Alpha



Alpha / 瓜ウリP&しろーにP



足音鳴るような 白い世界の真夜中
ずっと二人で 歩いてきたんだよ
街灯下のベンチは この大きい街で僕らだけの


小さなソラノカケラ てのひらに落ちた
君は空見上げた僕にきいた
貴方はどうして上を向くのさ
君が… 空に綺麗な星があるから

例えば君は こと座のアルファ
並んで飛んでも この距離は光年
曇り空 立ちはだかるMilky
じゃあ頬を伝うこれはアメ?


君は微笑んだ 僕の未来に
「軽くなったら はばたいてみせて」
でも落ちたのはその翼
嗚呼、君のそばが恋しいよ


君が滲んだ 僕には見えない
あと 三歩が遠すぎて
そんな顔して笑わないでよ
二人すれ違う奏(かなで)

伸ばした手は すがれませんでした
かろうじて つかんだのは空気でした
僕が欲しいのはただ一つ
それは何者でもない たった一人の君だったんだよ


それから歩む歩幅は 前より少し小さくなって
息切れすることもなくなったよ
でもそれは僕が望んだモノとは程遠くて
君のそばが恋しいよ








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最終更新:2011年10月03日 23:17
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