欧米ではふつう「Five Ws」、「Five W's and One H」、または略して単に「Six Ws」と呼ばれるが、日本では更に「1H」を足して「5W1H」とする。

順番は、決まりはないというのが主流である。

  1. Who(誰が)
  2. What(何を)
  3. When(いつ)
  4. Where(どこで)
  5. Why(どうして)
  6. How(どのように)

という順番が英語圏の文法では分かりやすい。日本では、

  1. When(いつ)
  2. Where(どこで)
  3. Who(誰が)
  4. What(何を)
  5. Why(なぜ)
  6. How(どのように)

という順番で説明されることが多く、欧米の主体・客体重視に対して時間・場所を重視するという傾向が見られるようだ。逆に言えば、通常日本人の思考ロジックで、時間・場所を明確にして話していないという問題にたいする注意喚起として最初に時間・場所をあげているとも考えられる。しかしながら、それ以上に、主語・述語(主体・客体)の曖昧化が日常茶飯事なため、なぜ、どのようにから話が始まって、一体何の話なのかが分かるまでに3分程度を費やす事が少なくない。つまり、何の話(what)が出てくる順番が遅い。試しに、そのような日本語をコンピューターで直訳してもさっぱり意味の通じない英語が出来上がる事が多い。また、直訳に加えて和製英語を交えてしゃべる日本人も、外人から恐れられている。日本人の会話で更に問題なのは、相づちをやたらと求めることである。私は、相手の主張がある程度見えるまで相づちはうたない。意味のわからないのに相づちは却っておかしいだろ。なのに、相手はワンセンテンスごとに相づちを求める。いいたいことをさっさと言えよ!と思う。というか、電話する前に、言いたい事は整理してから電話しろよ!

また、
  1. Why
  2. What
  3. who
  4. When
  5. Where
  6. How

や、

論文の流れとして

  1. What
  2. Why
  3. When
  4. Where
  5. Who
  6. How

聞き手や読み手にまず話の中心点を与える必要があるので「何を」から説明する。「何を行ったのか?」に興味をもったならば、人情として「それを行った理由を」知りたくなるのが当然のこと。「いつ、どこで、誰が(誰と)」は固有名詞が登場する確率が高いので、少なくとも私は「何を」「何故」の後にこれを聞きたい。一番、技術的・専門的知識が必要とされる「どうやって」は一番最後に明示するべき。

の順番が分かりやすいなど、使う場面や、使い方により各種ある。

これらの問題は、言語の文法的な問題ばかりでなく、話し言葉と書き言葉の形成、話し手と聞き手の脳の活動などの分析を加えたアプローチが必要となる。
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