊りだすとでもいうのですか」
猫娘「そこまで変じゃないわよ。ほら、ここにボタンがあるでしょ」
目玉親父「ふむふむ…」
猫娘「このボタンはその妖怪に合った曲を自動的に選んでくれるのよ。押した本人が知らない曲でも歌えるんだって」
鬼太郎「知らない曲でも?そんなバカな」
猫娘「とりあえずやってみるね。どんな曲が入るんだろう…オシャレな歌がいいな」
ポチ
猫娘「『三十路岬』小神あきらって…。これ演歌じゃない!あら?かわいい人」
雛苺「猫娘、この人知ってるの?」
猫娘「全然知らないわよ!えーっ!?手に持ったマイクが離れない」
真紅「一度選曲されたら最後まで歌えって事のようね」
猫娘「も~知らないわよ!」

ttp://www.youtube.com/watch?v=X0hq8bPUbJg&feature=related

雛苺「わ~!すごいすごい!歌いきったの~!」
目玉親父「うむ。コブシがきいておるな」
鬼太郎「しかし…何というかすごい歌詞だね」
翠星石「猫娘の未来を歌っているようですぅ」
猫娘「何ですって!」

鬼太郎「次、誰かやるかい?父さん、歌ってみます?」
目玉親父「いや、わしじゃそのマイクは持てんよ。お前達でやってくれ」
雛苺「は~い、次は雛の番」
猫娘「…覚悟しておいたほうがいいわよ」

雛苺「あっ!この人知ってるの~!」
鬼太郎「ああ、テレビによく出ているアイドル歌手だね」
雛苺「2ばん雛苺、なつかぎりのいまーじゅ歌いま~す」

『夏かぎりのイマージュ』江戸前留奈
ttp://www.youtube.com/watch?v=fSf8dS5f0hk

鬼太郎 パチパチ「上手だったよ雛苺」
雛苺「ふぅ、大声で歌ったらすっきりしたの~」
翠星石「確かに合っていたけど、何かつまらんですぅ」
蒼星石「この江戸前留奈って歌手、何度かテレビで見たけれど何処か普通の人とは違うような…こう、雰囲気と言うか…」
鬼太郎「人と違う?ひょっとして妖怪の仲間だったりして」
真紅「妖怪なのにアイドル歌手?そんな事できるの?>>555で無いって言ってたじゃないの」
鬼太郎「うん、普通ありえないけれど、人と違うってことがバレなければ大丈夫じゃないかな」
猫娘「じゃ、じゃあ私もデビューできるかな?かわいい服を着て…、大勢の人の前で歌って…」
鬼太郎「それじゃ次、誰か歌う?」
猫娘(…スルーかよ!)

翠星石「しゃーない、翠星石がいくですよ。次は蒼星石ですよ」
蒼星石「僕は…、あまりやりたくないなぁ」
翠星石「そんなこと許さんです。さぁ、ちゃっちゃと進めるですよ」

目玉親父「ほう…、これは前の二人に負けず劣らずかわいらしい子じゃないか」
鬼太郎「何か頭が良さそうな感じですね」
猫娘「えぇっ!、…鬼太郎、あんな娘が好みなの!?」
翠星石「まぁ翠星石には及びませんがなかなかのものですぅ。この選曲、一応合格ですよ」

『COOL EDITION』朝倉涼子
ttp://jp.youtube.com/watch?v=gAo3hEmUMAo

  シ──────────ン…

翠星石「こっ、この…」 ワナワナ…
雛苺「こ…、怖い…。でも翠星石とは気が合いそうな人なの」
翠星石「このチビ苺!せっかんしてやるです!」
雛苺「うわー!ナイフ持って追いかけてくるのー!」
バタバタバタバタ!
真紅「まったく…騒がしいわね」

雛苺「えーん、ぶたれたのー!」
翠星石「こうなりゃ全員の歌を聞かなきゃ気がすまねーです!蒼星石、次!」
目玉親父「やれやれ、こうなったら止められないか」
鬼太郎「このカラオケ、何か呪われてるんじゃ…」

真紅「女の子が三人…。歌っている人とは違うようね」
蒼星石「嫌な予感がする…」

『MATOKONOKO』マコト
ttp://jp.youtube.com/watch?v=RwhDSDtSv9s

蒼星石「………………………………………………………」
翠星石(この歌って…)
猫娘(女装している男の子の歌!?)
真紅(ツッコミいれてはいけないわ…)
鬼太郎(とりあえず黙っていよう…)
雛苺(蒼星石泣いてるの…)

蒼星石「………………みんな、気をつかわなくていいよ(しくしく)」

翠星石「さて残るは…」キラーン☆
真紅「ギクッ!わ、私はいいのだわ。みんなの歌だけでもう純分満足。そろそろ紅茶の時間だし…」
雛苺「はい紅茶、これ飲んだら歌うのー!」
蒼星石「今更逃げるのは卑怯だよ…」
真紅「蒼星石まで…」

翠星石「えっ?」
真紅「どうしたの?これで満足なんでしょう」

『恋するレシピ』ミント・ブラマンシュ
ttp://jp.youtube.com/watch?v=NgDLD8LIc2c

真紅「終わったわ」(ホッ、まともな歌で良かったのだわ)
猫娘「何か腹黒そうな気もするけど変な娘じゃなかったわね。ちょっと拍子抜け」
翠星石「釈然としねえです…。真紅には猫耳を生やした語尾に「にゅ」を付けて話すロリ声の娘が来ると思っていたのに…」
真紅「ちょっと、いったい誰の話?」
天の声「動画が見つからなかったんだよぉぉぉぉ」
鬼太郎「妖気!…違うか」

真紅「最後は鬼太郎の番ね」
鬼太郎「…しょうがないなあ」
蒼星石「鬼太郎さんには、どんな歌が選ばれるんでしょうね」
翠星石「やっぱり例の、ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~ってやつですかね」
目玉親父「普通ならそんな所じゃろうな」

一同「はぁ!?」
真紅「何?このロボット」
鬼太郎「これ女の人の歌じゃないか!こんなのできっこないよ!」

『JUST COMMUNICATION』TWO-MIX
ttp://jp.youtube.com/watch?v=Z7P0phyE2to&feature=related

鬼太郎「歌いきったぞ…はぁ、はぁ…」
蒼星石「すごく合ってましたよ。流石です鬼太郎さん」
真紅「ご苦労様、ノリノリだったわね。RHYTHM EMOTION、WHITE REFLECTION、LAST IMPRESSION…他にもあるみたいよ。続ける?」
鬼太郎「えーっ?もう勘弁してほしいなぁ」
真紅「それじゃ他に誰かいる?翠星石、納得いってないんでしょ。どう?」
翠星石「もういいですぅ。…真紅め、自分は大丈夫だったんで余裕ぶっこいてやがるです」
蒼星石「その機械もう見たくもないよ…」
鬼太郎「それじゃこれで終わりとしますか」
目玉親父「そうじゃな、そろそろこんなネタは声優板に行けとか指摘がありそうじゃしのう」

「見ーつけた。こんな所で、真昼間っからみんなで引きこもり?」

真紅「水銀燈!」
翠星石「何しに来やがったですか!」
水銀燈「あらあら、こっちからわざわざ出向いてあげたっていうのに、それが客に対する口のききかたかしら?」
鬼太郎「急に来られても困るって。一体どういう用件だい?」
水銀燈「やる事なくて暇なのよ。いじめる相手はこんなむさっ苦しい所に集まっているし…」
雛苺「すいぎんとう、暇なの?」
水銀燈「そうよ、すっごいヒマ」
猫娘・翠星石(ニヤリ)
猫娘「じゃあ水銀燈、この妖怪カラオケやってかない?」
水銀燈「カラオケ?」
翠星石「とっても楽しいですよ。今みんなで盛り上がってたとこですぅ」
鬼太郎「ちょっと、そのカラオケは…」
翠星石「鬼太郎は黙っているです!これは凄いですよ。その人が今一番格好良くなれる曲を選んでくれるのです」
真紅「あら、いつの間にそんな設定が追加されたの?」
猫娘「シーッ!どう、来たついでに歌ってみない?」

水銀燈「機械が勝手に選ぶって事?ふ~ん、自分じゃわからないんだ…」
真紅「どうしたの?その程度で怖気づいてるわけじゃないでしょうね?」
水銀燈「な、何言ってるのよ!何の問題もないわ!アリスに一番ふさわしい私に合う曲は、それはクールで華麗で優雅な曲が選ばれるんでしょうね」
猫娘「やるって事でいいのね。じゃ、このマイク持って、そこのボタンを押して」
水銀燈 (恐る恐る…)ポチッ

蒼星石「綺麗な人だなぁ…」
雛苺「うん、それに…ぶるんぶるんだぁ~。猫娘は…(チラ)ジー」
猫娘「ちょっ…雛苺、どこ比べてるのよ!」
目玉親父「ノリのいい曲じゃな」
水銀燈「…お世辞?!何なのよこのピンクのいらつく髪は!しかもあの格好、恥ずかしいったらありゃしない!こんなブリブリの歌を私に歌えって言うの?!」
鬼太郎「…そうなるね」
水銀燈「イヤよ、私もう帰る!…って羽が出ない?!か、体が勝手にリズムを…!」
翠星石「もう手遅れですよ。(ニヤリ)観念して最後まで歌うです」
水銀燈「助けて、お父様~!」

『Emotion』ミーア・キャンベル
ttp://jp.youtube.com/watch?v=huSIt6dab3Q&feature=related

水銀燈 ぷるぷるぷるぷる…
猫娘「お疲れ様♪凄く素敵だったわよ」
翠星石「これならコロニーの歌姫も夢じゃないですぅ」
水銀燈「…あ、貴方達は…私を騙したのね!」
鬼太郎「別に騙したわけじゃないって。他のみんなも大方こんな選曲をされたんだ」
真紅「まぁ、私は違うけどね」
水銀燈「他の奴らも…?そう、元をただせば、この機械が悪いって事ね」
目玉親父「おい…、何か危ない雰囲気じゃぞ」
水銀燈「ジャンクにしてやる!ぐぉぉぉぉ!」
鬼太郎「やばい!みんな取り押さえるんだ!」
ガツッ!ジタバタ、ジタバタ
水銀燈「離せ、離しなさい!あのふざけた機械は私がブチ壊すのよ!」
真紅「見苦しいわね、そんな下品じゃアリスになんかなれないわよ」
水銀燈「真紅~!」
鬼太郎「それじゃ今のうちに機械を持っていくね」
水銀燈「待ちなさい!」
目玉親父「やれやれじゃな…」

タンタンタンタン…
鬼太郎「ん?誰か梯子を上がってくるな…」
蒼坊主「よう、久しぶり」
鬼太郎「! 蒼兄さん」
真紅「あら、珍しい。今日は迷子にならなかったの?」
蒼坊主「相変わらず真紅はきついなぁ…。青森から南へ行く途中なんで寄ったんだけど。親父さん、これお土産」
目玉親父「おお、いつもすまんのう。…これ八つ橋なんじゃが」
蒼坊主「細かい事は気にするなって。おや?人形のお嬢ちゃん達も勢ぞろいじゃないか。そんな所でプロレスごっこかい?」
翠星石「これが遊んでいるように見えるのですか!この凶悪人形をみんなで必死に取り押さえてる所です!」
水銀燈「誰が凶悪人形よ!いいかげん離しなさい!」
蒼坊主「落ち着きなって、どうしてこうなったんだ?」
鬼太郎「蒼兄さん、原因はこれなんです…」
蒼坊主「ほぅ、これは妖怪カラオケじゃないか。こいつ変な歌ばっか選ぶんだよな~」
真紅「知っているの?」
蒼坊主「いっぺん歌った事があるよ。『青葉春助 ザ・根性』とか言う歌だっかな。その場のみんなに笑われたっけ…」
目玉親父「それは古い歌じゃなぁ」
蒼坊主「恥ずかしい歌を歌わされるのはきついからなぁ…だからこんな雰囲気になったのか」
鬼太郎「…そうなんです」
蒼坊主「よし、俺も一曲歌わせてもらおう!俺も笑われるからみんな仲直りしようや」
真紅「あら、おやさしい事…」
鬼太郎「蒼兄さん…、大人です」

『クックロビン音頭』
蒼坊主「おや?この前のとは違うなあ。音頭ってからには盆踊りみたいなもんか」
真紅「せいぜい楽しく歌って頂戴」

ttp://jp.youtube.com/watch?v=MfFISjlIMR4

 ピキ─────────ン

目玉親父「う、うーむ…」
蒼坊主「こ…、これはまいったなぁ、なぁみんな…あはははは」

真紅 ギンッ!「これって私に対する嫌がらせ?いい度胸ね…」
蒼坊主「お、おい。そんな睨むなって。機械が勝手に選んだんだ」
水銀燈「落ち着きなさい真紅。みんなあの機械が悪いのよ…」
真紅「そうね…。悪い子にはお仕置きしないとね…」
雛苺「二人とも怖いのー!」
鬼太郎「こうなったら僕にも止められそうにないな… !!! 妖気!」
真紅「何!?」

ジャキーン!ジャキーン!

雛苺「ほへー…」
猫娘「嘘…」
翠星石「あのカラオケ、本当に手足が生えやがったですぅ!」
目玉親父「防御本能でも持ってとるんか」
鬼太郎「すごい妖気だ…」

水銀燈「抵抗するってわけ?面白い、私に勝てると思っているの?」
真紅「だめよ水銀燈…」
水銀燈「何よ、邪魔する気?」
真紅「あいつをバラすのは私よ」
猫娘「あの二人、目がイッちゃってるわ」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

水銀燈「素直に壊されなさい!」
真紅「おいたはここまでよ!」
一同「あっ!」

スタタタタタタタ!!

蒼星石「逃げた…」
翠星石「凄い逃げ足ですぅ」
鬼太郎「あの妖気、全部逃げるためのものだったんだ。そりゃ速いよ」
青坊主「あんなことばかりしてたんじゃ、他でもありそうだもんな」
目玉親父「おや、真紅と水銀燈は?」
雛苺「とっくに追いかけてったのー」
猫娘「やれやれ…貸りてくるんじゃなかった」

水銀燈「出てきなさい!グッチャグチャのジャンクにしてやる!」
真紅「ここまで恥をかかされたからには、生かしておかないわ!」

(おしまい)