社会福祉学専攻課程協議会
Council of the Department of Social Welfare : CDSW
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社会福祉学専攻課程協議会(社専協)とは
社会福祉を専攻する大学院生・教員同士が大学の枠を超えた交流・情報交換をする場が必要であるという認識から、委託聴講生制度の取り扱いを定める機関として1982年に設立されました。委託聴講生とは学生が研究上の必要から自己の属する大学院以外の大学院授業を聴講することを希望するとき、両大学院間の諒解により所属大学から相手大学に委託される学生のことです。委託聴講生には単位の互換制度が認められますので積極的な活用が薦められています。
2007年現在社専協の加盟校は以下の12校となっています。
- 関東学院大学
- 淑徳大学
- 上智大学
- 大正大学
- 東洋大学
- 日本社会事業大学
- 日本女子大学
- 法政大学
- 明治学院大学
- 立教大学
- 立正大学
- ルーテル学院大学
社専協の活動として、各大学院から代表委員が選出され、月に一度のペースで代表委員会を開催して運営されています。
具体的な活動としては、
- 大学院生の交流を目的とする「全国社会福祉関連大学院院生交流会」の開催
- 「関東大学院生研究会」の開催
- 各大学院生の研究テーマを集め冊子とする「研究題目一覧」の作成
- 各大学院の教授や講義内容の紹介をする「大学院案内」の発行
- 各大学院で自主的にとりくまれている自主研究会、自主学習会の情報提供及び参加の呼びかけ
- 社専協1年間のとりくみをまとめる「活動報告集」の作成
などが挙げられます。
「社専協」における様々な活動は、社会福祉従事者・実践者にとって自己の学識を深めることと同時に重要である人的ネットワーク、情報網をさらに広げるよい機会であり、良い場であると考えています。委託聴講生制度の活用はもちろんのこと自分の研究テーマと似た院生と話がしたい、あるいは自分とは異なった視点からの意見も聞いてみたい、どうしても必要な文献がある、自分が今行き詰まっている、あるいはこのような情報や発見があったということをぜひ他の院生にも教えてあげたい、の大学の先生の授業を聞きたい、聞いたほうが良いと教えてあげたいなどなど「社専協」の活用の仕方は様々です。
最終更新:2007年08月19日 01:12